空のソリトンⅡ
いのちのすがた
雲村 kumo-hmlak
幻月環

この空が見えた夜の様子を追ってみます。
わりとはっきりとした上部タンジェントアークが見えました。慌てて見通しのきく場所で撮影にかかります。
大気光学現象で初めて円周魚眼レンズを使います。

4/13 19:43

強調画像

19:44
雲が厚く、月も高度が低いのでとても暗い状況。露光時間を長くとって撮影します。

19:46
撮影者の背後には少し離れた所に街灯があり、その光を頼りにカメラの操作をしますが、その街灯が光害となってしまいました。

強調画像
幻月環が一周してるようなしてないような…。

19:48

19:51
最初の画像です。
いつもの幻日環の場合、光源を貫くラインは太陽が眩しすぎて肉眼ではみえません。幻月環だと、目で見えるんです。当たり前ですが。これが不思議な感じでした。はっきりと見える。

強調画像
ここまで、見える星は木星だけでした。月の高度も低く、雲も厚い。光度としては良くない条件でした。

21:44
空がだいぶ晴れてきました。
外接ハロの左右斜め下、わずかに短いラインが見えます。これは…、

強調画像
下部ラテラルアークです。
久しぶりぃ。

22:25
月の南中時刻の20分ほど前

22:51
南中時刻のちょっとあと。
月の左となりに見えるやや赤みがかった星は、地球に再接近中の火星。火星はあまり明るくないことが多いイメージなのに、接近していることがわかります。

23:10
かなりはっきりした外接ハロ。

満月の2日前で明るい状態の月。

23:21
23時半ころで観察を終えます。
あとで空を確認してみたら、1時にはすっかり晴れ上がって雲が見えなくなっていました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 月による外接ハロ | 月光の環天頂... » |
コメント(10/1 コメント投稿終了予定) |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |