今、考えるとなぜあの時あのトイレを選んだのかよく思い出せないんです。
もしかしたらボクはトイレのドアを開く際に誤ってミステリーゾーンへのドアを開けてしまったのかもしれないんです。
学生時代、新緑深まる季節でした。
講義中、突如軽い便通を覚えたボクはあわてて教室を抜け出しました。
いつも喧騒で溢れかえっている校舎はあまりに静かで異様でした。
そこに、そのトイレはあったのです。
廊下に面したトイレ。
毎日通る道なのに、なぜかそのトイレに入ったことはありませんでした。
なぜ、入ったことがなかったのか。
なぜ、その時に入ろうとしたのか。
不思議でなりません。
そうして個室に入り、目の前の壁を見た瞬間、その落書きを発見したのです。
“この場所は関東便所連合が制圧した。”
もしかしたらボクはトイレのドアを開く際に誤ってミステリーゾーンへのドアを開けてしまったのかもしれないんです。
学生時代、新緑深まる季節でした。
講義中、突如軽い便通を覚えたボクはあわてて教室を抜け出しました。
いつも喧騒で溢れかえっている校舎はあまりに静かで異様でした。
そこに、そのトイレはあったのです。
廊下に面したトイレ。
毎日通る道なのに、なぜかそのトイレに入ったことはありませんでした。
なぜ、入ったことがなかったのか。
なぜ、その時に入ろうとしたのか。
不思議でなりません。
そうして個室に入り、目の前の壁を見た瞬間、その落書きを発見したのです。
“この場所は関東便所連合が制圧した。”
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