Soul 虎の穴

batiste band

ブート・ミックスCDの書き込み、少しは反響あったようで何よりです。とりあえず一石投じることは出来たような。
話は別になりますが、そこそこ前に付き合いで顔出したソウル系イベントで、話し相手もいないんで(DJ以外の客5人くらい)、わりと年齢近い人と話してました。音楽イベントなんで共通の話題は音楽になります。メジャーの音源は音圧あって出音が良い…。そ、そうなんですね、勉強になります、と答える私。メジャーなものヒット曲をちゃんと聞いてなくてマイナーなレコードばかり聞いてる奴はダメだ。ま、まったく私もそう思います、ファイブブラインドボーイズオブアラバマとかミシシッピとか聞いてないとダメですよね。あ、出した例が悪かったんでしょうか相手はイラっとしてました。しかしなんだか30年前を思い出す話題で、かつてレコード屋さんでシングル盤ばかり目が行く私にソウルファンらしき人からドラマチックス買えと説教されたことありましたから。すぐ買いましたけどね、スポート盤。これがクラッカージャック盤だったらもっとカッコいいんだけど、そんな簡単には手に入んなかったなあ。そりゃおいといて、さらにその人続けて現場系レコードとか云々言い出してきちゃって、とにかく反応に困ってました。歳を重ねたら何事も我慢であります。そうこうしてたらその人、DJだったようでさっそうとブースに向かいました。どんなもんだろうと思ったら、パソコンDJ…びしびし響くゲートリバーヴのスネア、そう80sど真ん中(涙)…客少ないから帰りづらいし、苦行の時間でありましたとさ。まぁDJやるけど客は来ない、人間屈折するんでしょうね。私はお釈迦様のように広い心でパソコンDJを聞きましたよ。音圧についてはわからなかったけど。
わたしは1980年代に主流であり多くのレコードで聞かれるゲートリバーヴのスネア音が嫌いです。ゲートリバーヴだけでなくドラム自体の流行りが変わったこともあのスネア音の原因であると言われてます。
そんな前ふりから取り上げたレコードはバチスタ・バンド。前に別の7インチを取り上げてます。こちらは1981年のシングルで、後のアルバムに収録されています。ちなみにAサイドの「ダンシンシューズ」ではゲートエコーびしびしです。私には無理。一方こちらのBサイドは、ハンドクラップ代わりにゲートリバーヴがかかるスタイルで、これくらいなら私は大丈夫です。ようはスネアをやたら強調されると耳障りで聞いてられないし歌ものだと全くヴォーカルが入ってこなくなるんですね。わたしにとって80年代は多感な時期でもありましたが、巷のヒット曲が単純に耳障りで、古い音源へ向かう切っ掛けでした。同時代だとこうしてマイナーな録音を含めてつぶさに聞いていくと、聞けるものもなかにはある、そんな時代だと思っています。まあ、いろいろ私が言うまでもなく、ゲートスネア、不人気だと思いますね。
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