学生時代からの親友が今、自身の大切なものを守る為に奮闘している。
戦っていると言った方がいいかな?
現実的には医療の力に頼る部分がほとんどで、自分の力で状況を変えれる訳ではないだけに、彼は自身の事を「無力」と嘆いている。
自身への苛立ちも、相当なもんだろう。
でもな、親友よ。
そんな事はないんだぜ!
本当に無力なのは、全てを諦めてしまった人間の事をいうんだ。
医療や先生を信じる事、
生命の力を信じる事、
何より自分達を信じる事、
最後には神様を信じる事しかできなくなるとしても、
今のお前には、まだこんなにできる事があるじゃないか。
これからも厳しい現実や難しい決断が待っているかもしれないが、
お前はまだ苦しむ事も、悩む事もできるんだよ。
それすらできない現実の前に立たされた時は、ただただ泣く事しかできないんだよ?
心から親友と呼べるお前だから、酷で無責任だけど、敢えて言わせてもらう。
今は頑張れ。
どんな小さな事でも、やれる内にやっておけ。
思い残す事がないくらい、あがき続けろ!
苦難を何度も乗り越えて生きようとしている小さな生命は、きっとその思いに応えてくれるハズだよ。