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いよいよ新学期。勉強のペースを再確認。

2008年04月08日 | 家庭学習のヒント
春休みが終わり、今日から新学期です。
春期講習会に参加され、「塾」での「受験勉強」中心の毎日を過ごしておられた方も多いと思いますが、今日からは、勉強のペースを再構築しなければなりません。

まず、学校生活の変化。
新学年になり、担任の先生が変わるなど、学校での生活ペースを見極めることが必要です。
学年が上がって、授業終了時刻が遅くなったり、宿題の量が変化したりするでしょう。
勉強内容の難易度については、それほど大きな問題はないと思いますが、毎日、多くの時間を過ごす場所です。
どういったペースになるのか、しっかり見極めることは大切です。

注目しておきたいのは、1週間単位の学習ペースになるということ。
お通いの塾によって違いがあると思いますが、春期講習会中には、「曜日」の感覚を感じることが少なかったのではないでしょうか。


また、塾の学習も、学年が上がることで、曜日・時間帯の変更などがあるでしょうし、なによりも学習内容が難しくなっていきます。
そうなると、就寝時刻も変化してきますし、塾がない日の勉強時間帯なども変化するでしょう。
そういった面も、少しずつ調整し、作り上げていかなければなりません。

できれば、4月の下旬にかからないうちに、そういった1週間の過ごし方を作り上げたい。

なぜなら、その後に、GWがあるからです。
その期間は、学校の勉強がないでしょうし、塾でもお休みになったり、逆に特別授業があったりと、普段とは違う生活リズムになりがちの期間です。
せっかく作り上げた学習ペースを、GW明けには、きちんと取り戻せるよう、それまでにきちんと作っておくほうが良いでしょう。

ちなみに、私どもの塾では、GWとお盆休みは、貴重な長期休暇と考えて、お休みにしています。
もちろん、学習した内容を保持するための宿題は出しますが、あえて、特別な期間として設定することで、それまでの学習ペースをストップし、終了後に再スタートを切るように指導しています。
なお、GW後の最初の授業では、確認テストも実施します。
これは、成績確認というよりは「目を覚ましてもらう」ためのテスト。
休みは終わり、勉強が再び始まるということを自覚してもらうための工夫です。

お通いの塾では、どのように予定されているのかを確認されることも必要でしょう。