goo blog サービス終了のお知らせ 

グッドイヤーウェルトの革靴

革靴を買うなら、やっぱりグッドイヤーウェルト製法がいい!とは言うけど、なんででしょうか?

グッドイヤーウェルトと革靴に対する考え

2013-03-18 19:22:05 | 日記
ある英国紳士がこんな事を言っていました。

男は、時計と靴にお金をかけなさい。

これは何故かというと
スーツ等は毎日同じ物を着るわけにはいけませんが
革靴や時計というのは、ほぼ毎日同じ物を使用します
この事からも、お金をかけるべきはこの二つというのがわかります。

良い革靴、高い革靴というのは
劣化していっても、リペアして使う事が出来ます。
つまり一生付き合う事が出来るのです。

そこをふまえて
男の嗜みが革靴であるとするのであれば
やはり重要なのはグッドイヤーウェルト製法。

革靴の製造方法の中でも
非常に頑丈な作りとなっているし
靴底全体を付け替える修理が出来る事からも

一生の相棒

とするのであれば
革靴はグッドイヤーウェルト製法に限ります。

ジェントルマンともいえる英国紳士

かれらの物を大切に使うという心は
昔の日本人と近い物があるかもしれません。

しかし今の日本人が忘れてしまっている
思い出さなければ行けない価値観かもしれません。

靴だけでなく
スーツだってそうですし
腕時計だってそうなのです。

大切に使い続けているもの
また、父親から譲り受けたもの

本来の男のファッションであり
革靴の履きこなしかたや着こなし方というのは
流行として追いかけるファッションではなく

どんな仕事をしているのかや
どんな趣味を持っているのかという
自身のライフスタイルから感じられたものなのです。

そんな自身を映す鏡の様な革靴は
まさに人生を共に歩むパートナーと言えます。

そう考えた場合
真っ先に浮かぶのは
一生履き続けられるグッドイヤーウェルト製法の革靴でしょう。

そういった目線で
革靴と向き合ってみるのも
面白いとおもいます。

なぜ、グッドイヤーウェルトの革靴が良いのか

2013-03-18 19:02:08 | 日記
なぜ革靴業界の中では
グッドイヤーウェルト製法が至高なのか


それはやはり、履き心地の素晴らしさであると言えます。

グッドイヤーウェルト製法で作られた革靴は
持ち主だけの履き心地、と言われるように
足の形に成長して行く素晴らしい革靴です。

グッドイヤーウェルト製法の革靴には
中底にリブといわれる、つまりツマミの部分があります
そのリブの高さがある分、中そこと表底の間に少しだけ空間が出来
その空間にコルクやフェルトなどの柔らかい物を詰め込みます。

これによって
持ち主だけの履き心地とも言える
グッドイヤーウェルト製法の真骨頂が起きるのです。

コルクなどを詰めることによって
適度な弾力性が革靴に宿ります。

動き回ると必ず脚に刺激が来ますが
コルクが緩衝剤の役割を果たすため
ショックを吸収する事で歩き易くなるのです。

それだけではありません。

この詰め込んだコルクが
革靴を履き込むにつれて
持ち主の足形に合わせて沈みます。

これによって、自分の脚にピッタリな形状となり
自分だけの最高の履き心地を手に入れられるのです。

また、グッドイヤーウェルト製法の革靴は
非常に頑丈な構造である事も人気の秘訣です。

人間の脚というのは
活動している時に靴の中で動き回ります。
そのため、革靴の作りが弱いと形が崩れてしまいます。

形崩れが起きると
足が革靴の中で大きく動くようになってしまい
意識していない中でも体はバランスを取る為に体力を使います。

靴を履いていて起きる浸かれというのは
こういった細かい負担が積み重なって行き
気がつかない内に蓄積されてしまうのです。

しかしグッドイヤーウェルト製法の場合
非常に複雑な工程にて制作されるので
他の革靴とちがって非常に形崩れしにくく
長時間は居ていても疲れにくいのです。

なんてんは始めのうちです。

頑丈な作りで作られるグッドイヤーウェルト製法の革靴は
履き始めのうち若干硬く感じられる事もあります。

しかし履き込んでいくにつれて
徐々に柔らかく感じられるようになって行きます。

フィット感が劇的に向上し
革自体が柔らかくなってくると
急に革靴自体が軽くなったように感じるのも
グッドイヤーウェルト製法の特徴です。

共に成長出来るグッドイヤーウェルト製法の革靴

2013-03-18 18:40:19 | 日記
革靴の醍醐味と言えば
他の靴と違って長く履けるってところ。

しかし最近の主流とも言える
安い価格帯の革靴は
決して長く履けるとは言えません。

革靴が長く履けるという情報は
革自体が長持ちする事ではなくて
その製法によって確立されているのです。

革靴の中でも
一定の価格帯を越えると
グッドイヤーウェルト製法と呼ばれる
革靴の製法で作られた物が出てきます

このグッドイヤーウェルト製法で作られた革靴は
履く人の脚の形に時間をかけて変化して行くだけでなく
痛んだ部分をリペアしながら履き続けられる革靴なのです。

とはいっても
グッドイヤーウェルト製法なら
どの革靴で何閏年と履き続けられるかと言えば
そうとも言えないのが革靴の現実です。

例えば革靴に使用されている革の具合です。
値段の高い安いに関係なくしっかりチェックしたいところですね。

中でもボールジョイント部分に
スジが浮き上がってる革や
銀浮きしている状態の革等

革の中でも質の悪い革が使用されていたら
その革靴は避けるのが吉と言ったところです。

革靴のボールジョイント部分というのは
一日履き続けた場合、数えきれないほどの負担がかかります

そういった、負担が強くかかる部分の革が弱いと
早い段階でヒビが入って来たりしてしまいます。

もちろん素材だけではなく
グッドイヤーウェルト製法の
作りの部分でも注意するべきポイントがあります。

例えば履き口の笑いです。
新品の状態にも関わらず
革靴の履き口が笑っている場合は
革靴自体のつり込みに問題があるか
ラストに煎れている時間が足りていません

こういった革靴は
かなり早い段階で形崩れが起きます。

こういった部分を知っておく事で
本当に長い時間を共に歩める革靴が見つかります

グッドイヤーウェルト製法なら
なんだって大丈夫だと安易に考えず
しっかりとした目をもって見極めたいですね!