宗玄文庫 別館   ~ ミュアウッズな日々 ~

50歳超えて吉祥寺周辺で乗り始めた自転車など、日々雑感

気軽に代々木公園・渋谷

2016年06月05日 | 自転車 日々の記録

 先週は、リハビリも兼ねた久々の週末自転車なのに100km弱の距離になり、最後の三分の一くらいは、早く帰りたくて仕方のない後悔の時間帯でした。今週は、これに反省して、楽しく乗るということで、思いっきり距離を短くしました。とは言うものの、少し仕事で渋谷に行かなければならなくなり、その往復に自転車を使ったというものですが・・・。

 渋谷往復なら、代々木公園経由で行けば全く問題はなく、神田川沿いに下った後は、井の頭通か水道道路の2択とすれば、地図も不要です。
 まずは、神田川沿いに明大前駅方向を目指します。本日も、神田川沿いは平和です。仕事の時間も午前中に到着で問題ないので、ゆっくり進みます。

 途中、杉並・高井戸横の焼却場の煙突の外壁改装工事をしていました。
 また、お楽しみの水道道路の手前で、鎌倉橋というのと交差しました。この辺は鎌倉古道なのでしょうか。確か、昨年秋の荻窪セミナーで鎌倉古道をやっていましたが、この辺りだったような気もします。名前だけはしっかりと残されていて、なんだか安心です。これが、神田川第一橋とかになると、味気ないことこの上なしです。

  

 で、水道道路と交差するところで写真を撮るのもお決まりで、水道管も写真を撮っておきます。
 その後、井の頭通と交差するクロネコヤマトの看板が見えてきたら、神田川とお別れして、井の頭通へ合流。行きは、このまま、井の頭通で代々木公園へGOです。

  

 明大前を過ぎてからの井の頭通は、少々アップダウンがあるのは難ですが、ほんとに快適です。迷う要素がないのでありがたく、京王線は明大前駅付近で踏切を渡り、小田急線は代々木上原付近で高架をくぐれば、代々木公園到着です。しいて言えば、明大前駅のところからしばらくは、道が大層細く、センターラインもあったかな?というところがあるので、そこさえ信念をもって進めば、いきなり両側2車線かつ余裕のある路肩に出ます。

  

 で、仕事は、3時間ほどで終わり、帰宅です。途中でどこかでおいしそうなお店があれば、昼食をとることにして移動開始です。
 新宿の人込みの中で自転車を置いて食事する元気もないため、新宿起点の水道道路は今回はあきらめ、行きと同じルートで帰ることとなりました。明大前駅で、玉川上水跡の公園で写真を撮ります。まだ、橋の欄干を残してあるのが渋いです。どうも、わざと歴史的な構造物として残してあるような気がします。

  

 玉川上水は、明大前駅の谷のところは、パイプで通り過ぎているようです。この段差を避けて、上流からここまで水を引いてきた江戸時代の測量技術に乾杯です。まず、最初の三枚は、明大前駅の谷間を下流側から通る前の公園の風景です。公園のジャングルジムも、昔あったかどうかは知らないけど、大きな水車がモチーフとなっているようです。

   

 そして、井の頭線をパイプで通過する橋のところが、次の三枚です。玉川上水のおかげで、新宿までの水道道路がまっ平らで感謝です。

  

 そのまま、玉川上水に入ると、後は久我山駅まで食事のお店はありませんが、久我山駅の付け麺甲斐を目指します。どうやら、この週末は蛍の放流をやっているようです。

  

 残念ながら、付け麺甲斐は、お昼休みでした。昼食時に開店した後は、夕方までいったん店を閉めるようです。代々木公園を出たのが1時過ぎなので、明大前駅あたりで食べておけばと後悔しきり。
 おまけに、夜に、久我山駅まで井の頭公園方面から歩いてきましたが、蛍は見えず。どうも終わったようです。蛍の放流は、久我山駅と富士見ヶ丘駅の間がメインだったかもしれません。

 でもまあ、26km程度の気軽な週末散歩で何よりでした。と思っていたものの、なんと!!、日差しも弱かったと思ったのに、半袖から出た手と顔がすっかり日焼けしてしまい、夜は体力消耗しては止めの就寝となりました。曇り空でも侮れません。






リハビリ 荒川CR + 入間川CR(一部工事中)

