カントリーリスクとチャンス

今年の年始から取り掛かっているプロジェクト，とある海外企業の日本上場。
会社にとっても日本のマーケットにとってもほぼ初の試みで，私自身にとっても明確なキャリアビジョンを持つことができたこのプロジェクトに，またしても大きな嵐がやってきた。
ここ一ヶ月，深夜残業を続けてまでもプロジェクトを数あるチャンレンジの中から力強く前進させたい一心だったが，社内決議を目の前にして，いわゆるその国のカントリーリスク：突然の政策変更，に足止めをされることになった。
昨日まで常識のように行っていたことを急に取り締まりを強化する。
その企業は大きなインパクトを受けるでしょう，一緒にＩＰＯを目指してきた私たちも愕然

時を同じにして，その国にいる友人から連絡が入り，環境保護関連の会社とイベント（大型展示会）会社を二つ立ち上げたという，弾むような報告を受ける。
（彼は不動産とジュエリーでそれなりにいい結果を納めているようだが，）
案件でふてくされた私が，カントリーリスク云々を言うと，リスクがあるからカントリーチャンスがたくさん溢れてるのだとアドバイスされる。
確かに！！
そんな彼は私の二つ上で，次から次へとチャンスを作り出して行く，その根源には明日何か起こるか予測できないマーケットと政策がある一方，ゼロから作り上げられるチャンスの土壌が豊富にあるからでしょうか。

引き続き，アップダウンの激しいこのプロジェクトをエンジョイしてみよう！