「地域医療と和泉市立病院の充実を求める連絡会」(代表:岡 勝仁)は本日(6日)、市当局が2月1日に市立病院の指定管理者制度(民営化)導入と新病意見計画方針を正式決定したことを受けて、緊急に要請行動をおこないました。
「会」は、これまで「市立病院あり方検討委員会」を毎回傍聴するなど、市立病院のあり方問題に重大な関心を持ち、市当局に対しても要請書を提出し、何度も話し合いの場を持つよう求めてきましたが、棚上げされ、市民説明会の場で意見を言うようにも促されてきました。
しかし、市民説明会開催の前に市当局は、市の方針を決定し、市民説明会は市の方針を説明するだけで、市民の意見は聞きおくだけになりかねません。
このような状況の下で再度、緊急に要請行動をおこなったものです。この日の行動には6名が参加しました。
以下、要請書の内容です。
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平成25年2月6日 <o:p></o:p>
和泉市長 辻 宏康 様<o:p></o:p>
地域医療と和泉市立病院の<o:p></o:p>
充実を求める連絡会<o:p></o:p>
代表 岡 勝仁<o:p></o:p>
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市立病院のあり方問題に関する緊急要請書<o:p></o:p>
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平素、市民サービスの向上に尽力されていることに敬意を表します。<o:p></o:p>
貴職は、市立病院のあり方についてこれまで本会が求めてきた要請に何ら答えることのないまま、2月1日、市立病院の指定管理者制度導入と新病院計画方針を決定しました。<o:p></o:p>
しかし、市民・患者に十分な説明をすることも意見を聞くこともなく、市民の貴重な財産であり、市民のいのちと健康の拠点施設である市立病院を平成26年度から民営化し、そのもとで新病院を建設する方針には納得できません。<o:p></o:p>
また、指定管理者制度導入や新病院計画に対するリスクやデメリットは十分に調査・検証されておらず、先行事例で起こっている医師・看護師等の減少や診療科目の縮小など市民のいのちと健康を守る上で看過できない問題があります。<o:p></o:p>
つきましては、あらためて下記のことについて要請します。<o:p></o:p>
記<o:p></o:p>
(1) 指定管理者制度導入と新病院計画方針を強行せず、市民的な議論を十分保障すること。<o:p></o:p>
(2) 市議会第1回定例会(3月議会)に指定管理条例など関連条例と関連予算を提案しないこと。<o:p></o:p>
(3) 「会」の要請書にもとづく懇談をすみやかに行うこと。<o:p></o:p>
以上<o:p></o:p>