2016年05月28日 | 自転車 日々の記録

 前回、3月に少し遠乗りしてから、遠出はほとんどなし。5月の連休は、家族で旅行に行ったり帰省したりと、それだけでお腹いっぱいだったのですが、その前後もせいぜい片道3~40分の小金井公園や野川公園に行くくらいでした。自転車よりも、家にいてゴロゴロ本を読みたい気分で、まあ、したいことをするのが良いやと自転車は放置し、来る週末、来る週末、ゴロゴロ、ゴロゴロとしていました。
 しかし、昨年末頃か、家族から「単なるデブが、筋肉質デブになってきた」とお褒めの言葉をいただいたのに、最近また単なる肥満体に戻り、アルコールのせいもあるのか、体調もなんだかすぐれない感じです。もうすぐ梅雨に入りそうで、その後の夏日も、果たして自転車に乗れるかどうか不安だったので、今週末は是が非でも乗ろうと心に決め、金曜の夜もアルコールなしで帰宅しました。

 コースは、負荷が少なく割と長距離行けるコースとして、荒川CR+入間川CRを選択です。今回は、携帯の調子が悪く、グーグルマップやルートナビが使えなさそうなので、記憶だけでも行けそうなコースというのも選択条件となりました。

 まずは、いつもの通り、西荻窪駅経由で光ヶ丘公園を目指します。途中時々通過する輪島ジムの前で写真を一枚。西荻窪駅周辺では見かけたことがありませんが、井の頭公園周辺では、良く掃除(ゴミ拾い)をしながら散歩されている輪島選手をお見掛けします。頭が下がります。周りの人からたくさん声をかけられ、愛されているようです。
 まずは、迷うことなく光ヶ丘公園到着です。まあ、ここまでは、あまり迷う要素はないのですが・・・。

  

 また、光ヶ丘公園から荒川CRまでの道も、公園から川越街道に突き当たったところを左に曲がって最初の交差点を北上すると、道なりで高島平まで連れてってくれるので、もう大丈夫です。以前は、左ではなく右に曲がったため、くねくねと迷いまくっていましたが、ここにきて何とか簡単に荒川に到達できるようになりました。

  

 今年二月に同じコースを回った時は、荒川に出て、いったん下流の戸田橋から戸田漕艇場に沿って荒川左岸を西に進んだのですが、上流側の笹目橋も、遠目にはそれほど橋桁が高くなさそうに見えたので、笹目橋から荒川左岸に入ります。思った通り、笹目橋は急な坂もなく快適に渡れました。
 本日の彩湖は、なにか野菜関係のマラソン大会のようでした。人参のような着ぐるみも応援していました。自転車も、横を通って良さそうなので、距離を取りつつ先に進みます。
 彩湖の次は、秋ヶ瀬公園で、ここは緑のトンネルが素晴らしいです。ただ、道幅が狭いので、止まって写真を撮ることもできず、走りながら取るのもまずそうですが、前後に自転車がいないタイミングで突入してパチリです。ごめんなさい。
 その後の荒川総合運動公園を過ぎたところの田んぼは丁度田植えが終わったところのようでした。昨年秋から自転車に乗り始めたので、水が張ってある風景も新鮮で、大層美しく感じます。

  

 そして、本日唯一の新ルートの楽しみが、荒川と入間川の合流口からしばらく中洲のような感じで進む荒川CRのコースです。
 次の一枚目の写真にある、上江橋の下をくぐる真ん中黒いトンネルを進んでしまうと、横断する西大宮バイパスの地下を通って北へ進めるのですが、自転車道の本筋はそちらではないようです。上江橋の下流側を渡るため、トンネルではなく、その右側の車道にいったん出て、橋の下流側の歩道に入る必要があります。そのまま進むと、荒川と入間川の合流口の上で、びよーんと白いスロープが下流側に伸びているのが見えてきます。これが、荒川CRの本筋のようで、ようやく初めて到達できました。
 ここからは、新しいルートはなしで、体力を見ながらさらにのんびり行きます。

  
 
 並走する入間川と荒川が分かれるあたりで入間大橋が現れ、入間川CRの始まりです。入間川のスタート地点はこちらの左岸側にあるので、ここも初めての場所です。いつもは右岸の自転車道を初雁橋まで遡上するので、ここで橋を渡りますが、かなりの数の自転車の人が、ここで渡らず、次の二枚目の写真がそうですが、このまま左岸の自転車道のようなところを進んで行きます。入間大橋からとる川の写真も、緑が濃くていい感じです。

