Tagedieb

Das Schwarzes Tagebuch

IRREGULAR RHYTHM ASYLUM

2004-12-31 20:49:13 | rot
新宿IRREGULAR RHYTHM ASYLUM

昨日は仕事のあと新宿散策。以前渋谷で行われたイベントで出店販売を行っていたIRREGULAR RHYTHM ASYLUMの店舗へ初めて。

出店販売ではミニコミが主だったので、ミニコミを見に行ったのだが店舗はCDとレコード中心。そんな中『抵抗者』というミニコミの創刊号と、現在ホームページのトップで紹介されている『EXPANSION OF LIFE』というミニコミ購入。両ミニコミとも名古屋のサウンドデモ(6月6日の)を取り上げている。連休中にゆっくりと読みましょう。

摸索舎で「現代思想」の最新号を購入して、その辺をタバコを吸いながらうろうろしていると、「西尾さん」という良さそうな居酒屋発見。今度時間が合った時に。

その後ロフトプラスワンの年末恒例「シネマ秘宝館」。年末なので客は少なめ。『悪魔人間十番勝負』で爆笑。知らない人が圧倒的に多いと思うのでちょっと説明すると、12年間も『デビルマン』実写版を自主制作で撮り続けた監督が、デビルマンの格好でメジャーで撮られた実写版デビルマンの試写会に登場(東京国際フォーラムにて)。その監督とも握手するわ、一般のギャラリーと記念写真を撮るわと、元祖実写版監督として暴れまわる。そしてその数日後の公開初日に永井豪とも対面して記念撮影。もう何も言うことはありません。

その他も秀作が並ぶが、下の参考リンクを見ていただくか、実際の上映に訪れたほうがよいでしょう。次回は4月に開催予定。

参考:Indie’s Movie 0point
    斎藤浩一のシネマ秘宝館&バカンヌ映画祭WEBサイトにようこそ!

紙ダンの本棚

2004-12-29 21:08:47 | rot
『ナンダロウアヤシゲな日々』12月26日の日記

>ぼくと旬公が以前から考えていたもうひとつの企画である、「一箱店主」による古本市のハナシをぶつけてみると、みんなオモシロがってくれる。では、いっそ、地図を配布し終わった辺りに、その古本市をやろうということになる。参加各店の店先に、5~10箱ぐらいを置いて販売し、お客さんは不忍通りを散歩しながら、それぞれの店でやっている古本市を覗く、という寸法だ。

という面白い提案が。でこの「一箱店主」って誰が店主になるんでしょうか?「参加各店の店先に、5~10箱ぐらいを置いて販売」とあるので、そのお店に何らかの縁がある人が出すんでしょうかね。

でもどうせなら他の地域の古書店員やアルバイト、または利用しているお客さんから一般公募して、それらの人達と交流を図る機会とするのも良いのでは。『古書店データベース』のoldbookstoreさんとか『退屈男と本と街』の退屈男さんが参加したり…。

そして各一箱書店店主の「棚作り」ならぬ「箱作り」を、参加各店、来店してくれたお客さんやアヤシゲさんなり古書関係の出版物(『彷書月刊』とか)の編集者なりが評価し賞を与えるという企画なんてどうですかね?一箱という、かなりせまいスペースで己のセンスを魅せてやれ!ってな感じで。

アフェリエイトで本を売って(実際は広告費として)小遣い稼ぎをする人もいますから、参加者は結構集まるとは思いますけど。『ブクログ』なんてのもありますからねえ。ちなみに私も『ブクログ』で自分の本棚作ってます(左のbookmarkにリンクがあります)。全然書評を書いてませんが。

今日の写真は古書ほうろうと不忍通り。私の妄想が実現したら…、と想像していただけるとうれしい限り。

虎場堂 十二月二七日編

2004-12-28 01:24:58 | blau
blogpeopleにて谷中を検索。私の記事が多い中、『古書店データベース』というブログの12月26日の日記にトラックバック。

つい最近(と言っても私とそんなに変わらず)始められたようで、まだデータベースとしては不十分なところもあるが、古書店で働かれている方のようなので、目指せセドロー君!でしょう。

