ほんわか猫な日々

猫の里親探しやTNRの事などを書いています

心に刻め

2020-05-07 00:09:29 | TNR


TNR現場から18日に捕獲をして
別件ギジトラさんが出産寸前だった事に参っていて そらママプロダクションで出産してもらう事にした 茶白猫さん

餌やりさん お気に入りの猫さんでしたので 名前を聞いてみましたが
名前はないとの事でしたので
勝手に「おでんちゃん」と名付け
産まれてくる子猫には
竹輪ちゃんやら はんぺいちゃんやら おでん具材の名前をつけようと決めて お乳が沢山出るように
フードも準備していました

20日おでんちゃんに出血があり
ケージ内にペットヒーターを仕込んだ段ボールを入れ

まだ来たばかりで 私達がいない方が安心して出産出来るだろう
明日の朝には子猫が産まれているだろうと思い翌朝 そらママと
おでんちゃんのいる部屋に行くと
子猫が2頭 トイレに産み落とされていて
おでんちゃんは 隅の方で小さくなっていて
大変な事が起きてしまったと
子猫をトイレから出すと 既に冷たくなっていて 手遅れだと落ち込んでしまったのですが
1頭の子が かろうじて心臓なのか?動いていたので
まだ体についていた膜をはがしながら必死に温めると 鳴いたので
おでんちゃんに授乳を促しましたが 全く授乳しようとしてくれず
また 温めながらシリンジでミルクを与え
このまま保温だけして仕事に行くもできず
そらママが仕事を休んで 病院に走り 預かってもらう事になりました

で 出産した おでんちゃんなんですが 出産を終えたのに様子が変に思え
まさか まだお腹にいる?っとネットで調べると 三時間で産み終わり
それ以上かかると 母子共に重篤な状態になるみたいに書いてあるので
怖くなり 急遽おでんちゃんを病院に連れていき診察すると
やはりまだ2頭お腹の中にいる事が判明しました

また 今朝のような事態になる事を恐れ なんとか(帝王切開)取り出す事ができないか?ドクターに相談しましたが まだまだ未熟で産まれてきてはいけないようで
お腹の中で育つよう そして おでんちゃんが無事である事を祈るしかなく
慎重に出来る限り目を離さないよう気をつけるしかできない無力感でいっぱいになりました

唯一 病院に預かっている子猫が頑張っていてくれる事が救いでした

まだまだ産まれてきてはいけない2頭なのに
翌日の夜 破水があり ミルクがない事に気付き慌てて買いにいき
真夜中に出産しましたが 死産という あまりにも残酷な結果で
おでんちゃんも 自分が悪い事をしてしまったと思うような
隅のの方で小さく 小さくなっていて
見るのも辛かったですが
頑張ったね 偉かったね 助けられなくてごめんねと
誰よりも お外で妊娠して 痛い思いをして出産した おでんちゃんが一番辛いに決まっているのですから 褒めて 励まして おでんちゃんを きちんとケアしようと思いながら
病院にいる子猫を連れてきて自分達で授乳しようと決めまして

朝になってから病院に連絡すると
その子も朝早くに亡くなってしまったと……

産まれたら育っていたかもしれない子達を堕胎して
産ますと決めた子猫は産まれてすぐ亡くなって
私達は一体何をしてるんだろう
もしかしたら 凄く間違った事をしてしまったのか?
悲しくて 辛くて やりきれない思いは どこにもぶつけられず
これから どうすれば良いのかさえ
わからなくなってしまって

毎年 毎年 沢山の子猫が産まれてきますが
誰も知らないところで沢山の子猫が亡くなり おでんちゃんのように辛い思いだけが残る母猫もいるのだろうなと思うと
やっぱりTNRが必須の結論になるのと

目の当たりにして 本当に保護されて里子に行ける猫さん達は
一握りの奇跡なんだと思いました

おでんちゃんが私達に伝えたかった事が何だったのかは まだわかりませんが

おでんちゃんに起きてしまった悲しすぎる事は
しっかりと心に刻みたいと思います


ママーズ






にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