風の向こうへ

何がしたいのか？ 何でかは 全くわからないのですが


キージーフォーをケージから出すと
瞬間に そのケージに入り ベットを占領したがる
ぐみさん


キージーフォーの為に用意した
玩具 似合わねぇ～

何で子猫のベットに寝たいのかは
わからないが


もし....もしも 赤ちゃん返り的なものなら
怖すぎです


でも もしかしたらそこが ぐみさんが落ち着けて安心できる場所なのかもしれませんね


ぐみさんは生粋の野良猫さん

どうやって生きてきたかは 私達にはわかりませんが

楽で幸せだったはずはないでしょう

人間に追いやられ
その日 食べる物にさえ苦労しながら
子供を産み 育てる
過酷な野良猫生活だったと思います

ぐみさんは 心の中には雨が降って
向かい風の中 頑張って生きてきたんだと思います

人間が嫌い
それは ぐみさんが悪いのではなく
野良猫を作った人間が悪いのではないでしょうか？

そして人間が嫌いな ぐみさんでも
やっぱり
甘えたいとか 誰かに支えられたいとかの
感情があっても不思議ではないと思うのです


今の時期 どうしても子猫が中心の里親探しになりがちですが


成猫になってから
保護された猫さん達

向かい風の中で 生き抜いてきた猫さん達

保護主達は愛情を持って お世話しています

でも やっぱり 埋められない物があるから
お家を探して
落ち着けて 安心して 甘えられる場所で暮らして欲しいと思うのです


人間だって 幾つになっても 誰かに支えられたい

成猫だって 甘えたい

向かい風の中で生きてきただろう


まるちゃん


シナモン


ななちゃん


リトルパウエイド譲渡会で
風の向こうへ

向かい風の向こうにあるだろう

暖かい場所を見つけに
頑張ります


まるちゃん シナモン ななちゃんに会いに来てくれたら
嬉しいです


会場で待ってますね


おっと～ ぐみさんは ベットごとケージアウトね



悪かったわね



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立候補します

強烈 弾丸キャラのマリアちゃん

保護時より体調を崩す事もなく さすが 食いしん坊ボクロを持ってるだけに
食欲も大勢で 頼もしいぐらい元気なのですが


１日一回出るか出ないかのクシャミと
これまた１日一回拭けば大丈夫な目ヤニが気になっていました


そらママプロダクションは三カ所の動物病院にお世話になっていて
その時の状況によって
行く病院を決めているのですが


前々からマリアちゃんに 目薬を変えたい事と インターフェロンをと考えていながら


延び延びになってしまっていたのですが


キージーフォーとは違い お問い合わせ無しのマリアちゃんには
譲渡会で頑張ってもらいたいし

なんたって女の子ですから可愛くしてあげたいですもんね(^^;)


土曜日 秋三くんのお見合い後
受診してきました


マリアちゃん 初めての病院ですから
猛獣手袋をして下さいと お願いしましたら


私 抱っこで診察
(--;)

インターフェロン注射一本と投薬
インターフェロン入り目薬治療です


クシャミは翌日にはしなくなって

マリアちゃんには難しい点眼は

点眼名人ネェーネが マリアちゃんをお股に挟み
しつこい程点眼
ついでに投薬で


マリアちゃん
べっぴんしゃんになりました

すると
驚く事にお問い合わせがヾ(^▽^)ノ

しかし
マリアちゃんの性格と自分達では不安と言う事で お流れ～


残念ですが マリアちゃんの性格を偽って譲渡しても
マリアちゃんは幸せにはなれないだろうし

お問い合わせ下さった方が
はっきり 断りの連絡を下さった事に
誠意も感じ取れ
良かったと思ってます
(時々 返事なしの方もありまして)


で...振り出しなんですが

ちょっとマリアちゃんの席にいいじゃんと思って立候補してみようと考えていたので

お話も流れた事ですし


マリアちゃん
誰が決めてるのか知らないがリトルパウエイド
三代目看板娘に立候補してみます


決める人 審査結果待ってま～す



よろちくね


よっ！！ 三代目

(^^;)



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当たり前です

土曜日 たまちゃんくろちゃんの病院搬送を終えた後は


キージーフォー秋三くんの お見合いでした


ワクチン未接種なので
自宅お見合いは 消毒からです


忙しい 忙しい
(>_<)


