和泉保育運動連絡会、和泉市学童保育連絡協議会、和泉市職労などで和泉市長あてに、「子どもの権利と発達を保障するため保育・学童保育・幼稚園・子育て支援の拡充を求める要望書」を5,461筆の署名を添えて16日提出しました。提出には各団体からの代表5名が立ち会いました。
要望項目は以下のとおりですが、要望書と署名を受け取ってもらった市長公室長に対して、要望書にもとづく市長との懇談の開催をあわせて申し入れました。
【要望項目】
Ⅰ．子ども達がすこやかに育ちあう、豊かで住みよい街・和泉市であるよう、以下の項目を実施してください。
《保育園・幼稚園について》
①公立保育園・幼稚園の廃止・民営化はしないで下さい。公的責任で保育事業を行ってください。
②公的制度の拡充で待機児童の解消や子育て支援を充実してください。
③子どもの成長・発達を保障していくことと子育て支援など地域に開かれた保育所にしていくために職員配置などの和泉市独自基準をすべての園で守ってください。また、そのために民間保育園の助成金を大幅に増額してください。
《学童保育について》
①学童保育の保育時間を現行より延長して午後６時３０分までにして下さい。また長期休暇(春・夏・冬休み)の保育時間を現行より延長して朝は８時から、午後は６時３０分までにして下さい。
②「なかよしクラブ」の対象児童を６年生まで広げてください。
③すべてのプレハブ教室付近にトイレの設置と、設備を含む環境について改善して下さい。
④お盆・年末年始といえども開所し保育を必要としている保護者の要望に応えて下さい。
《すべての子ども達の成長発達を保障するために》
①子ども医療費助成制度を小学校卒業まで拡充してください。
②保育園・幼稚園・学童保育等の保育料軽減のための措置をはかって下さい。
③学校安全員を引き続き配置してください。
Ⅱ．保育所・学童保育・幼稚園・子育て支援の予算を大幅に増やすよう国・大阪府に求めてください。
Ⅲ．「子ども・子育て支援新制度」は、“子どもの最善の利益”を保障する制度にするため、性急に実施しないよう国に求めてください。
