☆smile☆smile☆

うれし・・たのし・・大好き・・


 

     (TBは削除させて頂く事が有ります。)

『息子のけんか…②』

2008-05-29 23:46:00 | 『家族』
 安心したのか?165センチを越えた息子は、
スースー寝息を立てながら寝はじめた。
殴られたんだな~顔がはれている(涙)

 何だか…学校からの電話が待てなくなった。
息子を起こさないように…学校に電話をかける。

 『2年生でお世話になっているsmileです』
向こう側の慌てぶりが伺える…
『お待ち下さい…担任を呼んでまいります』
『○○です…』慌てふためき担任の先生が出られた。
『ご迷惑をお掛け致しました』私のひと言に

   『へっ?…お怒りの電話では…』

 『先生…理由もわからないのに怒らないですよ~』
『息子さんは何と…』
『手は出さなかった…たったひと言』
『そうですか…』しばらくの沈黙が歯がゆい。

 他の男子生徒にからかわれて内心イラついたA君…
その事を知っていたのか?知らなかったのか?
狭い机と机の間に立っていたA君の横を通り過ぎる時…
『狭いな~』と呟きながら横を通り過ぎた息子。

 行き成り来た横蹴りで大きく転んでしまった息子…
机も椅子も飛んだそうです。

 話を聞いていて『ウルウル』してしまった。

 A君は友達に羽交い絞めにされ、息子と引き離されたそうです。
終わったつもりの息子の顔に学生カバンが飛んできた。

 廊下で女の子が泣き出した騒ぎで先生が飛んできた。
先生が来た時にはA君はいわゆる『切れた状態』だったそうです。
息子は、やはり手を出さなかったそうです。
ず~っと『握りこぶし』を作り、歯を食い縛っていたそうです。

 タオルケットから飛び出た手のひらを見ると血管が青く浮き上がっていた。
力一杯…握って我慢していたんだな…涙目で見つめてしまった。

 首から上の引っかき傷が沢山…ミミズ腫れになっている。
先生が引き離した時には~横蹴りで出た鼻血に重ね~
カバンで殴られ2重の鼻血~血だらけのワイシャツの意味が良くわかった。

 切れたA君はとても冷静になれる状態ではなく…
興奮して卒倒して、しまったそうです。
保健室の先生の判断で救急車で、病院に行ったそうです。

 先生の感覚では~A君が、からかわれた事を息子は知っていて、
尻馬に乗った様子…でも息子さんは被害者ですから…何度も強調される。
たった一言の代償がこれか…?心の中で呟く。

 被害者かもしれないが…きっかけを作ったのは息子ですから…
その事はお詫びします。A君の家にもお電話を差し上げ、
その事に関してはお詫びしたいが…今はその状態に無いのですよね?

 『smileさん…そこまで言っていただき、申し訳ないです』
電話の向こうで腰が折れんばかりに頭を下げているのが感覚で解る。

 『私ども都合を言って申し訳ないのですが…息子は野球をやっています。
喧嘩をした時点で野球が続ける事ができなくなります。
今回の事を喧嘩というのでしょうか?』

 …親として、この発言は如何なものか?自問自答する私の心



『息子のけんか…①』

2008-05-29 13:42:58 | 『家族』
 男の子も『中学生』になると…考えつかない程、驚くことが有る。

 金曜日の夕方…帰宅すると『母の目を見ない息子』
私の前を斜めに歩きながら…『学校から電話があるから…』
『何をやったの?』『別に~』
振り向きざまに言った顔を見て驚いた。
『ミミズばれで腫れた顔』
床を見ると~血の着いたワイシャツを証拠隠滅の為に洗い…
雫で床がすべるほどになっている…(驚)
上半身裸の息子を見て『ワイシャツは…』
私の一言に観念して…ゴミ箱に視線を向ける。
ふたを開け…ゴミと化したシャツを摘み上げる。

 『何が有ったか、聞かないの?』息子の目が宙を舞う…
摘んだままのシャツを息子に向け…
『洗えば着れるよね?~ところで顔は痛くないの?』
『今日は暑いから汗が出て染みてイテェよ…』
『保健室行ったの?』『先生は行け…と言ったけど行かなかった』
『シャワー浴びて~終わったらマキロンだな…』
私の言葉が終わらないうちにシャワーを浴びに行く息子…
出てきた息子の顔は凄いことに成っていた。
『鼻血で腫れた鼻』シャツが血だらけの理由が解った。
『五本指の爪の引っかき跡が右頬と左頬~左右対称』
『首の右・左に5本指の爪の引っかき跡』
『わき腹の処に乗っかられたのか?広い面積で赤く腫れている』
『ずいぶん…派手にやったね~でも、ケンカする根性が有ったんだ?』
『してねぇよ~絶対に手は出さなかった』言い切る息子。
『手を出すと野球が出来なくなるから?』
『他に理由がある?…でも、弱いやつとは喧嘩しないと決めている』
消毒が終わり…顔の上に乗せたアイスノン…畳の上に転がる息子
相手は救急車に乗って行った…と聞いて心臓が止まるかと思った。
『手は出して、いないんだよね?』
『当たり前だろ~何回も言わせるなよ』転がって睡魔が襲ってきたのか?
まどろみながら呟く息子…そっとタオルケットを掛けてあげる。