アイスって会社で食べて良い? 基本は…グミやチョコと何が違うの!
うちの会社では、普通の事なのですが、他では色々問題になるのですね。
就業時間内でも、ハリバリしてる人も居てますよ。
暑い日は、やっぱり冷たいものがおいしいですよね。
オフィスでも、普段はホットで飲んでいるコーヒーをアイスコーヒーにすることがあるのではないでしょうか?
同じ感覚で、普段食べているおやつが冷たくなるのってどうなんでしょうか?
チョコレートやせんべいはよく見かける気がしますが、アイスクリームって「あり」ですかね?
同じ「おやつ」というくくりで言うと、問題はないように感じつつも、
見慣れていないこともあり、OKとも言いにくい感じがします。
職場でアイスはありかなしか。マナー講師や秘書検定面接官を務める杉本直鴻さんに聞いてみました。
アイスって会社で食べて良い? 基本は…グミやチョコと何が違うの?
アイスクリームは「おやつ」であり「デザート」
職場で食べるアイスクリームは、おやつの部類に入ると思います。
そもそも、おやつについてが就業規則などで明確に定められてはいないケースが多いため、
食べている人がいたりいなかったりして、考え方も個人によって様々なこともあり、
良くも悪くもグレーの状態の会社が多いのではないかと思います。
では、ビジネスシーンにおける「おやつ」はOKなのでしょうか?
少し堅い回答になりますが、基本的にNGです。極端な例で言いますと、外部の会社に訪問した際、
おやつが広げ放題の会社とそうではない会社があったとしたら、どちらの方が信頼できるように映るでしょうか?
そういったことは気にしないという人もいると思いますが、まだ気にする人や企業の方が多いと思います。
迷惑をかけるポイントは4点
とはいえ、完全に禁止してしまうのも時代に逆行しているように思われます。
おやつが禁止の理由は大きく分けると「匂い」「音」「見た目」「時間」の4点で迷惑をかける可能性があるからです。
匂いと音はそのままですが、周りの人の集中をそいでしまう要因になりかねません。
見た目はだらしなく見られてしまうことがあるので、注意したいという点です。
最後に時間ですが、10分程度であれば許容の範囲かと思いますが、
それ以上だと、休憩時間以外は同僚からの心象があまり良くないでしょう。
逆に言うと、これらの点を配慮することができれば、ある程度は問題ないのではないかと思います。
業務時間中であれば、一口サイズのグミやチョコをさっと食べるのであれば大丈夫かと思います。
また、しっかり時間が取れるのであれば、
空いた会議室を使って同僚たちとおやつタイムを作ってしまうのも良いのではないかと思います。
その際、アイスクリームに関しては追加で考慮してもらいたい点があります。
当たり前の話ですが、「溶けてしまう」という点です。
PCに落としてしまうと、故障の原因になりますし、書類に落としてしまうと染みになってしまうことが多いため、
クッキーやせんべい、チョコレートなどのお菓子に比べて配慮が必要です。
おやつにもメリット
そこまで配慮しなければいけないのであれば、いっそ禁止に…という声も聞こえてきそうですが、
おやつにもたくさんのメリットがあります。
一番わかりやすいものであれば、リフレッシュになるという点ですが、
個人的にはオフィスのコミュニケーションツールとして大変重要だと思っています。
会話のきっかけにもなりますし、「ありがとう」「ごめんなさい」などの感情を伝える際に橋渡し役を担ってくれることもあります。
おやつを互いに持って来るときはご当地ものや限定ものを選んだりしても、その人の個性が見えて楽しいですね。
過去の経験からも意外なものほど喜んでもらえる記憶があります。
配慮しなければいけない部分はありますが、
アイスクリームをはじめオフィスでの「おやつ」をぜひうまく活用していってもらえればと考えております。