  

 このあたりから、だんだん膝が厳しくなってきました。お尻はもちろん痛くなって、手もだるいと、かなりブランクの影響がきいています。そしてとどめが、自転車道工事中のための通行止めです。暫し悩みますが、少し戻って下に降りる道を探し、少しの間、入間川と並走することとします。自宅に帰って写真を見て気が付いたのですが、入間大橋を渡らずに直進した自転車の人達は、この工事中を知っていての迂回だったのかもしれません。

 この辺りから膝の痛みと腿のはりが厳しくなってきたので、入間市から青梅を回って玉川上水沿いに戻るルートは断念し、このまま、以前通ったことがある川越市から真っ直ぐ南下するルートに変更します。時間も13時になっていたので、まずは腹ごしらえです。

 腹ごしらえの間に足を休めたせいか、少し良くなりましたが、まだまだ自宅までは距離があるので、このまま黙って南下です。県道6号線は悪くはないけどやや狭い道路ですが、途中から斜めに横切る126号線に鞍替えすると、一挙に道幅が広くなります。バイパス的役割をしているのでしょうか、先ほどの6号線と同じく、こちらも真っ直ぐ進行していて、かつ、片側2車線で、歩道がかなり広く、ところどころは歩道と自転車通行帯が色で分けてあります。

  

 今回、携帯の調子が悪いので、これまでの何となくの記憶を頼りに進んできましたが、本日一番迷ったのが、126号線が途中で工事未完成で消え、小金井街道に移行する間のエリアでした。
 なんだかよくわからない高台の上に出たり、あらぬ方向に行ったりと迷いましたが、助けられたのは水道道路の看板でした。以前写真を撮った記憶があり、水道道路が東西に走っていたはずなのに、それに乗っかろうとしていた自分に驚き、90度進行方向を変えました。次の一枚目の写真は迷って出てきた高台からとったものですが、二枚目の写真はその高台の下から出ている道路の裏からとったものです。ブレーキフルにかけて下りましたが、とても下から登れる気がしません。進行方向に同じ勾配の上りが出てこなくてホッとしました。

  

 ここから、さらに巡航速度で行くこと暫し、多摩湖自転車道に合流して一安心です。ここまで来れば、まず帰れるでしょう。

  

 三鷹駅の北を通り過ぎ、JR中央線をアップダウンなしで通過できるガード下をくぐり、井の頭公園が見えてきます。
 玉川上水緑道をちょっとだけ自転車で通過します。ここは人がメインの道路なので、ゆっくりゆっくりです。直ぐに舗装道路に離脱し、井の頭公園到着して本日終了です。

  

 今日は、乗車時間6時間11分、移動距離96kmでした。リハビリにはもう少し短い距離の方が良かったようです。これで日差しが強かったら熱中症でシャレにならなかったかもしれません。次回は、もう少し距離を短くして、もう一度リハビリくらいのつもりでいようかと思います。



青梅 + 秋川街道 + 永田橋通り + 奥多摩街道

2016年03月21日 | 自転車 日々の記録

 三連休初日は、二日酔いでダウン、二日目は風が強くて意気消沈、となれば今日行かなくてどうするという気で起床。
 本日は、以前青梅に行ったときに気になった、ここから秋川街道という標識の先を行くことに。暫く自転車から遠ざかっていたので、脚が持つだろうかと懸念はありましたが、青梅から武蔵五日市の間の峠は、「峠ではなくて気が付いたら通り過ぎている単なる坂だ!」というようなコメントをネットで見たことに心を強くし出発です。

 前回、秋川街道を武蔵五日市から南下した時には、武蔵五日市駅に着く前にすでにへばっていたのを教訓に、今回は、これまでの少ない経験を基に、青梅まで最も坂が少ないコースを選びます。

 まずは、いつも通り、井の頭公園から玉川上水を北西に遡上します。玉川上水駅の手前の小川橋で、いったん上水に沿った自転車道が途切れてしまい、これまでいくつか試行錯誤しましたが、最近は、いったん南西に進路を取り、玉川上水駅はパスして、武蔵砂川の駅の手前、残堀川をサイフォンで玉川上水が潜り抜ける手前で合流するルートに固まりつつあります。そして、拝島駅を過ぎたあたりから奥多摩街道に抜けるルートは毎回適当なのですが、今回の工夫は、ここで奥多摩街道ではなく、前方右手の新奥多摩街道を使うことです。

