1978年、テキサス州フォートワースはル・カム・レコードよりリリースされた７インチを取り上げました。タイトルはミッドナイト・ブギー。ブギーを題材のレコードをチョイスした感じです。ディスコムーヴメントが席巻した70年代、テキサスのローカル・レーベルまでもがブギーというタイトルでリリースしてると。ル・カムはピック&ビルやマット&ロバーツ、エイモス・ミルバーンやブルース・チャンネル、シックス・フィート・アンダーｅｔｃ他にカントリーやら諸々、思い付くままでもかなり玉石混淆なテキサスらしさが滲み出たレーベルとも言えます。そんなレーベル中、唯一とも言えるディスコな作品がこのミッドナイト・ブギー。ディスコというにはあまりに洗練されてないファンキーさに取り上げるのも躊躇ったくらいです。かなりバタバタしたリズムセクションですが、ファンク好きならまあ大丈夫でしょう。
