和泉市のホームページにはまだ掲載されていませんが、教育委員会に確認したところ、和泉市の学校給食の運営のあり方・形態について検討する「学校給食運営検討委員会」の第3回委員会が1月15日(火)午前9時30分から和泉市コミュニティセンター1F大集会室で開催されることがわかりました。
傍聴可能人数はわかりませんが傍聴できることは確認しています。(傍聴できるのは当然のことですが…)
今の運営委員報酬は今年度予算しかありませんから、来年度も予算計上しない限り、今年度中に委員会は終結することになり、それまでに委員会としての方向性を出すことになると思います。
そういう意味で、第3回委員会の内容がたいへん注目されます。市職労としても傍聴行動にとりくみます。
東京では、小学校の学校給食で、児童に誤ってアレルギー食材が入っている給食を与えてしまい児童が亡くなるというやりきれない事件が起こっています。
給食は、子どもたちの豊かな成長を支えるとともに「教育の一環」として食育にも重要な役割を果たしています。そして同時に、アレルギーをもつ児童にとっては命にかかわるものでもあります。そうした意味で、和泉市では大阪はもちろん全国に誇れる小中学校の自校直営給食を実施しています。
いまおこなわれている「学校給食運営検討委員会」は、こうした運営形態をあわよくば民間委託などで安上がりにできないかとのねらいをもって発足したことは明らかです。
しかし、あらためて給食が命にかかわるものであることが明らかになった中で、学校給食の運営は、市が責任をもっておこなうことができる全小中学校の自校直営方式の継続とそれを土台としたアレルギー対応の充実はじめ食育や豊かな学校給食の充実が求められていると考えます。