で25日の日記で誤解があったのでコメントにて指摘させていただいた(ってそのコメントで自分もチョンボしているが…)。

26日の日記の中にも間違いがあるので指摘を。まずは「谷中千」ではなく「谷根千」ですがな。やはりこの3つの街で谷中の知名度が高いからか?私も谷中が好きで現千駄木在住なわけですが、路地裏散策は谷中中心。千駄木の路地裏は谷中に比べるとちょっと…。不忍通りが通ってる事情もありマンションが多いので仕方ないんですが。

そう言えば乱歩は久しく行ってないなあ。谷中は100円、110円自販機が多く(谷中銀座の自販機はほぼ全て)、それでのどの渇きを癒すのが常になってしまって。それと「やなか珈琲店」もありますし(150円)。トイレの張り紙は確かに笑えます。あの近辺ですと町人のトイレなんかもいろいろと貼り付けられてますね。つうか町人は店内全体がそんな感じですが。

ついでに25日の日記にも補足。未だにオヨヨ書林のビルには桃李の看板が付けっぱなしです。品揃えが変わってないところを見ると何か関係があるのでしょうかね?店を譲ってもらったとか。ターゲットとする年齢層は下げられているので別の人がやっているとは思いますが。この辺ちょっと聞いてこようかな。

野良

2004-12-27 22:04:17 | rot
以前、四谷に出かけた時、新宿通りにあったうどん屋「のらや」。

ライブの終わった後よったが、「3時でオーダーストップです」。今度行った時には必ず。

虎場堂 十二月二六日編

2004-12-26 21:16:20 | blau
エキサイトブログにて「谷中」と検索。『マユゾウ』というブログの「明治文学」というエントリーにトラックバック。

>「しかも、今でいう文京区(特に本郷とか湯島とか谷中とかのあたり)に住みたいって、真面目に思ってたこともあります。ドア、じゃなくて、引き戸。窓ガラス、じゃなくて、障子。キッチン、じゃなくて、土間。みたいなね。」

私の住む千駄木は文京区の東の端ですぐに谷中(台東区)、西日暮里(荒川区)、田端(北区)に出れる場所。「谷根千」とくくるられるので、たまに3つが同じ区と誤解される方がいますが谷中だけは台東区です。

住むだけなら谷根千は山手線の内側の中では家賃は安いほう。ただここまでの条件にこだわると物件はなかなかないですよね。こういう物件は意外な場所にあることが多い(私の知る範囲だと笹塚や恵比寿)。

それでも谷中の日本家屋や長屋に住みたい!って言う人は谷中の三崎坂、谷中小学校そばにある不動産屋に行ってみるとあるかも。ここは地元の縁で物件を扱っているところなので、住宅情報誌には載らない物件のみ。不動産屋はほとんど他の不動産屋と情報を共有しているのですが、ここは全くそういうことをしていません。値段も手ごろなのが多い。私も最初はここで見つけたところに住もうと思ったんですが、日当たりに難があって…。その物件は2DKで9万円。日暮里駅徒歩5分、敷金礼金1・1でした。もう借り手がついてしまったようですが。

文豪と言えば団子坂には鴎外図書館がありますが、夏目漱石関連の資料館ってないんですよね。全ての文豪の資料館を建てることは難しいですが。ちなみに団子坂近辺で言うと講談社の前身である「大日本雄弁会講談社」の発祥の地もこのそば。今でも講談社の社宅があり、発祥の地について書かれた看板があります。社宅は単なるマンションで味気なし。毎日新聞の社宅はいい感じなのに…。

駱駝

2004-12-26 20:33:59 | rot
昨日、大手町の帰りにちょっとおなかがすいて、谷中から夕やけだんだんの下にある後藤の飴屋のわき道を西日暮里へと行く途中ギャラリーを発見。

入り口近くのチラシを見ていると、上のほうからすばやく人が降りてくると音。センサーでもあって人が来たことがわかるのだろう。中から女の子が「是非どうぞ」と。別にそれほど急いでなかったので(腹は空いていたが)入ることに。

「戸にある金のボタンを押してください」に従うとフラッシュがたかれる。戸の真ん中にバストショットくらいの額縁のような穴があり、その先にポラロイドがあって、それで写真を撮られるという仕掛け。

天井の高いスペース。案内の女の子に従いまずは地下へ。奥に2台の砂嵐が映されたモニターとラジカセ。歩くたびにそのラジカセから床の振動を増幅させたような音。フローリングの床にマイクが仕込んであるらしい。

