もう先月の話ですが、香川へぶらっと旅行に行ってきました。とはいってもいきなりの旅行だったのでイサムノグチの庭園美術館も地中美術館を含む直島にも行ってないのですが。でも見所十分でした。
香川に着いてまず訪れたのが
猪熊弦一郎現代美術館。一瞬聞き覚えのある名前のような気がしますが、柔道家じゃないですよ。
猪熊画伯の推薦により谷口吉生氏が設計を担当しているそうです。
実際にみた時には白い壁はさすがに人工大理石だろうと思ったんですが、ホームページによると縦12m、横22mのギリシャ産白大理石だそうです。近くでよく見ると白の大理石を切り抜いてそこに黒い大理石をはめ込む事で絵が描かれているのが分かる。それで筆の細かいタッチまで表現できているから驚きだ。
僕は正直この建物が見たくて来たのだが、猪熊画伯の絵に感動を受けすっかり長居してしまいました。
翌日訪れたのが
東山魁夷せとうち美術館。同じく谷口吉生氏の設計。こちらはこじんまりとした感じで落ち着いて見れる美術館でした。まさに瀬戸内海に隣接して建っているのだが、その海の色が東山魁夷の絵の色と同じで感動的。ただそんな事を味わっている場合じゃないくらいもの凄い風でしたが。