ちょっとしたブーム

真夏だというのに、なぜか衣替えが激しいモグ
頭が筆毛という硬くてツンツンしたトゲだらけで、とても痒いのだ。

ゆきまるが『掻いてやろう』と言ってもイヤだという

そんなインコは…こうしてやれ



頭に息を強く吹きかけ、毛を逆立ててみる。
わぉ
トゲだらけ

すると、首を微妙に動かし、風のあたる場所をちょっとずつ変え始めたモグ
どうやら、風がかかることで羽が持ち上げられ、ちょっと気持ちいいらしいのだ

この遊びが気に入ったらしく、何度やってもイヤだと言わず、いいポイントに風があたるよう、しっかり首を動かす。

今、インコとゆきまるの間だけでちょっとしたブームが巻き起こっている

インコのお誕生日

今日、元気に５歳のお誕生日を迎えたモグ

よく眠り…


　…

よく食べ…




そうして彼は…



こんなに大きくなりました
かなり育ちました
普通のインコさんより、１０ｇ以上も…



　で、美味しいモンくれんのか


太るから…
いや、太いから…
長いヤツ(カナリアシード)を一つまみだけね

インコの帰巣本能？

ここのところ、発情傾向にあるモグ。
部屋のいたる所に話しかけ、興奮しまくっている。

このままではスリスリに発展してしまう…

何度ダメだと言ってもダメな時はちょっと頭を冷やしてもらうべく、廊下に出してしまうのだ
(といっても、暑いので２～３分で部屋に帰してあげるのだが…)

さぁ帰ってみなさい


　…

ほら、手前の部屋のドアが開いてるでしょ


　ここちゃう…

ゆきまるの部屋を自分の部屋と認識しているモグ。
廊下に出すと、必ずゆきまるの部屋に帰ってくるのだ。


　こっち　ワシの部屋こっち

部屋の前をウロウロするモグ

そろそろいいかな…

はい、どうぞ。


　

いそいそと自分の部屋()へ帰っていった。

人目を盗んで…

晩ゴハンを入れて、モグの元へ戻ってくると…



…なんだあれ？

下に敷いてある紙が、どういうわけか引っ張り出されている。
ちょっとエサ箱がなくなった隙に、隙間に頭を突っ込んで紙を引っ張り出したらしい



あっ
ちょっと食べてるし

ダメでしょ


　…


ひとごとですか

暖めるインコ

うっかりアイロンを膝に当ててしまい、いい歳して火傷を負ったゆきまる

お湯が手に飛んでくるのも熱いが、アイロンも相当熱い
綿素材のアイロン掛けだった為、アイロンが高温設定だったのだ。
もっとも、低音であっても熱いだろうが…

あまりの驚きに取り乱して患部をこすってしまい、皮がやぶれた為、水ぶくれはできなかったが…
これで良かったのだろうか

しばらくタオルにくるんだ保冷剤で患部を冷却。

あぁ…
そろそろインコの時間がやってくる。
外さないと

インコは何か引っ張れるものが大好きなのだ。
タオルを見るとまっしぐらに駆け寄り、糸を引っ張り出す
インコにタオルを見せることはできない

仕方ない、冷却中止。


おぉっと～



患部に忍び寄る怪しい影…


　どっこいしょ…

…
インコよ、なぜそこでくつろぐ

インコの体温で、せっかく冷やした患部が生暖かくなってしまった
まさか
足元がひんやりして気持ち良かったのか…

ありえる。
このインコならあり得る