その後2階へ。スクリーンにプロジェクター。光のみ出されているプロジェクターの光源に、何か仕掛けがなされていて、自分が動くとその軌跡に赤い残像が残る(動かないと自分の影と黄緑色の光)。しばらく動いて遊ぶ。

案内の女の子とこの作品を見ながら会話。(案内の子はバイトか何かで雇われの身)。この辺は物件探しの時にちょっと通っただけ。その子は1ヶ月前くらいからギャラリーで働いているようなので「このギャラリーになる前は、何に使われていた建物なんですか?」との問いに「普通の一軒屋だったと思うんですけど」とあいまいな答え。この子は谷根千在住ではないようで、谷中芸工展の事もよく知らないよう。これからよく見たり調べたりして、知って広めることを期待。

今回の展示は佐藤基路さんという作家の作品。参加型インスタレーション作品ということ。インスタレーションの展示ってそれほどメジャーではなく、美術館で取り上げられ事があまりないので体験したことがない方は是非。でこのギャラリーのホームページがあるので

HIGURE 17-15 CAS

写真はギャラリーの入り口。ギャラリーのマスコットであるラクダが屋上にいる建物です。

嗚呼天女不還

2004-12-25 17:53:36 | rot
『ナンダロウアヤシゲな日々』の12月23日の日記でロック画報最新号が野坂昭如特集であることを知り、昨日仕事から帰ってきてすぐに往来堂へ買いに行く。「手違いで入荷するの忘れてました」と店員。年内には入りそうもないとのこと。早く読みたいので別の店で今日探すことに。

最初は三省堂で買おうと思い新御茶ノ水で降りたが、財布の中身がかなり寂しいことになっている。神保町に来ると買いたいものが出てくるので、最近行くのを避けていたが、せっかく来たのに本1冊だけ買って買えるのも惜しい。考えた末、大手町まで足を延ばしオアゾの丸善へ。

ここの丸善は初めて覗く。報道されているように確かに広い。お目当ての品がどこにあるか地図で探すも見つからず。検索機で探すとプリントアウトした検索結果に地図があり場所が示されている。それと棚に番号が割り当てられているので、棚にある数字を見るだけすぐに見つかる。これは非常に便利。渋谷のブックファーストの検索機はこれに比べると使い勝手悪いよな…。

ロック画報が平積みで15冊。「来れば必ずある」とも言えるが、ロック画報はそんなに発行部数が多いわけではないので、その分配本が行き渡っていないとも言える。土地柄から見て大手町で15冊平積みで置くより往来堂や古書ほうろう(ほうろうは古書だけ売っているわけではない。ミニコミや小部数の出版物は新刊も売っている)で平積みされているほうが売れると思うが。あるいはビレッジバンガードや高円寺、下北沢の書店とか。

久しぶりに大手町に来たのでちょっとうろつく。UFJ本店前で今日の写真を撮影。オフィス街の土日の風景。読売本社前がすぐそばにあり、警備員がちらちらこちらの方を見ている。たしかに男一人、土曜日にここにいるのは不自然。いるのはオアゾからちょっと間違ったほうに足を延ばしたカップルくらい。そういえば今日は25日だとここでやっと思い出した。オアゾの中もよく思い出すとカップルがちょっと多かったが、今日だから特別に多い感じではなかったので。

早くロック画報読むとしますか。

崩壊

2004-12-24 22:36:06 | rot
asi mulに行ったついでに駄菓子問屋のあった場所がどうなっているか見に行く。最新号『谷根千』に別の場所所で店を続けているところがあるとあったのでそれも確認しに。

駄菓子問屋のあったあたりは全て柵に囲まれて中を見ることはできず。工事現場のゲートから少し覗けたが、半分くらいは取り壊されているようだった。写真は問屋街から道をはさんだ所にあるビル。問屋街周辺も取り壊しが進んでいる。

続けて営業している問屋への道案内があったので言ってみることに。尾久橋通り沿いにあるビルの1階と2階でやっているらしい。問屋街跡からすぐ近く。

行ってみると、『谷根千』の中で「三年後の再開発ビルでの営業にも含みを残している」と書かれていたあさひやが営業を続けていた。ビルの1階をパーテーションでくぎって2店が入り、もう1店は2階で営業中。あさひやでひさびさのキナコ棒を購入。続けているのはうれしい限りだが、あの雰囲気がなくなったのはやはり寂しい。

