この暑さじゃベロも出るっつうの

右の写真はお昼寝中のゼノン氏。
死んだ様に昏々と眠るその様はまさに圧巻だ。
ちょろっと出たベロもご愛嬌だが、
その後の口臭がえもいわれぬ程キツくなるので
お目覚めのご挨拶は辞退しようと思っている。
（乾燥したツバが臭いのは人間も猫も一緒だが
　キャットフードを主食とする猫は生臭さもひとしお）

盆地特有の蒸し暑さは猫ならずとも閉口する。
一部屋にひきこもってエアコンをフル稼働(28℃)する日々だ。
「猫どもは元気に廊下で遊んで来い」と
廊下へ解き放つも
やはり部屋の外は暑いらしく、そそくさと戻ってくる。
結局は狭いエアコン部屋にヒトと猫全員で(不本意ながら)こもっているのだが…

…ふと気付くと猫だんごが出来ている。
仲良きことは美しき哉、を通り越してムサ苦しい。

奴らの周囲から湿気と熱気がムンムン立ち昇っている(気がする)。
奴らの向こうの壁が陽炎の様に揺らいでいる(様に見える)。

この塊をスコップか何かでかっさらって、
　　　　　　　　　　　　　冷蔵庫に突っ込みたい衝動に駆られる。

そんな中、毛の高密度なルークだけが板場で一匹転がっているが…。
単にはみ出しただけかもしれないのが恐い。
うっかり昼寝をするとこの集団に自分も巻き込まれるのも恐い。

猫言語が解せるならば、是非一番に問いたい。
オマエラ暑くないのか…?!