今日の杣道

バイクで廻る、『酷道・険道・超道・噂道+歴道』

変態弾丸《ツーリンgoo‼️》

2023-11-16 11:58:50 | 生涯自由人《ポチ君ハンターカブ》の旅
草木も眠る丑三つ時。
密命を受けた《草の者》達が、ヒタヒタと集結。
四時二十分発の周防灘渡船で瀬戸内海を渡って、対岸の徳山へ。
二時間の船旅である。
忍びの者は全八名。
決して表舞台には立たない、闇の狩人達。
可愛い伊太利亜製の《別巣羽》に跨がった《くノ一》もおるぞ。
かと思えば、単騎千里を駆ける《回転翼から垣間見る『愛流府州』の青い空と白い雪》を冠した韋駄天までおるわい。

さて、
終日運行の周防灘渡船。
我等は一番便に乗り込んだ。


Su−吉は、関門隧道を20円で渡れてしまう原付二種、真紅の《半太〜株》で初参加じゃわい。
非力じゃの〜
付いて行けるのか、度気が胸々じゃ〜



日の出には、まだ早い晩秋の澄みきった夜空。
オリオン座の三ツ星を六倍した位置に大好きな昴(六連星『むつらぼし』)を見つけ、天を仰ぐ。
国東半島の竹田津港離岸。


朝一で、防州岩国の《錦帯橋》に攻め入る。

旧・岩国藩は、相模の國(現在の神奈川県)・厚木の庄・妻田村出身の森一族が、毛利と名を変えて統治した西国の勇藩、吉川家の御膝元じゃわい。
小早川と並んで三本の矢を支える、毛利二川の片翼じゃな。
相変わらず講釈が多くて、すまん事じゃ。
許せ、許してくれ、皆の衆・・・

橋の手前は、武士の町。
錦川の先には、町人・商人の町が広がっておるぞ。。


細工が見事!
両端から部材を迫り出しながら掛け繫いだと、物の本に記されておるの〜。
腕利きの棟梁がおったのだな。
我が家と同じじゃな。



さて、《火曜会》という名の、水曜日に走る忍びの者達。
次の密命は、世界遺産《安芸の宮島・厳島神社》の攻略じゃ。




揚羽蝶が家紋の平家一族、平清盛創建と伝わる。
朱塗りの回廊が美しい。

しかし此処は、平日じゃというのに、白・黒・黄色。
様々な肌色の人種が、宮島という盃の上で、喋る・食べる・踊る・倒れるの芋洗い状態。
狭い島の中を緊急車両が爆走して行くわい。
桑原桑原。


伊勢の《赤福》は手作りじゃが、ここの名物《紅葉饅頭》は回転寿司化されておるの〜。
《尾〜徒目〜処ん》っちゅう奴は、味気無いの〜。
でも、面白りいわい。
お土産も買わず、硝子の前で釘付けじゃ。

話を原点に戻そう。
《火曜会》を束ねる《闇の御頭》の趣向で、この軍団は《時間短縮的・通行手形必要街道》を走行できない縛りがある。
おまけに《夜討ち朝駆け》が当たり前で、四六時中駆け通す兵揃いじゃ。
辛いぞ~
厳しいぞ~
しかし、やり遂げた後の達成感は、垂涎物である。

珍話もあるぞ。
帰路後半で意識朦朧、寝不足で頭痛出現。
それに耐えて頭全行程・下道のみの四百九拾点壱粁を走り切りったSu−吉。
途中山香の峡谷で、摂氏三度の冷気に殺られ、危うく凍傷で指を欠損させるところであった女忍者《月形半平子》も、無事着艦したと聞き及ぶ。
先ずは、目出たし目出たしじゃのお。

今朝になって思えば、錦帯橋突撃はもう、三日位前の話であったように思い出されるのう。
楽しかったわい。
始めてお会いした《草の者》の面々に感謝じゃ。
嗚呼、夢のような一日をありがとう〜

んじゃ、又・・・

長文・乱筆乱文・解釈不能な当て字。
平に平に、お許しを。













1 コメント

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Unknown (筑後の御仁 矢野誠)
2023-11-16 22:12:55
楽しい楽しい走り羨ましい限りじゃ!
我輩も走った気持ちになったでござる。
またの投稿期待している。

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