以前友人が問屋街跡地がどうなるかを調べて、私にふざけたサイトがあることを教えてくれた。ここのリンクへ飛んで、中ほどにある「街並みウォッチャーが行く!」をごらんになってください。この複合施設が建つことによって消えた駄菓子問屋街が街並みの一つとして紹介されています。

再開発事業って、どこも無神経でセンスのないヤツが多いこと…。

asi mul

2004-12-23 16:52:17 | rot
先日町人で飲んだ帰りに初音小路の猫を見に行くと新しいお店、小さなカフェが。「asi mul」という店名。そういえば前に来た時改装していたような。

で早速今日行ってきました。ほんとに小さなお店で席数8つくらい。女性の方がマスターで、既に来ていた中国の方と中国茶や中国料理、漢方について会話している。顔見知りなのだろうか、かなりくだけた感じで。

珈琲だけにしようかなと思ったが、香港風フレンチトーストが気になったので注文。まだ朝飯も食ってなかったというのもあって。そこでマスターが「この前店の前通りませんでした?」と聞かれる。確かに通ったけど、こちらは人がいたどうか全く記憶がない。「数日前オープンしたばかりで、慣れてなくて」とのこと。確かにそういう感じ(失礼?)。

で香港風フレンチトーストが来る。ピーナツバターがはさんであるフレンチトースト。なかなかいける。粉砂糖とピーナツバターの甘みだけなのでしつこくない。珈琲は谷中珈琲のもの。砂糖を入れすぎてしまったためにせっかくの風味が…。

「夜にはお酒を出しているので是非」と夜のメニューを見せてもらう。クレヨンで書いた手書きのメニュー。全て手作りと言う感じの店の雰囲気になごませていただいた。夜のメニューは中華中心。台湾風おでんが非常に気になる。ただ他のメニューが…。私は好き嫌いが非常に多いので。

「また是非ワインでも」と店を出る間際、名刺サイズの店のフライヤーをいただく。ホームページがあるじゃないですか!でクリスマスプレゼントと中国茶のテーバックをいただく。既に来ていた中国の方がちょうどそれを飲んでいて、のどに良いとのこと。「こちらの方お医者さんなんですよ」と紹介される。だから漢方に詳しかったのか!この季節合ったプレゼントに多謝。

asi mul cafe&gallery ホームページ

ここにメニューと地図が出てるの興味をもたれた方は是非。マスターの日記もあります。

今度は夜にでも伺いましょうかね。

コルクボード

2004-12-22 23:17:14 | Katze
火曜のニュースで気になる記事が。共同通信より。リンクが切れる可能性があるので全文引用。

>◎携帯写真を地図画面に登録 長崎大グループが開発
 カメラ付き携帯電話で撮影した画像をパソコン画面の地図に張り付けることのできるソフトを、長崎大教育学部の全炳徳(チョン・ビョンドク)助教授らの研究グループが開発した。修学旅行の事後学習など新たな教材として活用できそうだ。

 ソフトはGIS(地理情報システム)を利用した「ケータイdeマッピング」。各メーカーが発売しているGPS(衛星利用測位システム)機能付きの携帯で撮影し、メールに添付して送信すると、パソコン画面の地図上に画像を自動登録。画面のポイントをクリックすると、画像や情報を呼び出せる。

 修学旅行で生徒が撮影した写真を旅行後まとめて見るなど新しい学習方法も可能で、すでに東京の中学校から来年の修学旅行での利用予約が入っているという。また、動植物の分布観測など幅広い利用が期待できる。(了)


 これって修学旅行生だけが使えるだけではなく、私のような散策を記したブログを運営されてる方は利用したい技術だと思う。

 四谷も随分楽しみながら路地裏を歩き回りましたが、じゃあ次行くのかというと…。忘れたら忘れたで私個人は次に行った時の楽しみが増えるかもしれませんが、ブログの記事を見て「じゃあ私も」と思った方が足を運びやすくなるのでは?

 今日の写真は四谷の食堂の前にいた猫。この写真の上で九官鳥が鳴いていて、それを気にしているところ。