ノースカロライナのメガ・サウンド・スタジオ・レコードより、たぶん1980年以降のリリースと思われる7インチを。このレーベル、あのメロウ・マッドネスのリリースで知られているでしょう。もう10数年以上前のことですが、ケブちゃんがプレイし初めて耳にした時の衝撃は今でも脳裏に…というほどではないか。思い出すのは、古いコレクターにとってはレーベルがカロライナのダイナミックアップセッターズで知られるメガ・サウンドだったこと。このレーベル、先のグループ以外はバンド・オブ・オズなんかのビーチ・ミュージック、それから他はソウルではないと、そんな駄レーベル扱いだったもので、ごめんなさい状態でした。今聞くとダイナミック・アップセッターズなんて、かなりフロア映えするし…さらに、このレコードをゼムさんのプレイで耳にしてから、またごめんなさいでありました。ディスコ・プギーとして、がっちりハマるレコードがこのリアリスティク・ファンク・バンドです。両面ともに性急なディスコ・ファンク・スタイル、バンドの勢いもあって、メロウ・マッドネスとはまた違ったバンドのうねりを感じるような録音です。どちらも素晴らしい楽曲ですが、私の好みとして、こちらの面を載せました。ジャズ・ファンク的であり、途中のブレイクもマニア心を擽ります。