NTTは、フレッツ 光回線を、戸建て向けの「ファミリータイプ」、集合住宅向けの「マンションタイプ」として、分けて提供している。
しかし集合住宅にファミリータイプを入れました。
私の住んでいるマンションは4階建て37世帯と小規模です。
平成14年あたりから管理会社より光回線の話があり、平成15年の7月にマンションタイプVDSL方式を導入しました。
その際、どうしても私はファミリータイプを入れたかったので管理会社、管理組合と約1年間交渉の末、ファミリータイプを入れました。
管理会社と管理組合の主張は集合住宅はマンションタイプなんだからマンションタイプにしろ、という単純なもので、
この背景にはNTTの営業が光回線普及のため管理会社に営業をかけたことによるものです。要するにインセンティブなのだ。
当時は光回線の導入初期でVDSL導入費用が請求されましたが、後に、この導入費用をも、NTT持ちになり普及を促進したようです。
結局
管理会社担当と協議し”共用部分空き配管使用に関する覚書”を交わすことで合意した。
なぜ覚書が必要なのか?
ファミリータイプは、建物の引き込み口から部屋まで光ファイバー線を引きこまなければいけないので、共用部分を通すことになるからだ。
これは建前で、以前ADSLの専用回線(電話線をもう一本)を引いたことがあるが、”共用部分空き配管使用に関する覚書”は必要なかった。
NTTの基本方針に逆らうものなのでNTTが考えたハードルである。
そんなこんなで
願いが、かないニューファミリータイプ(ベーシックタイプ)→
ハイパーファミリータイプ(光電話)→
ネクストタイプと
バージョンアップを重ね、現在はネクストのハイスピードタイプを使っています。
NTTは意に反することばかりだが、公共性だけはあるように思う。
電力会社はすでに1Gを普及させている。技術面はでもう一歩。
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