ルイジアナ州バトンルージュから、ジョージ・パーキンスの1980年のシングルです。ジョージ・パーキンスといえばソウル・ファンには名高く、60年代から80年代にかけて数多くリリースしたシングルは、ソウルのレコードを集めているならベーシックなレコードとして避けて通れないシンガーだと言えるでしょう。つまりはそれだけ評価されているシンガーであります。いわゆるディープ・ソウルのシーンでの話でありますが。考えたら日本のソウル・ファンの王道だったディープ・ソウルは風前の灯、趣向の浮き沈みから盛り返す気配すら微塵も感じないこの頃でしょうか。そこで新しい括り、ディスコブギーで見てみると、あらあら不思議、ジョージ・パーキンスも甦るではありませんか。このシングルでは1980年らしくブギーしてます。ミッドテンポに冴えるシンセベース、ジョージ・パーキンスはほぼ合いの手くらい、いま脚光浴びるサウンドそのものです。