数週間前のことですが・・・
仕事から帰った僕に、嫁がこんな事を言っていました。
「夕方、あんずと散歩をしていたら・・・家の前の通りで、タヌキみたいな
動物を目撃した!」・・・・と。
我が家は、川崎のはずれの方なので、確かに自然は多い方ですが・・・
それでも、最近は開発が進み、野山が姿を消してから、もう数十年が経っています。
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子供の頃は、近所の山に入ると、薬きょうが転がっていたり・・・
山や田んぼに囲まれた、友達の家には、野うさぎが遊びに来ていました。
(コレ、実話です)
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最近は、そんな話も全く耳にしなくなったので、
この話を聞いたとき・・・
どこかの家で飼っていた、アライグマでも逃げ出したのかと、思っていましたが・・
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今日の夕方、あんずを連れて、散歩に出た、
僕たちが見たものは・・・・間違いなく・・・「タヌキ」でした。
普通に、住宅街を歩いていた時、曲がり角の向うに、何やら黒い物体が・・・
良く見たら・・・「タヌキ??」
かなりの至近距離まで近寄れたので、じっくり見る事が出来ました。
近づいたら、さすがに、「ドロン!」と逃げてしまいましたが・・・
な~んか、不思議な体験で・・・まさに化かされたような気持ちでいっぱい。
数週間前に嫁が見た「タヌキ」だとしたら・・・
どこからか、住宅地に迷い込んでしまい・・・
毎日、ゴミでもあさって生きているのでしょう。
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とても、切ない・・・です。