属性DARK/CAOS

ダークでカオスかもしれません。
そうじゃないかもしれません。

米をめぐる攻防-こっちだって生活かかってんだ-

2005-07-12 19:50:14 | 日々雑事
なんですか、キミらは。

何気なく米を研ごうとして、米袋の中の"招かざる居候"に気付いた。
体長1cm程のイモムシさん's。複数形。(3合の中に2匹確認)
…何してくれてんですか、キミら。
実家から頂いた貴重なお米を、何勝手に食べて寝て、
あまつさえうんこまでしてくれてんですか。何様ですか。

物言わぬ無礼な客人の素性を調べてみた所、
スジマダラメイガ」様の幼虫様らしい、という事が判明。
 *画像はちょっとアレなので出さないが
   フンの色が白い事から「ノシメマダラメイガ」ではないと思われる。


というか、このまま豪快に米研いだら潰しちゃうじゃないか。
キミらに生存本能というものはないのか?
まあどうせ米しか食ってないんだろうから米と同じようなもんだろうが
 気 分 が よ く な い 。
それより何より、これ以上私の米を食われては困る。
繁殖されるのも困る。蛾のブリーダーになるつもりはさらさらない。

翌日。
実家へ急行し、掃討作戦を実行に移す。
ザルでふるってアディオス・アミーゴだ。寂しくなるよ。(嘘)

オカンが「ちょっとやらして」とやってきた。
バッサァ。
調子にのって一握りくらいこぼすオカン。勘弁して下さい、マジで。

  ■今回の作戦■
   1.まず米袋の中から米を取る。
   2.それをザルにあける。
   3.ザルで激しくふるった後、米びつに移す。
   ※その都度厳しいチェックを行い、一匹たりとて逃さぬ構えで臨むべし。

糸で固めた米の塊。
その寝袋の中から「なあに?何事?」と顔を出す無邪気な隣人。
…ほんの少しカワイイと思ってしまった。いやダメだダメだダメだ!
そうしているうちに夜勤のオトンが起きてきた。
しばらく眺めた後、おもむろに指で幼虫を「ぷちっ」
愛チャボの小屋へ放り込んで立ち去った。ううむ、容赦ない。

その時、巣立ったはずのツバメが頭上をかすめた。
ツバメの実家のすぐ下(車庫の中)でシャカシャカやってるから仕方ないが、
何故か足元に威嚇射撃される。対地ミサイルロックオンですか、そうですか。
近くに置いておいた車にも二発、理不尽な爆撃を受けていた。

閉口しながらも黙々と作業していると、今度はポチコ氏が登場。
近くには来ず、シャッターの陰からじっと見つめている。(右は監視中のポチコ氏)
その後ろにはチョビが顔をそっと覗かせていた。

…なんかやりにくいなオイ!!

その後どうにか作業を終え、虫だらけの新聞紙を記憶と共に燃やして帰宅。
以前唐辛子と間違えて購入した「鷹の爪」をぶすぶす突き刺して作戦終了。

 
                    …って、オイ!!


バカキタ━━━━━━ヽ(`Д´)ノ━━━━━━ !!!!!

贖罪と食材

2005-05-31 01:03:04 | 日々雑事
昨日は傷害罪を犯してしまったので、被害者に謝罪へ行く事にした。

会社を定時に退社し、そそくさと肉屋へ。
チョビの好物の馬肉を1キロ
実家への手土産(鶏皮)を1キロ購入して、被害者宅へと向かう。
多少多すぎる気もするが、たんと食ってケガを治してくれ。

出迎えてくれたチョビは元気で、血も止まっていた。
物凄く安堵した。
だが頭の辺りをなでようとすると、多少の抵抗を見せる。
やっぱりまだあちこち痛むのだろうか。本当にごめんな、チョビ。
時間があまりなかったので、母に見舞品と手土産を渡し帰宅。

勝手な話ではあるが
大事に至らなかった事と見舞品を渡した事で、少し気が楽になった。

見舞の馬肉1キロ、398円。
実家へ手土産、498円。
チョビの元気な姿、プライスレス。
お金で買えない価値がある。買えるものは薄給からやりくりして。



あのCMからパクって〆てみました。

轢いてしまった…

2005-05-30 01:25:17 | 日々雑事
今日はね、すごく天気がよくてちょっと暑かったんだけど

山から採取したてのマタタビをポチコ様(実家の猫)に献上しようと思い
闘病中のチョビの見舞いも兼ね、実家へと車を走らせた。

でも風がすごく気持ちよくて、チョビはうとうとお昼寝してたの

実家に車を入れる時は、いつもバックだ。
しかし家の前にはチョビがいるので、一旦停止した後にゆっくり後退する。
その間にチョビが横によけて、ドアが開くのを待っているのだ。

そしたら急に目の前が暗くなってね

!…死角で何かぶつかった。
母が植木鉢でも出していたのだろうか?

