5月26日告示、6月2日で行われる和泉市長選挙に、前市長の井坂善行氏が出馬することを明らかにしたと本日(2月13日)新聞報道がありました。
このことについて、毎日新聞から引用させていただくと→「任期満了(6月18日)に伴う和泉市長選(同2日投開票)に、前市長の井坂善行氏(57)が12日、無所属で立候補する意向を明らかにした。現市長の辻宏康氏(53)も既に出馬を表明。2氏は09年の前回選に続き、再び戦う見通しとなった。
井坂氏は市議を4期、05年から市長を1期務めた。井坂氏は「財政が厳しい中、自ら身を削る覚悟が必要」として、市長の給料半減・退職金廃止や総人件費2割削減を掲げた。また、「改革の方向性が共通する」として、大阪維新の会に推薦申請する考えを示した。
来年度の個人市民税を5%減税する現市政を「場当たり的」と批判。24時間保育の実現や待機児童の解消、地元産業や市南部の活性化などを目指すという。」
現在のところ、市長選挙をめぐっては新旧2名市長経験者の出馬が確実となりました。現職の辻市長は早々と2期目への出馬表明をおこなっており、わたしたちとは鋭い対立となっている市立病院問題などでの訴えを街頭でもおこなうなど選挙モードを強めています。
井坂氏の政策は、あくまで新聞報道の中での判断ですが、大阪維新の会に推薦申請するねらいや辻市長への対抗軸という点では現時点では明確とは言えません。
市職労として、市立病院問題をはじめ、市民のいのちとくらしを守る自治体の役割を果たすために市政に何が求められているか、という住民の要求にねざした運動を進める中で、市長選挙への対応を検討していきたいと考えています。