福本和子のブログ

日本の伝統に目を向け、現代感覚でもの創りをし、21世紀につないでいくのが
「福本和子のライフ工房です」

ちょっと大きい紙のお皿

2012年05月27日 | 
ちょっと大きなお皿が完成。ベースは石灰ですが、普通のではありません。
自分流に石灰も使えるようになりつつあります。
ベースのイメージが作品を大きく左右します。それも自前で作るのだから楽しい!

色は土に今回から、顔料を少し加えて色のバリエーションを出しています。
顔料は出来るだけ天然をと思うけれど、すごく高価!そこまで拘る気はない。
土にほんの少し混ぜるだけ、そして小さな作品だもの。

乳鉢が多々トレーに並んでいるのを見ると、日本画?的だけど、完成したのは
やはり油絵イメージのように思う。
もちろん日本画の知識はないし、フレスコ画も資料を読んでいるだけ。
なになに画をする気はないけれども、先人の知識は教えてもらって、
参考にさせてもらっています。気のむくままに楽しんでこそアート。



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土絵の具のペーパーソルトできました

2012年05月19日 | 
オシャレな紙のお皿を見つけたので、これをベースに使って
土絵の具で創ってみることにした。

直接描いてもいいのだけど、漆喰を塗ってベースを作ると、
重ね塗りして、拭き取ると面白い効果が期待できるので、
ベースを塗ってから土絵の具にかかる。
土の濃さの影響は大きい。
薄いと本当に土でマット以下の感じできれいとは言えない。

径が9cmと小さくフチは跳ね上がっているので、描ける面積がほんの少しと
簡単にかかっていたのか、緊張したのか描けない!

小さな面積に直接描くプレッシャーがあるのです。
メモに描いたラフのほうが、ずっと良いなんて……。

自然体がベストとよ~く分かりました。
しかし、改めて考えるとこれがいかに難しいことか。
描く以前の心の問題が、人間にはあると言うことでしょうか。




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「土」の篩が出来ました

2012年05月19日 | 
土絵の具を作るには、まず土を篩って粉体にすること。
細かいと絵の具に近く、粗いと砂のテイスト。
もちろん付きかたも違ってきます。
手持ちの篩はは少し粗めなので、
細かいメッシュをメーカーさんに無理言って、少量分けてもらうことに。
100・150・200メッシュが手に入りましたが、200メッシュって金属だけど
「布」感覚です。この上で筆で漉すのですよ。
少しづつね。忍耐強く!

これで材料、ツールがほとんど揃いました。
後はGoするのみですが、気持ちがノルのがひと苦労です。
のらないと全く出来ない。構え過ぎても出来ない。
材料集めのように、走り回ってできるものでないのが
一番ヤッカイ。
と言っていても目的があり、時間が迫っている。
気持ちを切り替えて明日から進めなきゃ!!



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土絵の具のベース

2012年05月03日 | 
ブログに載せた2点の作品は今は新橋のATOMタワーにあります。
ブルーのは見ていないのですが、今まで柿渋の茶色ばかりだったせいか、
清々しいとか言ってもらっています。今月末には行って見てきます。

今は、土絵の具で描くベースの検討・実験の日々です。
紙はもちろんOKだけれど、平凡なこともあり、描くものによっては
漆喰や土が面白い。素材だけは使いきれない程あるので実験です。

ところが、思いもよらないものを見つけました。
キャンバスのメーカーが石灰や京土のパネル4種を作っている!
日本でより海外で評価されてるよう。
日本ではどこで売っているか分からない。

人の考えることは似たようなものです。私も遅れてはいなかった!
私のは1点ものだから、個性的なものが出来る。
木だけでなく紙や布でも創ります。

ベースを白アラカルトで創って、その部分に土絵の具で描くですが、
土絵の具作りが大変なことになりそうです。



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