 最初の写真は、まだまだ桜は遠い感じの井の頭公園、二枚目は武蔵砂川駅付近の玉川上水沿いの道です。玉川上水沿いの道の中では、この辺りが一番ほんわかしていて楽しくなります。最後は、武蔵砂川駅を過ぎてすぐの天王橋です。ここは、7、8本の道路が交差しているのでややこしいです。ここのミニチュア版が手前の小川橋でしょうか。

  

 玉川上水沿いにいくなら多摩川の高さに合わせる奥多摩街道を選ぶのですが、以前、青梅に行ったときに小作坂下から新奥多摩街道に合流するまでの坂が、自分にとって結構な坂だったので、先のことを考えて、河岸段丘の上段、東側の方を並行して進む新奥多摩街道を進みます。おかげで、青梅の秋川街道入り口到着時点は、極めて好調でした。昼食も簡単に新奥多摩街道沿いのファミレスで済ませました。

 次の写真は、最初が、合流していた奥多摩街道と新奥多摩街道が左右に分離して直ぐの牛浜というところで、既に新奥多摩街道に乗っています。ちなみに、横切っているのは、横田基地のせいか、途中でワープして出現してきた五日市街道です。五日市街道は、ともかく多摩川超えるまでは、自転車乗る方からすると快適さからはかなり遠い距離にある道路です。二枚目の写真は、自転車乗りにやさしい、というかこうでもしないと自動車の方から怖いのか、新奥多摩街道の自転車ーレーンで、最後が、青梅街道からスタートする秋川街道入り口です。

  

 まず最初は、これまでの貯金を使って、一気に多摩川近くまで段丘を駆け下ります。調布橋という橋で多摩川を見下ろし写真を二枚。そして、坂が始まるかなという前に余裕の一枚。この辺りは、元気ありありなので、最後の交差点あたりでは、前方の坂とも言えない緩やかな登りを見て、今日はフロント側はインナーギア使わないかなと余裕を持ったりしてました。

  

 で、だんだんとギアが軽くなっていくものの、次の写真の一枚目あたりは、まだ、フロントギアはセンターで回していました。多分、明星大学や鈴木慈光病院は過ぎて6割位登ったところでしょうか。しかし、だんだんに息が上がり始め、最後は、いつものインナーローのギアで徒歩速度で登っていました。写真の二枚目は、結果としてみれば、峠手前の坂で後ろを取ったもの、三枚目が峠直前の写真です。右に曲がったところから一気に下ります。

  

 峠の頂点に、看板か何かあると良かったのですが、峠と言うほどのものではないということか、何もなく、ちょっと下ったところの交差点に、二ツ塚峠という交差点名が付いていました。ここからは、ブレーキかけまくりの下り坂でしたが、それでも時々、時速40km位でていました。
 青梅側から登って峠に到達する直前には、本日は、峠はもうお終いで帰ろうという決心はついていました。本当なら、この前通った小峰峠を越えて、八王子まで秋川街道を制覇してみたかったのですが、脚の具合がすっかり泣きが入り、それはまたのお楽しみということにしました。ネット情報によると、五日市街道より通りやすいという永田橋通りを選択し、武蔵五日市駅の手前で東進します。

  

 永田橋通りは、確か永田橋側から来ると、多摩川から最初に段丘上がるところが、道は狭いは坂は急だわでとんでもなかったのですが、東進するなら下るだけだと思い進みます。何となく、のどかな感じで、確かに五日市街道よりも風情がありました。途中、平井川の川沿いの道が良さそうだったのでそちらを選びましたが、しばらく行くと、結局永田橋通りに戻されました。永田橋通りもだんだんと道幅が広くなって、車も遠慮なくなってくるのですが、五日市街道よりは良さそうです。

  

 最後は永田橋前の急な坂を徐行しつつ下って、永田橋を渡りちょっと上ると、なんと、玉川上水です!まあ、あんまり詳しく地図も見なくなったので、ちょっと意外な感じがしましたが、ここからしばらく朝来た新奥多摩街道を南下します。新奥多摩街道は、拝島駅を過ぎて南下すると左後ろから東京環状道路が合流して乗っ取られるため、一気に道幅も広くなり、交通量も激増するので、にわかの自転車乗りにとっては怖くて、歩道をトロトロと進みます。

