NTTグループカードを解説!レギュラーとゴールドの2種類
更新日: クレジットカード
NTTグループカードというNTTのクレジットカードがありましたが、2023年7月31日でサービスを終了し、利用できなくなります。ETCカードも8月以降は利用不可能です。
以下、かつて存在していたNTTグループカードについて解説します。
NTTグループカードレギュラー、NTTグループカードゴールドの二種類がありました。
NTTの光回線やADSL、ドコモ、固定電話を利用している方はお得になるカードです。
NTTグループカードレギュラーとゴールドのメリット、デメリット、ポイント、使い方についてまとめます。
目次 [表示]
NTTグループカードレギュラー
NTTグループカードの基本カードは、「NTTグループカードレギュラー」という名前です。
年会費
NTTグループカードレギュラーの決済ブランドはVISA、Mastercardの二種類です。NTTの契約者以外でも申し込めます。
国際ブランドがVISAかMastercardであり、世界中で利用できるのが大きなメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVISAかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。この2つで約68%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
Web明細の場合、本人カードの年会費は無料。お得で高還元のクレジットカードでしたら年会費が有料でも仕方ないですけれども、できれば無料の方が嬉しいですよね。紙明細の場合は1,200円(税抜)となります。
家族カードの年会費は無料です。ETCカードは500円(税抜)の年会費がかかります。
会員専用Webサービス「MyLink」で明細を確認するWeb明細ならずっと無料で使えますので、年会費は実質無料のクレカです。
ポイント
NTTグループカードには、「おまとめキャッシュバックコース」と「ポイント・プレゼントコース」の二つのプランがあります。
おまとめキャッシュバックコースとは、毎月のショッピングご利用合計額と対象の通信料金に応じてキャッシュバックをするコースです。
ポイント・プレゼントコースとは、利用金額に応じてポイントがたまり、景品やdポイント、ANAマイル等と交換できるプランです。
おまとめキャッシュバックコースで通信料がCB!
おまとめキャッシュバックコースを選ぶと、毎月のショッピング利用額に応じて最大で60%もNTTグループの通信料金がキャッシュバックされます。
キャッシュバック対象料金となるサービスは以下のとおりです。
対象企業名 | サービス内容 |
---|---|
NTT東日本・NTT西日本 | 加入電話、フレッツ・サービス、ひかり電話などの基本料、通話・通信料など |
NTTドコモ | Xiサービス、FOMAサービス、パケット通信サービス、衛星電話サービス(船舶電話を除く) |
NTTコミュニケーションズ | OCNご利用代金、NTTコミュニケーションズご利用分の電話料金(県間・国際通話料金)など |
NTTぷらら | プロバイダー料金、ひかりTV料金など |
NTT-ME | プロバイダー(WAKWAK)料金など |
スカパーJSAT | スカパー視聴料等 |
NTTファイナンス | NTTファイナンスおまとめ請求 |
NTTグループの光回線、ADSL、固定電話、プロバイダー料金、ドコモの携帯料金、その他サービスが幅広く対象になります。
1社だけの請求でもキャッシュバックの対象となります。例えば、NTTフレッツ光だけでもキャッシュバックの対象です。これらの通信料金を毎月クレジットカードでの支払いに登録した場合が適用となります。
キャッシュバック対象料金の合計額が15,000円を超えた場合でも、上限は15,000円となります。例えば、通信料金の合計が2万円の場合でも、15,000円にキャッシュバック率を乗じた額となります。
キャッシュバック率は以下のとおりです。
月間カード利用金額 | キャッシュバック率 |
---|---|
0〜2万円未満 | 0% |
2〜4万円未満 | 1.5% |
4〜6万円未満 | 3.0% |
6〜8万円未満 | 4.5% |
8〜10万円未満 | 6.0% |
10〜20万円未満 | 8.0% |
20〜30万円未満 | 18.0% |
30〜40万円未満 | 28.0% |
40〜50万円未満 | 38.0% |
50〜60万円未満 | 50.0% |
60万円以上 | 60.0% |
例えば、1ヶ月のカード利用金額が4万円だった場合、キャッシュバック率は3%となります。利用イメージは以下のとおりです。
実際のショッピング利用金額に対する還元率をまとめると下表のとおりです。通信料金が高ければ高いほど還元率が上がります。
NTTグループ通信費 | 毎月のショッピング利用額 | キャッシュバック額 | 毎月のショッピング利用額に対する還元率 |
---|---|---|---|
10,000円 | 2万円の場合 | 150円 | 0.75% |
10,000円 | 4万円の場合 | 300円 | 0.75% |
10,000円 | 6万円の場合 | 450円 | 0.75% |
10,000円 | 8万円の場合 | 600円 | 0.75% |
10,000円 | 10万円の場合 | 800円 | 0.80% |
10,000円 | 20万円の場合 | 1,800円 | 0.90% |
10,000円 | 30万円の場合 | 2,800円 | 0.93% |
10,000円 | 40万円の場合 | 3,800円 | 0.95% |
10,000円 | 50万円の場合 | 5,000円 | 1% |
10,000円 | 60万円の場合 | 6,000円 | 1% |
15,000円 | 2万円の場合 | 225円 | 1.13% |
15,000円 | 4万円の場合 | 450円 | 1.13% |
15,000円 | 6万円の場合 | 675円 | 1.13% |
15,000円 | 8万円の場合 | 900円 | 1.13% |
15,000円 | 10万円の場合 | 1,200円 | 1.20% |
15,000円 | 20万円の場合 | 2,700円 | 1.35% |
15,000円 | 30万円の場合 | 4,200円 | 1.40% |
15,000円 | 40万円の場合 | 5,700円 | 1.43% |
15,000円 | 50万円の場合 | 7,500円 | 1.50% |
15,000円 | 60万円の場合 | 9,000円 | 1.50% |
20,000円 | 2万円の場合 | 225円 | 1.13% |
20,000円 | 4万円の場合 | 450円 | 1.13% |
20,000円 | 6万円の場合 | 675円 | 1.13% |
20,000円 | 8万円の場合 | 900円 | 1.13% |
20,000円 | 10万円の場合 | 1,200円 | 1.20% |
20,000円 | 20万円の場合 | 2,700円 | 1.35% |
20,000円 | 30万円の場合 | 4,200円 | 1.40% |
20,000円 | 40万円の場合 | 5,700円 | 1.43% |
20,000円 | 50万円の場合 | 7,500円 | 1.50% |
20,000円 | 60万円の場合 | 9,000円 | 1.50% |
1ヶ月のNTTグループの通信費が15,000円以上だと、NTTグループカードは還元率が1.13%~1.5%となり、年会費実質無料のカードとしては高還元となります。
15,000円にならない場合は、ドコモユーザーであればdカードの方がお得です。
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