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急いては事を…

2008年04月09日 | 南十字☆ KO-KAI日誌
受験というのは、最終的には試験で判断される、厳密なものです。
1点の差で、合否が決まるわけですから、合格最低点にとどいていなければ、0点と同じ扱いになります。
その厳しさは、充分にわかっておく必要があります。

一方で、中学校を受験するまでにも、たくさんの試験を受けます。
それぞれの試験には、時期や内容によって、様々の役割があるわけで、入試のテストとはまったく違うものです。

そういったテストの結果に対して、どのような評価や判断をすればいいのでしょう。

これは、保護者の方にとって、大変に難しいわけですが、中に、毎回のテスト結果を、あたかも入試のように「合」「否」のふたつの選択肢だけで判断している方があります。

入試の厳しさを考えると、その気持ちもわかりますし、親として、一生懸命になる気持ちもわかります。
しかし、そういった判断・評価を、常に与えられる子供としては、息苦しくなるのは当然です。

できるだけ、そういった「一刀両断」的な評価は、避けるべきです。
どこが出来たのか、どこが出来ていないのか、きちんと分析をし、その両方を示してあげることが大切です。
そして、次のテストまでにどのような準備なり、対策をするのか、具体的に話し合ってあげてください。
「だめだ」「どうしようもない」「もうやめろ」といった叱責だけでは、絶対に子供は伸びません。
「良し」「悪し」を示し、さらに次への「展望」を示すことで、入試へつながるモチベーションが生まれるのではないでしょうか。






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