  

 東京環状が南へ分かれていき、元の新奥多摩街道に戻ってしばらくしたところ、多分JR八高線でしょうか、これをやり過ごすために、街道の自動車レーンは下を潜りますが、なぜか地上に復帰しません。なんと、このまま、河岸段丘の下に降りてるではないですか! 一瞬、このまま少し北上して、玉川上水沿いの道に戻るかという気持ちも起きましたが、まあ、この際、新奥多摩街道を見届けるべく下に降りてみました。

  

 降りたところで、南側を並走していた奥多摩街道とクロスし、南北を入れ替えます。当然、現在の標高を大切にして無駄に多摩川に近づかない北側の奥多摩街道の方に道をスイッチします。この辺りから再度新奥多摩街道と合流し甲州街道に吸収されるまでの間の道が、程よい広さと交通量、そして、右手下に多摩川段丘を見下ろす感じで、良い感じの道でした。しかし、良いのはこの間だけで、甲州街道と合流してからは、ただの自動車道となってしまいます。

  

 さて、ここから、暫く甲州街道で我慢するものの、JR南武線谷保駅を過ぎたあたりで北上を開始します。目指すは都道14号線、東八道路の始点です。地図で見ると、東八道路は、府中市の東芝工場のところで突然終わり、カックンと南に曲がって鎌倉街道に名を変えています。何となく、その端っこが見たいというのが、これまで東八道路を使っていた時からの気持ちでした。が、まあ、着いてしまえば、こんなものです。写真を撮って出発です。道路標識に、三鷹や久我山といった懐かしい地名が見え始めます。

  

 東八道路は、歩道をゆっくり走ると決めているので、のんびり進みます。最初に、JR武蔵野線の下を東八道路がくぐるときに、自転車はどうするんだろうと思いましたが、ちゃんと抜け穴がありました。最後、いつもの野川公園で、きれいな花が枝いっぱいに咲いていたので、通り過ぎたのを戻ってきて写真を一枚。それから、左手に野川公園をちらちら見ながら進んでいると、更に美しい光景があり、公園の中に入り一枚。おそらく柳でしょうか、芽吹いているものとそうでないものがあり、今年一番の新緑は大層きれいでした。

  

 このまま、自宅に戻り、距離はサイコンで84kmでした。多摩川の橋のところから二塚峠までの標高差と距離をルートラボで見ると、157mの3kmなので斜度5%位でしょうか。奥多摩の方に行く人は、斜度が10~20%位らしいので、まあ、当分考えないのが無難なようです。そういう人から見ると、5%の峠は坂ではないのかもしれません。




彩湖 + 川越 + サイボクハム??

2016年02月28日 | 自転車 日々の記録

 沈没状態のまま3月に突入しようとする中、ここで何とかと思い、土曜日の朝に起きるも寒さで断念。土曜日は、午後に、子供と野川あたりの近場をふらふら周って終了。土曜の朝は、平日の疲れもあり眠くて心も折れたかと考え、土曜の夜は、11時には就寝。

 ここまで体をいたわれば、目が覚めて当然で、やる気も萎える気配なし。奥さんが用意してくれたピザトーストと伊予かんを食べて出発です。
 本日は、長男に触発されて渡り鳥いるかな?と彩湖を目指すとともに、小江戸、駄菓子屋の川越市に向かいます。

 まずは、西荻窪駅を目指し、そこから都道444号線を北上して、大泉ICそばを通過し、都道68号線に乗り換えて光ヶ丘公園に到着します。この辺りは、さすがにもう地図やgoogleに頼らずとも、気楽に到達できるようになりました。光ヶ丘公園は、紅葉の時の記憶は残っていますが、本日は、葉っぱを身に着けていない樹々も多く寂しい限りです。
 後、2か月もすれば、鮮やかな新緑が出てくるのでしょうか、・・・。奥さんはむせかえるような濃い緑の樹々が一番良いと言っていましたが、自分は軟弱もので、4-5月の心洗われるような新緑の濃淡がお気に入りです。

  
 
