『義理母と私の１６年』

　義理母と嫁という立場になり１６年が経つ…
一生…お互いが解りあうという事は無いと思っていました。

　私がやる事すべてが『NO』
心の中で『こんなに一生懸命やっているのに…』と
地団駄を踏んだ事も数知れない…

　１度はブログの中で大爆発してしまい…
翌朝～目覚めた時に…慌てて消した事さえある。

　そんな義理母が先週、退院をした。
『脳梗塞』を起こす１歩手前で私が、気がつき…

　緊急入院…

　事の重大さが理解できない義理母～
箸を投げつけ…汚れたオムツを外しベッドの脇にわざと置く…

　自分の娘である姉達が呆れ…息子である主人に叱られる…義理母
それでも義理母は『足が悪いだけなのに…いつまで？』私に問いかける…
私自身も入院して暫くは…義務感のような毎日の病院通い…

　行き帰り～自転車をこぎながら

『１６年間温かな言葉も掛けられた事も無く…そして介護は嫁の私の役目…』
自分の心の中を押し測り
『流れない涙…って有るんだな？』自分に問いかけた…

　ある日娘と病室へ行く…
当たり前のように『入れ歯』を差し出す義理母…
歩けない以上当たり前の光景…
毎日の事とはいえ…躊躇しながら手を出そうとすると…
娘が『ハイ！！』元気良く手のひらを差し出す…
義理母が娘の手のひらにのせると…何も言わず歯ブラシで洗う…

　絶句して声が出なかった…
娘の心中を思うと泣けて仕方が無かった…
私に似ているというだけで…
義理母に『ヨソの子供だから…可愛くない』と何度も言われた娘…

　義理母は何を思い…乗せたのか？聞いて見たかった…
私自身の心中を察する事が出来ない様に…
皆に背中を向けて洗濯物をまとめ…タオルを交換する…

『ママは娘を産んで幸せ～』オーバーアクションで娘を笑わせた～


　帰り道…月を背中にふたりで自転車をおり…歩く～
『良く手が出たね…』ポツリと呟いた…
『うん…私ね…考えたの～ママもいつかこうなるのかな？』
『その時に出来るのかな？って電車の中でいつも考えていたの…』
『やってみて出来るんだ…って解ったよ』

『そうか…ママ安心して倒れる事ができるのね…』

『安心して倒れる人なんかいるわけ無いよ…』娘に叱られた…　


　眠れぬ夜でした。

『こんなに一生懸命やっているのに、どうして理解してくれないのかな？』
『こうしてもらいたい』
『義理母の性格をどうにか変えて欲しい…』

　相手に対して要求ばかりしてきた自分に気がつきました。
『夫に対してもそうだったのかも…しれない？？？』

　病院通いは毎日でした。
相変わらず…気に入らない事があると
『人の嫌がる事をする』
『大きな声で看護婦さんを怒鳴り散らす』

　『そんなに大きな声を出すと血圧が上がって退院が遠くなり～
　　会いたくて仕方が無い息子（夫）とマン太郎（私の息子）に逢えないよ…』

　わざと笑いながら言ってみる…
『そんな事より体を拭いてあげようか？』
下着を取り替え気持ちよく眠りに着く義理母…

箸を投げつけられた日は…
『食べる楽しみしかないのに…今の身体では落ちた箸も拾えないんだよ』
そっと拾い上げ動く右手に握らせる…
そんな２週間でした。

　私自身の疲れを感じ始めた頃…
家族で囲む食卓で…娘が『どうして毎日行くの？』

『ママ…今回の事でよく解ったの…』
『おばぁちゃんの今の出来事は自分の行く道なの…』
『相手に変ってもらおう…なんて間違いだった…
　　　　先ず自分が変わらなければいけないんだよ…やっと解った！』


　息子の…
『大発明したみたいな言い方だね…』家族一同吹き出す＾＾

　しばらくして退院する…
夫である息子と孫息子に逢えた事を大喜びする…義理母

　ひとりで食事が出来ない義理母の介添えをしている時…
神棚にある『本物のお榊』を見て…

　『夏のお榊は、にせもので良いって言ってあるのになんだい？』
怒った口調で私に言い放った…
主人がひと言…言おうとした瞬間に私が言った…

　『おばぁちゃんに早く退院して欲しくて
偽物では神様もいう事聞いてくれるか心配だったから…買ったのよ』

　『あっ…そうだったのかい？嬉しいね…ありがとう』
家族一同が確かに聞いた…１６年目の『ありがとう』

　入院前は『ヨソ者には触らせられない』と言い私と娘は触れなかった神棚…
手足が不自由な今は私の仕事…

　ベッドを買い寝起きは出来るようになった義理母…

『今夜の夕食は奮発して１丁２８０円のお豆腐…冷奴～』私の言葉に…
『もったいないから半分ずつだね…』義理母が言う。

　人間機嫌の良い時ばかりではない…
私は会社にも行かなければイケナイ…

　来週には息子の３者面談に行き…
成績の悪い事の原因究明をしなければイケナイ…

　一昨日から無くて気になっているマヨネーズを
買いに行かなければイケナイ…

　夕食を６時半には食べる義理母の支度をしながら～
明日の娘のお弁当のおかずも考えなければイケナイ…

　明日は燃えるごみの日…朝、慌てない為にも…
これからまとめなければイケナイ…

　義理母が退院して韓国語の勉強もプチ復活した…
昨日の復習を忘れる前にしなければイケナイ…

　沢山の『イケナイ』に囲まれている今の私…


　義理母の左半身は少し不自由だけれども…
大事にしてあげなければイケナイ…
素直に思う…


　