11時の約束に
お父さん お母さんお嬢さんの３人でお越し下さいました


秋三くんの お見合いなのに
またもや全員参加させる
そらママ
初めての人には見分けつかんと思うがな


４匹＋マリアちゃんが遊ぶ
部屋に入るなり

きゃー可愛いと喜ぶお母さんに


そうなんです この子達 可愛いんですと
保護主馬鹿のそらママ


やっぱり全員揃えて自慢したかったか？


子猫は可愛い 当たり前です


秋三くん 実はこの日
ワクチン接種を終え 希望者様のお宅で出張お見合い

双方納得できれば
そのまま譲渡の予定になっていたのですが

まだコクシ完治に至らず体重も600グラムで
こちらでお見合いとなりました


猫を迎え入れる準備をされていたので

お父さんが 今日連れ帰り
写真を送るのでは駄目ですか？


明日のお届けは無理ですか？

可愛い 今の時期に譲り受けたいと
仰りましたが


私達 そらママプロダクションでは
出来ない譲渡です


子猫は可愛い 当たり前ですと言いましたが


子猫の体調管理が難しいのも 当たり前です


可愛いだけで連れ帰り
ここを理解して頂けないと
後々の体調管理に不安が出来るし


その前に 母猫である たまちゃんを見て来ていて

キージーフォーを育てたかったであろう
たまちゃんにも 申し訳ない譲渡は出来ません


私達が言えたのは
他で探してみるか
ご自分で保護をして １からケアされては如何ですか？
でした


あいにく 当日持ち帰りOKをしているボラさんに心当たりがなく 紹介は出来ませんが


自分で保護なら
私達だって 誰だって 最初があったのですから
保護と同時に病院に行き 相談しながケアすれば子猫を簡単に譲渡できない事も解るでしょう


そして
子猫の時期が短い事も含め

子猫の体調管理について
ちょっと脅す(^^;)


お父さんは深く考えたのと

遊ぶ子猫達を見て
自分が想像した以上に活発な事から


もう一度検討してみます
猫を飼うにしても
部屋を見直さなくてはならないですしと
仰るので


それが いいと思います

可愛いだけで 飼って 思っていた事と違っても
一度飼えば20年は飼育する事になりますからね
と言いました


検討して頂いている間
秋三くんの里親募集をさせてもらうと言う事で
お帰りになりました


お父さんは秋三くんにするかどうかではなく

自分達が猫を迎え入れる事が出来るかどうかを 検討したかったのだと思います


正直最初は 何もわかっていないと
カチッときました


そのまま 帰られたら
私達の方から辞退しているでしょう


でも お父さんは 白紙に戻して今度は
猫を飼うと言う事を可愛いだけではなく 真剣に考えてくれるでしょう


それに お母さんは素直に聞き入れてくれていて


お嬢さんは 秋三くんがいいと言っていた


コクシについても
冬樹から始まって
兄弟達を別々に完全隔離できない為
今は秋三くんに悪さをしているのだから


譲渡先で引き続き治療の方が完治は早いかもしれません


お断りする事は止め 自然に任せる事にしました


夜 秋三くんを迎え入れたいと連絡を下さいました


あれだけ厳しい事を言わさせて頂いたので
大丈夫でしょう


子猫は可愛い
当たり前です。でも子猫の時期は短い

大切な物も壊すかもしれない

壁紙を破る事もあるでしょう

猫砂や毛も飛びます

嘔吐や下痢もあります


生きているんだから
当たり前です




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母と姉

６月２日の土曜日

里帰りをする真くんお迎えの前に


キージーフォーの母猫を捕獲に行きました


猫の繁殖力は半端ない事は知っていましたが
アメスコ一族の時
まだ出産から１ヶ月も経っていないのに
子猫に授乳をしなかったリンダちゃんが発情したのには
驚されましたので

なるべく早くと思っていました


で....ここの現場には
母猫の他 もう一匹同じ母猫から生まれた猫さんのＴＮＲも依頼されていたのに


私達って なんて間抜けなんだと思ったのですが


聞き出していくと
その子は昨年秋に生まれた♀猫だと言われ


ヤバい もう発情期が来ても可笑しくないと思い
逃げて行く姿を見たら
お腹が横に膨らんでいました(>_<)