 光ヶ丘公園を出発しますが、荒川土手に出る道が、個人的には、なぜか難所となっています。最初の時は、すんなり高島平駅手前の赤塚公園の交差点に簡単に到着したはずなのに、それ以来、なぜか、いつも板橋区のアップダウンのある迷路にはまり、南北の方向さえ見失うという体たらくです。
 今回は、光ヶ丘公園から川越街道に突き当たったところで、これまで右折して川越街道を道なりに進んでいたのを、気持ち左方向に曲がるように進路を気を付けながら進みました。おかげで、都道446号線に出て、赤塚公園到着です。
 そこからは、何度も通った道で新河岸川を渡り、戸田橋手前で荒川土手に上陸です。次の写真は、最初の一枚が、新河岸川を渡る船渡大橋の陸橋からの写真で、次の二枚が、そこから荒川土手に上がったところの写真です。最後の一枚の前方に映っているのが、これから渡る戸田橋です。

  

 戸田橋は、以前ここを通過した時に、中山道と書いてあって、道を間違えたかと焦った場所ですが、今回は、この橋を渡ります。二つ上流側の幸魂大橋は橋桁が大きく、以前、真ん中まで行くだけで結構足を削られたのを思えば、戸田橋は橋げたが低くて助かります。彩湖に行くなら一つ上流の笹目橋でもよかったのですが、戸田橋を渡ったのは、戸田漕艇場を見るためです。大学時代に、ボート部は合宿場が戸田にあって、ほとんど大学に出てこない(出てくる元気がない)というようなことを聞いた記憶があるので、どんなものかなと見たかったという理由です。漕艇場と荒川の方の両方で、大学生らしい人も含め大勢が練習していました。方向転換とかコース移動とかどうするのかなと思うと、自然の川より漕艇場の方が良いのかもしれません。
 最初の写真が、戸田橋から荒川上流を眺めたもので、二枚目が漕艇場横の道路の雰囲気、三枚目が漕艇場の雰囲気です。

  

 荒川左岸は今回が初めてで、いつも右岸を通っていたのですが、右岸の自転車道の舗装がいまいちになった時に廻りを見るとロードの人がいないと思ったら、こちらを通っていたようです。ロードの人を目印に進むと、彩湖に到着です。

  

 彩湖は野鳥の楽園でしょうと思ったものの、時間と場所が悪いせいかあんまり見かけられず。取り敢えず、目についた野鳥をぱちぱちと取りますが、さすがに、遠くの野鳥を取るならもう少し高級なカメラの方が良さそうです。

  

 彩湖は、自転車レースも行われるようで(看板が張り出されてました)、自転車道は、歩行者とラインで分けてあって大変走りやすいです。この辺りは、ロードの人は左岸を走るのか!!と思うほど、ロード乗りの人が多く、何となくついて行けば、上流の方に行けるようです。途中、秋ヶ瀬公園を過ぎて浦和所沢バイパスを横切ったところでサーキット場のようなところがあり、そこを過ぎてしばらくは、ゴルフ場の横の自転車道が緑のトンネルのようで大層きれいでした。

  

 そこを出て、荒川運動公園を通過すると、なぜか、川から離れる方向に自転車道こちらという看板があり、それについて行くと、田んぼらしき後の真ん中を真っ直ぐな道が続いています。これはこれで中々爽快です。
 この辺りで11時過ぎとなり、朝のトーストが完全に消化されて栄養がなくなったか、脚が重いというよりなんだか回らなくなります。おそらくガス欠かなと、用意してあったフルーツバーを2本食べると元気復活です。途中、菜の花でしょうか、土手に奇麗な黄色の花が群生しており、その先には、黄色の花だけでなく、梅?の花と赤い鳥居が、美しいコントラストを為していて、思わず足を止めます。

  

 しかし、この辺りで、風景に気を取られ、ロード乗りの方を気にしていなかったのが運の尽き、県道16号線・西大宮バイパスで左折して荒川途中の中州で降りるのが、荒川自転車道の本道のようなのですが、これを見落とし、どうも急に自転車がいなくなったなとgoogleを見たらだいぶ行き過ぎていたので、この先の、開平橋と入間大橋を目指します。
 距離的にはロスしていないのですが、荒川と入間川の合流部の中州のようなところに降り立つサイクリングロードを通るのは少し期待していたので残念です。開平橋から、下流を眺め、さらに手前を見下ろすとロード集団が上流を目指しています。中州の方が本道かと思っていましたが、こちらの荒川左岸も結構自転車は通るようです。

