12月21日


おつかれみたいでぐったり


最愛のブービーが天国へ旅立ちました
14年1ヶ月
幸せな時間をありがとう

19日。別の病院で3時間近く眼と血液検査をしてきました
眼球の傷が治らないうちに強いステロイドの目薬を使用していたので傷がなかなか治らなかったとのこと
傷を治すためブービーの血液から作った血清の目薬を使うことにしました
クッシングが疑われるけどとりあえず眼を治しましょうとのことで22日夕方に次の診察を予約してその日は帰りました
帰りの車の中
眼をこすらないようにエリザベスカラー装着

おつかれみたいでぐったり


この日からごはんをたべなくなってしまった
どんな時でも食欲だけは旺盛だったのに
21日早朝
いつものように小さな声でトイレに行きたいよと私を起こしました
かかえて外に出たところおしっこも出ないしウンチも出そうにない
「食べてないから出ないよね」とかかえて洗面所で脚を洗ってやると蛇口からガブガブお水を飲みだしました
「そんなにたくさん飲んじゃだめだよ」と言ったけど、あとでお水くらいたくさん飲ませてあげれば良かったと後悔したくないと最近は思うようになってたから口を離すまで飲ませました
脚を拭いて茶の間の座布団に下ろして冷蔵庫に保管するように言われてたブービーの目薬を出して手のひらで温めようとしてたらブービーの様子がおかしい
頭を起こすと「フー」と言ってぐったりしている
「ブービーブービー」とさすって口に息を吹き込んだけど腕のなかで、スーッというより、トン、トン、トン、と言うかすかなかすかな何かが徐々にゆっくり消えていくのが感じられた
もう息をしていないようでした
きっとあれが命の消える瞬間だったんだね
いつもの子守歌を歌ってあげました
ブービーちゃんブービーちゃん
ブービーちゃんはいい子だね
今日のおやつはなんですか
今日のおやつはジャーキーよ
ブービーちゃんブービーちゃん
ブービーちゃんはいい子だね
今日は何して遊んだの
今日は河原でおさんぽよ
ブービーちゃんブービーちゃん
ブービーちゃんはいい子だね
「おやすみブービー」
誰も起こさずベッドに戻るとさっきまで一緒に寝ていたように寝かせました
まだあったかくて死んでしまったなんてぜんぜん思えないくらい
ただ息をしていないだけで
2時間くらい一緒に添い寝して母親を呼びに行きました