その場所で

ヤマトが神様の元に旅立って一年が経ちました


最後まで自分の足で立ち上がりケージから出てきて
そらママが来るのを待ち
意志の強そうなグリーンの目を美しく輝かせみんなに 何かを言いたそうに口を動
かしながら

虹の橋に旅立った日から 一年が経ったなんて・・・・・・


ヤマトを失ってから 悲しみが永遠に続くような毎日だったのに
ヤマトを忘れた事なんて一度もないのに


どうしてでしょうか？私達は笑いながら猫達に接しています


思わず息を飲み込んでしまうような あまりにも悲惨で劣悪な場所にいたヤマト

保護した時から弱かったヤマトは もう その時から病気を発症していたんだと思
います

なんの為に生まれてきたんだろう？
ヤマトには 幸せを感じる事のできる時は
あったのだろうか？
無知すぎて気付けなかった私達

ヤマトを思う時 胸が締め付けられ 涙が溢れ出してしまうけど


きっとヤマトは泣いている私達ではなく
笑っている私達を望んでいてくれたのでしょう


辛い別れをし 自分の事で悲しんで泣いている人がいると
虹の橋を渡りきれず
いつまでも明るく暖かな場所に たどり着く事が出来ない


ヤマトは たどり着けているでしょうか？

痛みも苦しみもなく
ご飯をいっぱい食べて
走って 飛んで 仲間達と過ごせる場所に


ヤマトが笑っている私達を望むように
私達はヤマトが その場所にいる事を望んでいます


その場所でヤマトの手を握ると決めているから




ママーズ&ネェーネ


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