『心に刻む言葉』

親というのは愚かなもので・・・
子供が誉められると・・・
どこまでも舞い上がり～

　・・・かと思えば・・・

　子供のささいな事を・・・
いつまでも心配する・・・

　昨夜見終わった・・・
韓国ドラマの一説でした・・・

　子供達は人生の大切な反抗期という成長を迎え・・・
声を発する前に・・・１歩立ち止まる事を心に刻み・・・
生活する私ですが・・・

　親という立場から・・・
ついつい上からモノを言ってしまいがちな私に・・・

　反省を促すよい言葉です。
そんな今の気持ちを忘れないが為に・・・
ＵＰしました。

『梅雨が来ると…』

梅雨がくると喜ぶのは…
農作物？かえる？街なかで見かける紫陽花？だと思い込んでいた。

　雨は寂しいと思う心の気持ちに添い…
つらいと思う心を洗い流してくれるから好き～
雨が降り出すと気持ちが空に向う…
そう思うと…雨もうれしい…

　韓国の友のメールはこんな文章で〆られた…
何度も声に出して読む…
そして心の中でうなずく…

『韓日ことわざ対決』

お久しぶりの『グリコソンセン二ム』と電話で話す…

先週は日本に居た筈なのに…今は韓国滞在中～
気の張る仕事を抱えてらっしゃるらしく…疲れたご様子

　先生の口から『설마가 사람 죽인다』まさかが人を殺す

　？？？な私に…『気を抜くと怪我をする』
『油断大敵ですね～』と切り返すと～
『油田？』電話の向こうで素っ頓狂な声を出す。
『油断は気を抜く事です～油断すると怪我をします』

『설마（ソルマ）』は日本語の『まさか』と同じで～
単独でもよく使われますよね？
　

　会社のお昼休みに…息子に頼まれた『ゴーグル』を買いに～
近所のスポーツショップへ…
食事を済ませてない私はお隣のラーメン屋さんの～
『冷やし中華始めました』を横目にスポーツショップへ…

　大きな声で…『冷やし中華下さい』
…と言ってしまいました＾＾；

　余りの堂々とした言い方に…
おじさんの方がうろたえ…顔に～
『聞かなかった事にしよう…それがお互いの為だ…』という～
固い決意さえ感じられました（涙）

　顔も上げられず『ゴーグル』と蚊の泣くような声で呟き…
吹き出しそうな顔をしたおじさんの顔もまともに見ず…（笑）

　しかし…おつりだけはしっかりと受け取り…
猛ダッシュで会社に戻りました（涙）

　『穴があったら入りたい』

　

『うざいんだよ…』

　真面目に落ち込んでいます。

　昨日の『父の日』実家の父を誘い外食に出かける。
実兄も父の付き添いと称して合流し～
我が家族と６人と賑やかな外食となりました。


　『やや反抗期』の我が息子も…穏やかな会話に入り…
娘として母として『これが幸せ？』と思える瞬間でした。

　会話の中のひとコマで息子が私の兄に…
『うざいんだよ…』とひと言悪たれを突いた。
兄にしてみれば高校生の『現役の反抗期の娘』がいるので…
大した事の無い『ひと言』でした。
今思えば…息子はフレンドリーな気持ちで
『うざいんだよ』と言ったのかもしれません。

