ドローン情報基盤システムがFISSからDips2.0に変わりました。
飛行計画の通報をしようとしてログインしても機体情報のリストが表示されないなどのトラブルで躓いている人が少なからずいるようです。
私の少ない経験で分かる範囲で掲載していきたいと思います。
Dips2.0を検索すると「ドローン情報基盤システム2.0-国土交通省」というリンクがヒットすると思いますのでこれをクリックします。
すると上のページが表示されます。まずは機体登録したときのID/パスワードでログインしましょう。
スクロールして「飛行計画の通報・確認へ」のボタンをクリックします。
log inしないで画面をスクロールして、「飛行計画の通報・確認」をクリックしてもlog in画面が出ます。
log inを先にして画面をスクロールして、「飛行計画の通報・確認」をクリックしても行きつく先は同じです。
行きつく画面がこうなります。
「飛行計画の登録」をクリックします。
右上に登録者の名前「○○さん」と表示されたページになります。右下の「新規通報」という黄色いボタンをクリックします。
すると、左に地図・右に項目のメニューのページになります。
飛行経路・範囲を先に入力しても、右に表示されている項目を先に入力してもかまいません。
「飛行経路・飛行範囲」を登録するには、「飛行経路・飛行範囲」の右の▲をクリックすると、多角形・円・経路のメニューが出ますので、この部分の四角形か○又はジグザグをクリックして
各点をクリックして行って最後の点でダブルクリック、あるいは中心でダブルクリック、円を広げてダブルクリックします。
※もちろん特定飛行をする場合は「飛行許可」が出ている空域でなければいけません。
右の項目を入力します。
「飛行許可番号」は▼をクリックして出るボックスに入力します。
「許可発行日」「許可等の期間(自)」「許可等の期間(至)」は最初入力していましたが、「許可番号出しているのに、発行日や期間分からないはず無いジャン。」と思って省略してみましたが、さすがによくできているシステムで、許可番号が合っていれば登録できます。
次に「機体情報」を入力します。
さすが、親切丁寧なシステムはやることが素晴らしい。
「機体登録」してあっても、メニューが表示されません。これで悩んでしまう会員さんが何人も
「機体が登録できないんですけど」・・・・悩んでしまいます。おまけにこのシステムとても繊細に作られているのか「システムエラー」になってしまったり「規定回数を超えて間違えたからロックします。」と言ってきたりします。なんと素晴らしいシステムなんでしょうか。
解決するには、表示されているページの上の青いバーの左端の「メニュー」の文字をクリックして
「飛行計画通報メインメニュー」に行きます。
そして「無人航空機情報の登録・変更」をクリックして、「飛行許可・承認メインメニュー」に入ります。
同じように見えても違う画面なんですよ。「微妙な違いに気づけない人には飛ばさせない。」という深い配慮に感動します。
ここでもう一度「無人航空機情報の登録・変更」をクリック
機体が登録してあることを確認します。機体登録してあればその機体が表示されます。
特別何をしなくてもかまいません、戻って・・・戻るボタンは一度しかありません。次は画面上部の「共通業務/メニュー」というタブを閉じると「飛行計画通報メインメニュー」に戻れます。迷路のようなすごいシステムです。
もう一度「新規通報」をクリックして登録画面に行くと
今度は「機体情報」をクリックすると登録機体のメニューが表示されます。
めでたしめでたし・・・と思いきや・・・・
「操縦者情報」を入力しようとしても候補が表示されません。あちゃー
また、青いバーのメニューの文字をクリックして「飛行計画通報メインメニュー」に行きます。そして、「操縦者情報の登録・変更」さらに「飛行許可・承認メインメニュー」に入って「操縦者情報の登録・変更」をクリック。
表示されたページの右下、「新規作成」をクリックします。
機体登録したときの所有者(操縦者)の氏名・電話番号・メールアドレス・住所を入力します。このとき全角文字で姓と名の間を一文字分開けないと認識されないという情報をいただきました。
技能認証を有していない場合はパスしてその下へ行き
設問の答えにチェックを入れ、飛行時間を入力して「登録」、ややこしい戻りをして再び「飛行計画の登録」画面へ
そうすると、今度は「操縦者情報」のプルダウンに名前が出てきます。
チェックを入れて、他の項目に進みます。
趣味のラジコンの場合は「飛行目的」は[趣味]・「飛行空域」はグライダーやパターン飛行のため150m以上の飛行許可を取っている場合は、[地表・水面から150m以上の空域]。特定飛行の許可を取っていない場合は[上記空域の飛行は行わない]。「飛行方法」は業務で飛行許可を取っている場合を除いてやってはいけないことなので[上記方法の飛行は行わない]にチェック
保険に関する項目も入力。模型航空連盟の保険は[東京海上日動火災保険株式会社]の[個人賠償責任保険]RCKの保険は[あいおいニッセイ同和損害保険株式会社]の[個人賠償責任保険]で保険金額は1億円、その他の保険の契約の場合はその保険会社と保険の名称保険金額を入力。
出発地と目的地はラジコン飛行場で飛行機やグライダーを飛ばす場合はどちらも飛行場の所在地
最後に「登録」
150m以上の空域の場合には警告が出ますが、飛行許可を取ってあれば「登録」ですよね。自分より前に同じ空域で登録している人が居ればその人のメールアドレスが表示されますが、前に登録した人には知らされませんし「検索」でも登録があることは分かっても登録者のメールアドレスは表示されません。この辺は後から参照しても分かるようになるといいですね。きっと改善してくれるでしょう。
前もってクラブ員が何人も飛ばすことが分かっているときは代表者が飛行情報を通告し、その備考欄に他の飛行者の情報を書き込むので良い・・・らしいです。
「機体登録」してあるのにいちいち機体情報と操縦者情報を登録しなくてはならないところ、すぐシステムエラーになってしまうところなど凡人には使いにくいシステムですが、きっと賢い人が気づいて改善してくださると思います。
国交省・Dipsへのリンクでなくスクリーンショットの画像を使っているので「著作権」に抵触するかもしれませんが、リンクでは説明しきれない内容なのでスクリーンショットを使いました。
「お役人様、どうぞお目こぼしを。」ダメでも「打ち首・獄門だけはご勘弁を。」その際は「すぐにこの記事を削除しますから。」