2014年4月1日から和泉市立病院の管理運営が市直営から指定管理者制度により民間委託され、医療法人・徳洲会が管理運営を行うことになり、これまで市立病院で働いていた職員で、ひきつづき市立病院で働く者は、市を退職し、医療法人・徳洲会と新たな雇用契約を結ぶことになりました。
そこで、これまでの和泉市職員労働組合病院支部の歴史と運動をひきつぎ、簿湯イン職員の雇用と賃金労働条件を守るため、市職労組合員を中心に「和泉市立職員労働病院組合」を結成し、4月1日バタバタしている市立病院内において組合結成通知と団体交渉申し入れ書を手渡しました。
すでに組合事務所の貸与問題をめぐって紛争の火種を抱えるなど前途は多難ですが、健全な労使関係を築き、市立病院を公的病院として市民・患者の命と健康を守る拠点病院として、働く者が看護等仕事に専念できる賃金・労働条件の改善を求めていきます。
２０１４年４月１日
医療法人 徳洲会
理事長 鈴木 隆夫 様
和泉市職員労働組合
執行委員長 赤澤 勝
和泉市立病院労働組合
執行委員長 花田 佐和子
労働組合結成通知書
わたしたち和泉市立病院で働く職員は、これまで和泉市職員労働組合病院支部の組合員として、長年にわたって和泉市立病院の発展と働きがいのもてる職場づくりに尽力してきました。
そしてこのたび２０１４年４月１日から貴会が指定管理者として和泉市立病院の管理運営にあたることを機に、これまでの活動を継承、発展させるために、２０１４年３月２９日に和泉市立病院労働組合を結成しましたので通知いたします。
今後は、組合員の労働条件および勤務に関する事項ほかについての一切の交渉について本組合ならびに委任を受ける和泉市職員労働組合が代表いたします。
和泉市立病院が市民・患者のいのちと健康を守る公的病院としての責務を果たすとともに、職員が安心して働き続けられる安定した職場を築くために、労使対等の原則のもとに正常な労使関係を確保し、誠意ある対応を図られるよう求めるとともに、不当労働行為にあたることのないよう申し入れるものです。
以上
