「泉州の地域医療を守る会」第3回総会が10日、泉佐野市内で行われ、30名が参加し、和泉市職労からも2名が参加しました。
総会では、大阪府が財政構造改革方針によって3次救急の責任を投げ出す動きが強まる中で「会」が結成されてから3年間の運動の中で、泉州救命救急センターが独立行政法人りんくう総合医療センター(旧泉佐野市立病院)に統合されながら、統合にあたって大阪府と結ばれた「基本協定書」の中で、3次救急に対する大阪府の財政負担原則を確認し、大阪府の3次救急責任が明確化された到達点を評価しつつ、泉州地域の公立病院等での2次救急が脆弱な実態のもとで、3次救急の重要性とともに、南海地震等への備えなど災害対策でも不十分な状況を再確認し、ひきつづき地域医療の充実に向けた運動をすすめていくことが確認されました。
フロア発言で、和泉市職労からもこの間の和泉市立病院の指定管理制度導入反対の運動への協力に対するお礼とともに、この間の経過と、たとえ指定管理者制度に移行するとなっても市の公的責任を果たし、公立病院の役割を発揮するよう運動を継続していく決意を述べました。