

舞いの師匠の≪奉納舞い≫の お手伝いで
久しぶりに 奈良散策しました
奈良は 私にとっては ≪観光地≫では無く homeグランドで有り
舞いの お稽古場が有り 何年か前までは 着物に着替えて
良く 通うてました
遠方から わざわざ来られる方も 多いですのに
ほんの数分で 奈良公園と云うのは 有難い事なのでしょう
でも 近くに有り過ぎて 必要な場所しか行きませんので
本当は 観光される方の方が 素敵な所 良く御存じなのかも知れませんね
男性は 奈良好きで 女性は 京都好きとか。。。
両方とも デートコースの≪聖地≫ですね
そう云えば 結婚前に ≪見極める≫為に 一人。。。
連れだって来ましたね
結局 その方とは 御縁無くて。。。
前を歩く 信頼仕切って居る様な表情で 手を繋いでるカップル見る度
≪どうぞ 良い御縁で。。。≫と 願わずに居られません
不思議なモノで ≪聖地≫を一緒に歩くと
≪壊れる≫何て 想像も付かないのですね
あの日 日が沈みかけ出した頃 白い靄の中 鹿の【老主】が横切りざまに
こちらを一瞥して
すぐ向き直り ポーンと柵越えして行ったのを 覚えています
まるで その後の≪別れ≫を 象徴するかの様な光景でした・・・
さて 手伝いも終わり 少し風が出て来て
人影も まばらになり 日暮れ時に出会った この若い鹿は
何を語りかけてくれるか。。。
『お姉さん 遊ぼ』
・・・急に
我が家の 旦那さま思い出し ≪奈良漬け≫買って 家路を急ぐのでした