一瞬のパッと見なので 不確かですが
あぁ...なんで キージーフォーを連れ帰る時に確認しなかったんだろうと焦り


速攻で捕獲器を仕掛け一旦帰宅


もう 昼食時だったので
用意をして 食べ終わった頃

捕獲できたと連絡が入り
飛んで行くと 全く別の野良猫さんでした(>_<)


野良猫さんを捕獲器から出し
再度捕獲器を仕掛けようとすると


それを見ていた依頼者Ｍさんが
「捕獲器では可哀想だから絶対嫌」と言って譲らない


それは可哀想違いです
悠長な事を言って 生まれたら どうするんだろう？


いくら知らないと言っても
子猫を見てしまったら ほっとけないですよね？


捕獲器の中で出産された経験もあり
貧血おこしそうでしたが

いい争いをしていても捕獲できないので

キージーフォーがいた屋内
ダンボールと譲渡会用移動ケージを入れ替え ケージ内でしか ご飯を与えないよう Ｍさんに外に餌を置くと さっきのように認知していない猫さんも来て食べるからと言い聞かせ


ケージ内でも安心なんだと油断した時 扉を閉めて下さいと
もう ここは 絶対失敗したくない
捕獲器拒否のＭさんの責任 唯一 触れないけど 逃げて行かないＭさんしか出来ない作業だと

訴えて 捕獲のシュミレーションを繰り返し


まだか？まだか？と待って
昨日 捕獲成功しました ホッ


母猫 たまちゃん


姉猫 くろちゃん

妊娠してました

キージーフォーはみんなキジトラさんなのに

この子達はアンダーコート白のブラックスモーク

猫って本当に不思議で面白いですね



まだミルクの時期に子猫を奪う
妊娠中の猫を堕胎させる


自然の摂理に反した 理不尽で酷い事なんでしょうね


だからこそ もう
これからは たまちゃんも くろちゃんも ♂猫に追いかけられる事なく

安心して暮らして行って欲しいと願います


たまちゃん くろちゃんは野良猫さんでは ありません


依頼者のＭさんは
自分の家の子だと最初から言っていました

飲食店を経営している事情から
家の中だけでは飼育できない

避妊したかったけど
自分で捕まえられなかった


よく助けて下さいましたと
お礼を言って下さり
私達にお心遣いを考えていて下さりましたが


辞退して その変わりに 今後は ご飯だけは屋内で与える約束をしてもらいました


無責任に増やさない
私達に出来るのは
その お手伝いだけです


たまちゃん くろちゃん
よく頑張りました


幸せになってね



さぁ次はマリアママだな



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ただそれだけ

十人十色 人には様々な見方や考え方があります

十人いれば十通りの見方 考えがありますから


私達のしている事を良いと思う人がいても あほか？と思う人がいても当たり前です


以前に誹謗や中傷があり
まぁ今も どこかでしている方もいるでしょう


考えると このブログを見てだと思うので
もう ブログを閉じてしまった方が
精神的にいいのでは？とか


一部の記事だけを見て
過去のいきさつや
書いていない事もあるのに

知りませんが 多分何もやっていない
何も生み出していない
非建設的人が
何を根拠に言えるのか？とか

苛々しながら考えた後


自分達を見直す事が出来たように思います


なんの為にやっているの？


最初は自分達が猫より上に立ち
猫のためにしていると
生意気にも思っていましたが


今は違う 猫が私達に与えてくれる 優しくなれる気持ちや
病気と向き合う為の強さ
そして感動


猫のためじゃない
与えて欲しい自分達のためのような気がします


全てを連れ帰る事は出来ない
どうしても 気になったり 連れ帰りたい
自分達の自己満足かもしれません


馬鹿で単純ですから 誉められたら
嬉しいです


猫保護にマニュアルはありません
見習おうと思ったら 飼育に取り入れるし
間違っていたなら 正常に戻す柔軟性や素直さは持ち合わせているつもりです


けなされれば腹が立って 悔しいです

でも 誹謗中傷されたからと言って

仮に誰一人の理解や応援がなくても


私達は まだ 今止めようとは思いません


だって猫が好きだから

幸せになってくれた猫を見るのが好きだから

私達で出来る範囲で その お手伝いをしたいのです


猫が好き
それ以上でも以下でも ありません


猫が好き

ただ、それだけです


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