  

 そこからは都道51号線をひたすら西に進むと川越市内に到着です。小江戸と言われる昔の風情がある商店街に到着しましたが、観光客でごった返していて、途中から自転車を押して歩くほどです。最近、子供が買ってきた漫画で、「だがしかし」というのが家にあったので、川越で有名な駄菓子横丁?を探そうかと思いましたが、人も多いし、腹も減っているので断念です。
 以前、水曜どうでしょうで、ユーコンキャンプをかけて全国縦断早食い選手権をやった時に、関東は川越の駄菓子屋横丁でいろんなものを買っていたような記憶があるのですが、その時のでかい麩菓子を思い出したものの、また、今度の楽しみに取っておきます。

  

 それよりは昼飯です。自転車乗りのブログを見ると、川越といえば、サイボクハムです。なにやらおいしそうなソーセージなど、肉たっぷりの昼ご飯が食べられる模様です。だがしかし、グーグルでそれらしいところを探しても、どうにも見つかりません。
 お尻も痛いしおなかはすいたしで、あきらめて空いていた中華料理で間に合わせます。サイボクハムは、川越市街地から少し離れたところの方かもしれません・・・。サイボクハムは残念でしたが、やや濃い味のレバニラ定食をいただき、気を取り直して出発です。

 後は帰るだけですが、一応、もう一つ目的があります。川越市から南に直線的に伸びる県道6号線と小金井街道のチェックです。自転車マップ上、川越市の南は空白地帯だったのと、所沢から南に下る府中街道がどうにも道幅が狭く快適でないので、小金井街道がその代わりになるかどうか確かめてみたかったというものです。
 県道6号線は、怖いほど走りにくくもないが、歩道と県道を縁石で分離しているところも多く、そうしたところは、あきらめて歩道をゆっくりと進む場合もあり、今一つな感じでした。やむを得ず近道が必要な時は使えるでしょうか。
 狭山市から所沢市に入ったあたりで、県道6号線と別れて、県道126号線に乗り換えるため左折します。

  

 県道126号線は、何とかバイパス、という名称も書いてあったような気がするのですが、片側二車線で広々とした道路でしたが、歩道と車道が縁石で分離してあるので、車道側を通るのは元気がいります。すでによれよれなので、迷惑かけないように、歩道側をちんたら進みます。それでも、歩道は広めで段差も少なく、まあまあ快適です。126号線は最後の一息というところで未開通区間に突き当たり右折を余儀なくされます。

  

 小金井街道に入ると、またもや道は片側一車線になります。変な縁石もほとんどなかったようなので、その点は快適なのですが、意外にアップダウンにやられました。ほとんど、もう帰ったような気になっていたのと、この前通った時の快適感の記憶で油断していました。柳瀬川、黒目川、落合川と、それほどではないもののそれなりのアップダウンで足が削られていきました。疲れていたせいか、以前、小金井街道を通った時に使った、野火止用水横の道路と用水を横切ったことにも気が付きませんでした。

 それでもなんとか、玉川上水にたどり着けば、ここからは巡航速度の運転で井の頭公園到着です。玉川上水で、前方に面白そうな自転車に乗っているグループがいたので、後ろからこっそり写真を撮らせてもらいました。平地は快適そうですが、坂道とか大丈夫なのでしょうか・・・、と心配になるも、とにかく楽しそうです。

  

 今回は、出発前は70-80km位かなと見込んでいましたが、トータル92kmで、早めに戻るつもりが、16時の自宅帰還となりました。久々のリハビリというところでしょうか。




渋谷発吉祥寺行き 久々のウォーキング

2016年02月14日 | 雑感

 週末の金曜日、地方から来た職場の若い男性に、「週末暇にしているなら、自転車か歩きに付き合ってみる?自転車は100kmほど、歩きなら15kmほどだけど?」と聞いてみたところ、速攻で、「歩きでお願いします。」と答えが返ってきて、この週末の土曜日は、自転車を購入する前に歩いていた散歩道を歩くことに。

 集合場所は渋谷駅ハチ公前で、9時集合です。そういえば、東京に来て30年位経ちますが、ハチ公前を集合場所にしたことはなかったかもしれません。自分の方が少し集合時刻に遅れ、9時15分にハチ公前出発です。

