1982年から「和泉市公立保育所パート保母の会」として事実上の労働組合としての活動をはじめて、長い伝統と歴史をもつ和泉市公立保育所パート保育士労働組合が19日(金)に第23回定期総会を開催しました。
朝7時から夜7時までの12時間保育を実施する和泉市の公立保育所で、朝夕の困難な時間帯や土曜保育を担うパート保育士が、平成11年度から非常勤職員として位置付けられてきましたが、この間、正職員と大きな格差のある勤務・労働条件の改善とよりよい保育の実現のために市職労とともにがんばってきました。
総会では、より良い保育の実現のためにがんばろうという活動方針と新役員、そして、組合の名称を「和泉市公立保育所非常勤職員労働組合」とすることを全会一致で確認しました。
総会には来賓として市職労からも出席してあいさつし、非常勤職員の任期更新5年期限の導入を許さないこと、子ども・子育て支援三法による新制度に対して、これに反対しつつ公的保育の拡充を求める運動を広げること、憲法96条などの改憲の動きに対して、憲法を守り、生かすとりくみでともにがんばろうとよびかけました。