　私といえば父と会話をしながら…
片耳で『うざいんだよ』を拾ってしまったので…

　『今のひと言はなに？』と咄嗟に出てしまった。
息子の表情がさっと変わったのを見のがさなかった。

　『意味が解って使っているの？』

　『・・・・』

　『意味も解らず…使わないで欲しい』
キツイ口調で言ってしまった。

　主人いわく…
『あの一言から酔えなくなった…』
お叱りを受けてしまいました（涙）

　時と場所をわきまえた叱り方を出来ない…
出来の悪い母親でした…（涙）


　ちなみに『うざい』の意味を調べると…
（主に若者語で）面倒だ。うっとうしい。「うぜえ」とも。

　今夜…義理母のいる病院帰りに…
蜂に刺されてしまいました…
『泣きっ面に蜂』とはこの事ですね…＾＾；

『〆の言葉』

　ふたりの韓国人の方とメール交換をさせて頂いている。
ふたりともメールの〆の言葉がいつも素敵なので…
読んでいる私の顔までほころんでしまいます。

행복한 하루 되세요.幸せな一日になりますように

웃음이 넘치는 하루 되세요.笑顔があふれる一日になりますように

방긋웃는 하루 되세요.にっこり笑う一日になりますように

오늘 하루 마음껏 웃으시고 행복한 주말 보내세요.
今日一日思う存分笑って幸せな週末を送ってください

오늘하루도 수고하셨어요. 들어가서 폭 쉬세요.
今日一日お疲れ様でした。帰って十分に休んでください

좋은 꿈 만하 꾸세요.良い夢をたくさん見てください

　他にも沢山…沢山…温かな言葉を投げかけてくれます。
私といえば～『お身体を大切に…』『お元気で…』『それでは…』
～位の情けなさです。

　おふたりとも、おざなりの言葉ではなく～
『心から思っていますPower』を感じる位使いこなしています。

日本語でも韓国語でも心ある言葉を～
さりげなく使いこなせるような大人になりたいものです。

『ひなたぼっこ』

　仕事で時々行く…郵便局
窓口で用事を済ませ～
別の用で隣の窓口へ行こうと思っていた瞬間…
耳元で『あの～』と呟かれる～
振り向きざま…窓口の方が私に～


『失礼ですが…smileさん最近元気が無いのかな？
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　○○と先程、噂していたんですよ』

　　　　　　　？？？状態な私に…


『smileさんいつも元気で、私smileさん来ると～
　　　
　　　　　　　　私まで元気を頂いた気になり嬉しくなっていたんです』

　気にしてくださった事を恐縮しながら…

『えっ～元気ですよ…でも気に掛けて戴いているなんてとても嬉しいです』

『えっ…本当？それは良かった～』
隣の窓口の方と笑顔で目を合わせている。

　笑い話を2.3話しながら…郵便局の方々とのやり取りを終える…
仕事を終え…振り向くと２人の方が並んでいた…驚いた。

　『ごめんなさい…私がくだらない話しをしていたから…』
ペコリと頭を下げた。

　窓口の方も『お待たせしました』頭を下げる。

　杖を突いた初老の男性が
『郵便局に来て面白い話しを聞けて…待つのは楽しかった』
『コレを元気をもらう…と言うのかね？』

　窓口の方が『そうですよ』ニコニコ笑っていた。
郵便局にいる人がみんな…みんな…笑っていた。


　なんだか…陽だまりの中でひなたぼっこしている気持ちになった。
私が1番元気をもらった気がした。

『元手は０円』

　ご近所友達から…『青梅』を1Kのおすそ分け～
会社の同僚から『蜂蜜』と『オリゴ糖』のおすそ分け～
そんな訳で作ってみました。


『梅のオリゴ糖漬け』『梅の蜂蜜漬け』


　今月は『父の日』＆『母の誕生日』
週末に『オリゴ＆蜂蜜漬け』をお土産に実家を訪ねてみる予定です。

　もちろん…元手が０円は内緒です°゜°。。ヘ(；^^)ノスタコラサッサ

『SG Wannabe ＬＩＶＥ 純情』

　SG Wannabe – 느림보

사랑은 언제나 느림보 같아서
사랑은 내게만 느림보 같아서
지난 사랑얘기에 넌 울보 같아서
가슴 아픈 사랑에 나는 울보 같아서

　　　後略


愛はいつでも　のろまのようで
愛は僕にだけ　のろまのようで
昔の恋愛話に　君は泣き虫のようで
胸の痛い愛に　僕は泣き虫のようで
（赤字は修正致しました6/4PM）

　
　6月3日19時開演　東京フォーラム『SG Wannabe』
コンサートに行ってきました。
昨年のＬＩＶＥに続き2回目のＬＩＶＥでした。
試行錯誤の努力の後が見られ…
楽しいＬＩＶＥでした。

　今回、取り上げた曲は『のろま』という響きが～
私自身をさしている気がして…大好きな曲です。
ＬＩＶＥにも彼らが歌い…私の嬉しさも倍増でした。

　食事の用意をする時に包丁片手に『のろま』を歌うと～
キュウリの千切りが～
とても綺麗に切れるという私からの『推薦曲』です＾＾；
これからの冷やし中華の季節…皆様いかがでしょうか？＾＾

　本来なら今日は『ハングル検定』の日でした。
『不届き者…』と声が聞えそうですが…＾＾；
受験された方…お疲れ様でした。
いかがだったのでしょうか？

　ここ1ヶ月ほど…入院している義理母のいる病院と
自宅…会社のトライアングル生活でした。
少しのご褒美と…『SG Wannabe』を楽しんできました。
リフレッシュしてきました。
行かせてくれた家族にも感謝しています。

　心に余裕が出来ると…
人を思いやる気持ちが膨らむものだと気がつかせてくれた…
ＬＩＶＥでした。

　『살다가』の時は何だか自分でも解らないけれど
涙が頬を伝わってしました。
涙腺の弱いお年頃なんでしょうか？＾＾