あっ

少し前に戻って車を止め、後部を確認する。
……………チョビー!!!!!!!!!!!!

…痛い?……痛い。痛い痛い痛い!!

チョビを轢いてしまった!!
チョビはヒュンヒュン鳴きながら小屋に潜ってしまった。
鼻血が出てる!!チョビの出血に動転した私は家に駆け込み、母を呼んだ。
…って母いねぇし!!何処行ってんだー!!!
とりあえず大急ぎでケガの場所の確認をして
濡らしたティッシュで血を拭いて、母親の携帯に電話しまくる。

なんかあいつウロウロして大声で叫んでるし、イヤになっちゃうな
あっちこっち痛いし、もう最悪


ごめん、ごめんチョビ━━━━━━ヽ(`Д´)ノ━━━━━━!!!


その後間もなく帰宅した両親に話を聞いた。
チョビは最近耳が遠くなって、車の接近に気付かない事があると言う。
―仕方ないよ、ちょっと血が出ただけだから大丈夫。
そう両親は言ったが、どうしても心は晴れない。当たり前だ。

チョビは病気なのに。

轢いたというか車の後部をぶつけてしまったので
鼻血ではなく、下の写真の×印部分が切れて血が出ていた。

鼻を鳴らしながら赤チンを塗られているチョビを見ると、
どうしていいか分からなかった。
ちょっと家に寄って話をしたが、上の空で何を話したかよく覚えていない。

チョビの顔、あっちこっち赤チンついてる。
相当痛かっただろうに、さぞびっくりしただろうに。
帰り際には小屋から出てきて見送ってくれた。



ごめんな…

笑う犬

2005-05-14 03:58:12 | 日々雑事

今、実家の犬が死と直面している。


彼女は幼い頃、「流行の」子犬だった。
シベリアンハスキー。
しかし彼女はどんどん大きくなり、流行も去っていった。
血統書の宛先に書かれた名前は、「鈴木赤メス」
大きくなり過ぎて持て余された幼い彼女は
檻の中でただ薄汚れて、空を眺めていた。

鉄の棒とコンクリートで区切られた空に、彼女の死んだ目は何を見ていたのか。

見知らぬ子供が目の前に来ても、彼女は無反応だった。
子供はしゃがみこんで、檻越しに彼女の目をのぞいてみた。
微かに動いた瞳には、何も映っていなかった。

その後彼女は知らない家族に引き取られていく。
無反応なまま、無表情なまま、無抵抗で。住み慣れた家と飼い主から離れても、何の感慨もない様だった。


新しい家に着いた彼女は、少し驚いていたように思う。
つながれてはいるが、あれ程遠かった空の下。
土の上ではないが、風の吹き抜けるアスファルトの上。
はしゃぎまわる子供達と、ニコニコして見つめるその家族。
土の匂い、雨の匂い、風の匂い、草の匂い

彼女はチョビという新しい名前をもらい、
家族が通り過ぎるたびにちょっかいをかけられた。
子供達は面倒くさがりながらも、散歩に連れていった。
線路の向こうの農道を、通り過ぎる電車に驚きながら走ったり歩いたりした。

初めはたるんでいた引き綱も、どんどん引っ張られるようになった。

チョビは笑う様になった。
もちろん犬には表情筋なんてないのだけれど、チョビは確かに笑っていた。
目にも輝きが戻り、ゴハンをくれる母親の挙動にいちいち反応した。

目の前を猫が通り過ぎても、チョビの目は優しかった。
たまにちょっかいをかけては、鼻の頭をひっかかれていた。

子供が大きくなって、タバコを吸うようになると
土手の上で子供はタバコを吸い、チョビは草をかじった。
不意に子供の顔に鼻先を近付けては「くっさい!冷たい!!」と大騒ぎされた。

免許とりたての子供に、尻尾を轢かれそうになったりもした。

失恋して鬱になった時、一緒に月を見た。
いつもははしゃぎまわるチョビが、その時だけは神妙に寄り添っていた。
顔中が涙とチョビのヨダレでドロドロになった。

軽トラックの荷台から顔をのぞかせて、風に吹かれるのが好きだった。
稲刈りの時は必ずチョビも軽トラックに乗ってきた。

もさもさの毛が暑そうだからと、暇を持て余した子供に毛を刈られた。
ちょっと皮を挟まれては大げさな声を上げ、通り過ぎる父親や母親に助けを求めた。
それでもチョビは噛んだり逃げたりしなかった。
はさみで手をマメだらけにした子供。変な角刈りにされて、でも涼しさに笑っている犬。

