自民党の政治資金規正法の改正案がふざけていると話題になっています。
10万円未満の政治資金パーティー券購入者の公表はしないなど、「え?なんで?」と思うような、改正とは思えないような案を出してきて、公明党とも折り合いがついていません。
ここで公明党に配慮して、ちょろっとだけ調整して「公明党がブレーキ役になった(どやっ)」とする計画かもしれませんが。
またこの規制案で問題になっているのが、岸田首相の脱法パーティー(岸田式)を規制する案はまったく出されていないそうです。
岸田式は、任意団体の主催ということにして、実際には岸田首相の講演会がパーティーを主催し、パーティーの収益を後援会事務所に任意団体から振り込んでいたというもの。
茂木さんの脱法パーティー(茂木式)については触れられているそうです。
岸田式の脱法パーティーについては週刊ポストが詳しく報じています。
この岸田方式の脱法パーティーについては、神戸学院大学の上脇教授が指摘し、告発しています。
また岸田首相のお膝元である広島県民の方々も、次々に岸田首相を告発しています。
告発内容は、以下のようになっています。
「告発状ではおととし6月、広島市で開かれた総理就任を祝う会について、後援会が主催する政治資金パーティーであったのに任意団体主催と偽ったと主張しています。
また、後援会の政治資金収支報告書には祝う会の収入推定1100万円や政党支部に寄付した約320万円が記載されておらず、政治資金規正法違反の疑いがあるなどと指摘しています。」
地元・広島の方々が立ち上がったのは素晴らしいことだと思います。
現時点で429名分の広島の方々の告白状が提出されているそうですが、まだ増える可能性もありそうです。