あの日から1週間。
前回の記事を今読みおこして
あのときの私はここまでの大惨事になるとは思っていないなあーと感じています。
想像をはるかに超えた今の日本の姿・・・
助け合い、笑顔の見える避難所もあれば
まだ十分援助のない被災地からの「限界だ」という声も。
原発の事態が終息に向かわない限り、復興へのまっすぐな希望は見えてこない。
何かしてあげたいと思っても私にできることはあまりに小さく無力感を感じます。
今頑張っている各方面のプロフェッショナルの方々に思いを託すしかないですね。
我が家は計画停電地域。
ホワイトボードに書き出して
えーっと、朝はちょっと早めに起きて
野菜ジュースは出しておこう~Jさんのお弁当も電子レンジ使えるうちにつくらねば~
停電中に小学校の校外関係の書類を配っちゃおうかな~
おっと!インターホン使えないからだめだ!
なんて1日のスケジュールを考えています。
結局この日は午後の停電がなくなって、スムーズに書類を配れました。
だいたいみなさんお家にいたし。
停電で困るのは近所に住む義母(Jさん母)。
24時間酸素発生器による酸素吸入をしているので
停電時は電池式の酸素ボンベに取り替えないといけないのです。
自宅に酸素ボンベを置けるのは3本まで。12時間分。
一応毎日ボンベ屋さんが届けてくれるんだけど
ガソリンがない今、「今日は無理でした~」なんてことになったら命にかかわります。
こないだみたいに大規模予定外停電もありうる、なんて発表されちゃった日にゃー
「ちょ、ちょっとおかーさんっ!大丈夫?!ボンベありますぅ?!」
とアタシがカッカして家に乗り込んでいったわりには
母は「だいじょうぶ。まあ、今日ボンベやさんくるし、聞いてみるよ。」って結構余裕で
さすがの戦前生まれであります。
Jさん実家は店をやっているせいもあり
日頃の近所付き合いのよさがこの非常時に功を奏して(?)
やたらと救援物資が集まります(笑)
魚屋から残ったカレイが煮付けになって届いたり
米を買ってきてくれる人もいたり
エネループ貸してくれる人がいたり
なんだか普段静かな年寄りの家がいつもより活気に満ちていてちょっと笑っちゃいました。
人間は贅沢なんてしなくても人とのつながりがあれば笑顔がうまれて
幸せなんだなあーつくづく思ったのでありました。
停電くらい我慢せねば!なんだけど
こないだの夜の停電は寒かった・・・・・
被災地の寒さを思うとさらに悲しくなってしまう・・・・・
うちの子どもーズが両サイドにくっついて
ポッさまは誰が抱っこするか争奪戦。
ポッさまは湯たんぽのように暖かいです。
ちなみに本物の湯たんぽは持ってません。
あったらよかったなー欲しいなあ~もう売ってないと思うけど。
心も暖めてくれるポッさま。
こんなちっちゃいヤツでも十分励ましの役を果たしてくれるもんです。
十分どころか、十二分に。
命は助かったものの
家族の安否がわからない、これからの生活がどうなるかわからないという
まだ立ち直って元気出そう!というには早すぎる現実もあります。
どうかみなさんの心の傷が癒える日が1日も早く訪れますように・・・・・