沈まぬ太陽を見ました。
山崎豊子原作の大作を渡辺謙主演で映画化したものです。
この作品はフィクションだということですが、
どうしても思い浮かべるのは
最近にもニュースの話題に上っていた既存の航空会社です。
すべてがすべて事実だとは思いませんが、
小説を発表していたころならともかく
今となっては描かれていることはあってもおかしくなく、
リアリティを感じるストーリーになっています。
小説は読んでないのでわかりませんが、
大企業の体制についての話が大筋だと思います。
けれども、私はどうしても
航空機墜落事故の部分にどうしても集中してしまいます。
以前にも、別の映画ドラマ小説の感想でも書いたけど、
私にとっては幼少期の記憶に強烈に残っているニュースなのです。
この事故の描写にはどうしても涙が出てしまいます。
当時、その後の補償問題も散々話題になっていたはずですが、
子ども心には残っていません。
数少ない生存者のこと、バラバラの鉄の破片、
その部分だけ緑のない茶色い山肌。
強烈な記憶です。
映画では事故については1/3くらいです。
企業戦士である主人公が労働組合の委員長として戦い、
海外の僻地へ左遷され、それでも戦い続け、
事故に対しては人間らしく対応し、
企業を立て直そうと戦い続ける様を描いています。
ものすごく長い小説を原作としているだけあって、
ものすごく大きな作品です。
映画が途中休憩まである作品なのに、
たぶん描ききれてないところもあるかと思いますが、
十分迫力を感じることはできます。
渡辺謙という大きな俳優がいるいまだからこそ
実現した作品なのではないかと思います。
見終わった充実感に満たされていましたが
いま、振り返りながらこれを書いていて思ったのは
ちょっとドラマっぽいかも。
最近、山崎作品がドラマ化されてましたからね。
出ている人が少しかっぶってたりもしたしね。
三浦友和が、最近いい役者さんっぷりですよね。
この作品では出世にかけているいやな奴を演じています。
ただ、こういう上昇志向の野心のある人はっかっこ良い。
女(松雪さん他が演じてます)が惚れるのもわかる。
昔はさわやかな青年だったのにいい味出してます。
夏休みのお盆の今だからこそ
見たかった作品です。
山崎豊子原作の大作を渡辺謙主演で映画化したものです。
この作品はフィクションだということですが、
どうしても思い浮かべるのは
最近にもニュースの話題に上っていた既存の航空会社です。
すべてがすべて事実だとは思いませんが、
小説を発表していたころならともかく
今となっては描かれていることはあってもおかしくなく、
リアリティを感じるストーリーになっています。
小説は読んでないのでわかりませんが、
大企業の体制についての話が大筋だと思います。
けれども、私はどうしても
航空機墜落事故の部分にどうしても集中してしまいます。
以前にも、別の映画ドラマ小説の感想でも書いたけど、
私にとっては幼少期の記憶に強烈に残っているニュースなのです。
この事故の描写にはどうしても涙が出てしまいます。
当時、その後の補償問題も散々話題になっていたはずですが、
子ども心には残っていません。
数少ない生存者のこと、バラバラの鉄の破片、
その部分だけ緑のない茶色い山肌。
強烈な記憶です。
映画では事故については1/3くらいです。
企業戦士である主人公が労働組合の委員長として戦い、
海外の僻地へ左遷され、それでも戦い続け、
事故に対しては人間らしく対応し、
企業を立て直そうと戦い続ける様を描いています。
ものすごく長い小説を原作としているだけあって、
ものすごく大きな作品です。
映画が途中休憩まである作品なのに、
たぶん描ききれてないところもあるかと思いますが、
十分迫力を感じることはできます。
渡辺謙という大きな俳優がいるいまだからこそ
実現した作品なのではないかと思います。
見終わった充実感に満たされていましたが
いま、振り返りながらこれを書いていて思ったのは
ちょっとドラマっぽいかも。
最近、山崎作品がドラマ化されてましたからね。
出ている人が少しかっぶってたりもしたしね。
三浦友和が、最近いい役者さんっぷりですよね。
この作品では出世にかけているいやな奴を演じています。
ただ、こういう上昇志向の野心のある人はっかっこ良い。
女(松雪さん他が演じてます)が惚れるのもわかる。
昔はさわやかな青年だったのにいい味出してます。
夏休みのお盆の今だからこそ
見たかった作品です。