ほんわか猫な日々

猫の里親探しやTNRの事などを書いています

母と姉

2012-06-10 19:15:27 | *今日この頃報告*
6月2日の土曜日

里帰りをする真くんお迎えの前に


キージーフォーの母猫を捕獲に行きました


猫の繁殖力は半端ない事は知っていましたが
アメスコ一族の時
まだ出産から1ヶ月も経っていないのに
子猫に授乳をしなかったリンダちゃんが発情したのには
驚されましたので

なるべく早くと思っていました


で....ここの現場には
母猫の他 もう一匹同じ母猫から生まれた猫さんのTNRも依頼されていたのに


私達って なんて間抜けなんだと思ったのですが


聞き出していくと
その子は昨年秋に生まれた♀猫だと言われ


ヤバい もう発情期が来ても可笑しくないと思い
逃げて行く姿を見たら
お腹が横に膨らんでいました(>_<)


一瞬のパッと見なので 不確かですが
あぁ...なんで キージーフォーを連れ帰る時に確認しなかったんだろうと焦り


速攻で捕獲器を仕掛け一旦帰宅


もう 昼食時だったので
用意をして 食べ終わった頃

捕獲できたと連絡が入り
飛んで行くと 全く別の野良猫さんでした(>_<)


野良猫さんを捕獲器から出し
再度捕獲器を仕掛けようとすると


それを見ていた依頼者Mさんが
「捕獲器では可哀想だから絶対嫌」と言って譲らない


それは可哀想違いです
悠長な事を言って 生まれたら どうするんだろう?


いくら知らないと言っても
子猫を見てしまったら ほっとけないですよね?


捕獲器の中で出産された経験もあり
貧血おこしそうでしたが

いい争いをしていても捕獲できないので

キージーフォーがいた屋内
ダンボールと譲渡会用移動ケージを入れ替え ケージ内でしか ご飯を与えないよう Mさんに外に餌を置くと さっきのように認知していない猫さんも来て食べるからと言い聞かせ


ケージ内でも安心なんだと油断した時 扉を閉めて下さいと
もう ここは 絶対失敗したくない
捕獲器拒否のMさんの責任 唯一 触れないけど 逃げて行かないMさんしか出来ない作業だと

訴えて 捕獲のシュミレーションを繰り返し


まだか?まだか?と待って
昨日 捕獲成功しました ホッ


母猫 たまちゃん


姉猫 くろちゃん

妊娠してました

キージーフォーはみんなキジトラさんなのに

この子達はアンダーコート白のブラックスモーク

猫って本当に不思議で面白いですね



まだミルクの時期に子猫を奪う
妊娠中の猫を堕胎させる


自然の摂理に反した 理不尽で酷い事なんでしょうね


だからこそ もう
これからは たまちゃんも くろちゃんも ♂猫に追いかけられる事なく

安心して暮らして行って欲しいと願います


たまちゃん くろちゃんは野良猫さんでは ありません


依頼者のMさんは
自分の家の子だと最初から言っていました

飲食店を経営している事情から
家の中だけでは飼育できない

避妊したかったけど
自分で捕まえられなかった


よく助けて下さいましたと
お礼を言って下さり
私達にお心遣いを考えていて下さりましたが


辞退して その変わりに 今後は ご飯だけは屋内で与える約束をしてもらいました


無責任に増やさない
私達に出来るのは
その お手伝いだけです


たまちゃん くろちゃん
よく頑張りました


幸せになってね



さぁ次はマリアママだな



ママーズ&ネェーネ


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