 まずは、東急方面に歩みを進め、神泉駅を回り込むように迂回して東大教養学部に向かいます。首都高の下をくぐって東大構内に入ると、この前自転車で立ち寄った一・二郎池前で記念撮影。

  

 今回は、12時吉祥寺到着を目指しているので、サクサクと進みます。本日はキャンパス内の食堂とカフェはお休みのようです。試験期間も終了したのでしょうか・・・。そして、一応、東大教養学部のモニュメント的な時計台を、正門近くで一枚パチリ。本当は、秋の季節のイチョウ並木が鮮やかなのですが、仕方ありません。
 そこから、少々井の頭線沿いに北西に進み、最初の踏切を渡ります。駒場の公園脇手前に、ケンネル田んぼがあります。なんか有名だったはずなのですが、忘れました。並走する井の頭線もついでにパチリ。

  

 東松原駅までは、井の頭線の南側を並走できます。下北沢は、なぜか今日は人が少なく???な感じです。 
 そして、このコースの一番の難所が、東松原駅(井の頭線)と下高井戸駅(小田急線)の間です。道が微妙に曲がっていて、90度くらい平気で感覚を狂わせてくれます。今回の渋谷吉祥寺間のコースは、1年間位試行錯誤しながら作ったのですが、一番最後まで迷ったのがこの区間です。とは言え、道に迷うだけで、車も少なく、坂も少ない単なる住宅街ですが・・・。

  

 難所を抜けると下高井戸駅に接続する世田谷線に突き当たり、そこから北上します。

  

 北上すると、甲州街道に突き当たるので、信号を渡って北側に出ると、玉川上水緑道になります。このコースを歩くようになったきっかけが、この玉川上水緑道の発見で、この緑道と玉川上水の遊歩道を組み合わせると良い感じの散歩コースができるんじゃないかと思ったものでした。途中、荒玉水道道路を横切るので、当然、パチリと写真に収めます。一緒に歩いている若い人は迷惑だったでしょうが、玉川上水がいかに素晴らしいかという点と、荒玉水道道路は意外と厳しい道路である点を解説しながら歩きます。

  

 玉川上水緑道も上流側は丁度土手上を歩いている感じで、新宿の高層ビルも遠目に見えます。緑道が終わる頃、少し手前で右折して、甲州道路と並走する緑道から離脱し、途中から首都高中央高速の下を通ります。このコースで一番残念な個所なのですが、ほかに良い近道がなく、てくてくと歩きます。途中、環八を横切る交差点を渡りますが、これが最後の大きな交差点です。今回のルートのこだわりは、如何に交差点と踏切を少なくできるかで、渋谷東急横の交差点を過ぎてから、井の頭公園まで、小さな信号機も入れて8つ程度の交差点しか通らないところです。

  

 環八道路を横切り、小さな信号機を二つ程渡ると、玉川上水開渠部分の最下流部に到着です。ここまでくれば、井の頭公園までは、玉川上水に沿って行くだけです。
 ただ、最下流部から人見街道までの間は、現在工事中の外環道路と東八道路のジャンクションから都内方向に車を逃すためのバイパス工事中で、工事の進行によって、歩行ルートが替えられたりします。完成すると、この区間は、玉川上水と遊歩道を挟んで両側にバイパスが通ることとなりそうです。

   

 人見街道を横切ると、後は少し田舎っぽい雰囲気のある玉川上水の歩道を歩いて、井の頭公園到着です。

   

 最近、自転車に乗っていなかったせいか、井の頭公園で今でもかいぼりが続いていたとは思いませんでした。一緒に歩いた職場の人は、初めての井の頭公園なのに少し残念です。とはいうものの、目的地は井の頭公園ではなく、焼き鳥「いせや」の井の頭公園店です。
 12時開店で行列ができているはずなので、なんとかその中に入り込みたいという思いで到着し、10分程度並んで案内され、昼間からアルコールと焼き鳥三昧で、本日終了。昼から気温も上がり、自転車日和であるのですが、自宅に昼過ぎに戻り爆睡しました。

  

 ちなみに、GPSで測ったところ、渋谷から井の頭公園まで、15.3kmで3時間1分のウォーキングでした。一緒に歩いた人は、最後の方はかなり辛そうでしたが、それもそのはず、朝まで別の部署の若い人と飲んでいたとのこと、この日の夜も飲み会だそうで、若いだけあって、自分にはできなさそうな無茶をしています。