和泉市職員労働組合blog~地域住民と働くなかまの幸せを願って~

大阪労連が橋下大阪市長の大義なき辞職・出直し市長選挙への対応方針について声明を発表しました

大義なき出直し選挙・独裁政治継続を許さず、大阪都構想ストップ・維新政治打破の広範な住民共同にむけ、ただちに立ち上がろう!
-橋下大阪市長の辞任と「出直し選挙」への対応方針について(声明)-


2014年2月12日
全大阪労働組合総連合
議長 川辺 和宏

 橋下大阪市長は、2月7日に辞職願を提出、「出直し市長選挙」に出馬する意向をあらためて示し、大阪市長選挙は3月9日告示、23日投開票で行われることとなった。
辞職・再立候補の理由は、1月31日の大阪都構想についての法定協議会で、自らの提案が維新以外の全会派に否決され、大阪都構想実現の見通しが立たなくなったことにある。しかし、大阪都構想自体、住民不在のまま財界の要望に沿ってすすめられる中で、昨秋の堺市長選挙でのNO!の審判や以降の世論調査の結果からも、既に破綻していることは明らかである。議会を軽視したあげく、辞任して再立候補し、破たんしている大阪都構想を「民意」を利用してすすめようとするやり方は、断じて容認できない。

 この「出直し選挙」には何らの大義も道理も無い。
 橋下・維新の会は、大阪都構想だけでなく、住民生活にかかわる施策・サ-ビスの切り捨て、地下鉄・市バスの民営化・廃止案、市職員に対する「思想調査」、労働組合の事務所取り上げなどの攻撃をはじめ、くらしと民主主義破壊を強権的にすすめてきた。そしていま、大きな共同の広がりの中で、彼らの危険な正体が住民の前にあきらかになってきている。この状況下での「出直し選挙」は、マスコミをも利用した身勝手な行為であり、数億円とも言われる税金を浪費するなど、暴挙以外の何物でもない。

 大阪労連は、橋下市長による権利侵害や民主主義破壊の独裁政治、そして「慰安婦暴言」などに対し、市長の資格なし・発言の撤回や謝罪・すべての公職辞任を求めてたたかい、大きな共同を広げてきた。堺や岸和田の市長選挙での勝利をはじめ、様々な場面・分野で維新の会とたたかい積み上げてきた共同の到達点をふまえ、さらに発展させる立場から、引き続きたたかいを強める。
 大阪労連は、橋下・維新の会に対する抗議・批判の宣伝行動をただちに具体化し、大阪都構想をストップさせ、維新政治を打破する広範な世論形成と共同の前進をめざす。また、大阪市をよくする会・明るい会民主大阪府政をつくる会、および大阪都構想ストップ・維新政治打破共同闘争本部に結集し、情勢の推移も見ながら、必要なたたかいを具体化する。
 大阪都構想ストップや維新政治打破の広範な住民共同の構築にむけ、ただちに立ち上がろう!

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