ひどい暑さの時期には木陰につながれて、木の根元を一生懸命掘った。
ダレていると冷たい水をもらい、嬉しそうに飲んだ。

冬には毛も元通りに生え揃い、
肩に雪を積もらせて、気持ち良さそうにぼんやりしていた。

子供が将来の伴侶になる人を連れてきた時にも、チョビはご機嫌で尻の匂いをかいだ。
犬嫌いなその人も、チョビだけは別格に扱った。

脱走してきた柴犬に耳を噛みちぎられそうになった時、そこに居た全員がチョビを助けようとした。
チョビの悲鳴に、みんなが駆けつけた。
犬嫌いのその人も、夢中で柴犬を引き剥がした。
柴犬の襲ってきそうな勢いにたじろいだ母親も、ほうきで必死に戦った。

大病にかかった時も、家族が一生懸命介護してくれた。
父親と母親がかわるがわる病院に連れていって、薬を飲ませたり消毒したりした。

子供がたまに実家に帰っても、チョビは忘れることなく尻尾を振ってくれた。
昔のように「肩をもめ」と背中を向けて座った。

チョビはいつもそこに居て、笑っていると思っていた。
夕暮れの心地よい風に吹かれながら、台所の母親の気配を感じながら
もさもさのたてがみをなびかせて目を細めていると思っていた。

チョビ。

チョビ。

チョビが笑えてよかった。
鈴木赤メスじゃなくなってよかった。

チョビ。
お前がいなくなったら、家の前が寂しくなるよ。
お前みたいなどんくさいもさもさした犬、世界中探したって他に居ないよ。





もうすぐチョビは虹の橋のたもとで風に吹かれる。

アポーツ

2005-05-08 21:29:07 | 日々雑事
アポーツ…物体を出現させる能力。
アポーテイションまたはクリエイトとも言うらしい。

簡単に言えば「どこかから物質を瞬間移動させてくる」という能力だ。
有名どころではジャック・ウェバー氏
分かりやすい最近の例ではサイババあたりだろうか。
彼らは何もない空中から貴金属などを取り出してみせた。

ただサイババの場合は
「何もない空間に貴金属を物質化している」と言うことだが、
もしかするとどこかから持ってきちゃってるのかもしれない。
こればっかりは誰にも分からない。もしかすると本人にも。

何かでチラ聞きした所によると(ソース不明で申し訳ない)
強力なものになると時間さえも越えてモノを引き寄せることまで出来るらしい。
これが実現するならば、
過去の貴重な遺跡や偉人達の失われた痕跡すら復活させられる。
ただ、過去の偉人達は大事なものばかり失くなってしまい非常に困るだろうが。

そんな現象にふと思いを馳せたのはあるパチンコ店でだった。

さらりと消えた2万円。
これはもしかすると未来の超能力者が過去の紙幣をアポーツしたのではないか
パチンコをしたと思ったのは幻覚で、
実はアポーツによって万札が持っていかれたのだ。
遠い未来のどこかで強力な超能力者が
「これが2005年に旧日本で使用されていたという紙幣です」
などと、鼻高々で研究者達に手渡しているのではないだろうか。


現実逃避に必死なGW最後の週末。

FLASHラブコール

2005-04-30 19:46:05 | 日々雑事
FLASHが好きだ。

軽いし滑らかだし、色もきれいで
なんていうか超愛してる
ただ、作るのが結構面倒なのだ。ヘルプも英語だし。
その点を差し引いたとすると…
やっぱり超愛してる

いつかはFLA板に投下一般公開できるようなFLASHを作りたいなあ、と思いつつ
ここではswfファイル(FLASHのファイル形式)がアップロードできないので
仕方なくプロフィール用のGIF画像でもチマチマと作ってみたり。
 その状況はコントでよくある、
 「夜なべで内職してるおかあさんの背中」を想像してもらえると分かりやすいかもしれない。

FLASHはGIF形式にも変換できるスグレモノなのがまた好ましい。

やっぱりFLASH、超愛してるヽ(`Д´)ノ


←…微動だにしない地蔵状態のGIF

P.S GIF動画もダメですか、そうですか_| ̄|●

プチ衝撃です

2005-04-29 14:44:04 | 日々雑事
母親と食事に行った時に、携帯の着信音の話になった。
父親も携帯を持ってはいるのだが、あまり使わない。
というか使えない。
話を聞いていると、生意気にも母は結構使いこなしているようだ。

「それぞれの人専用に着信音設定してるの」

ますます生意気だ。

「あんたはねぇ、タイガーマスクなの」


タイガーマスク…ですか…?

「うん、これ」

 『トラだ…!トラだ…!お前はトラになるのだ!!』
 ♪白い~マットの~ジャ~ング~ル~に~


_| ̄|●

「…そういうイメージなのか?」
「うん、わりと」


_| ̄|● orz←ヌコ


  おかあさん…