色彩を持たない 多崎つくると 彼の巡礼の年

先日本屋で「女のいない男達」の文庫版を衝動買いしようとしたら

まだ「１Q８４」と「色彩を持たない 多崎つくると 彼の巡礼の年」の終盤を読んでいない事を思い出し

衝動買いするのを止めたという経緯から「色彩を持たない 多崎つくると 彼の巡礼の年」を読み切ってしまおう

っと思い、今さっき読みえ終えたのだけれども


フィンランドに会いに行った人妻とハグして乳房の豊かさを感じたり

僕は孤独だったとか言いながら、数人の彼女と浮名を流した告白をし

そんな、なんちゃってボッチなのに孤独を訴えてガールフレンドに深夜何回も電話するわで



大学生時代は誰とも心を通い合わす事ができなかったと言いながら

後の奥さんを含む女の子二人と仲よくをした経験を語ってしまっちゃう


ぼっちの風上にもおけないクソぶりを今作も文章の中で発揮しまくっていたけど


比喩のうまさと

孤独の表現の仕方


「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の終盤で見せた

生まれ変わって人生をやり直しても、結局は今と似た地点にたどり着く論等


部分部分のうまさだけは良かった、っという最近の村上春樹作品に対するいつもながらの感想を持った