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屋代高校 附属中学 成功の道を探る 提案ブログ

県立屋代中学と市立屋代中学の両方の成功に向けての提案ブログです。受験対策として、合格に向けた準備と秘訣もお伝えします。

屋代高校附属中学の成功に向けての提案ブログ。受験への心構えも伝えます。

2010-10-16 20:21:38 | 屋代中学
情報その1 屋代高校附属中学校 公式ホームページへ飛べます

屋代高校附属中学校(仮称)の公式ホームページを見たい方は、ここをクリックしましょう→附属中学公式HP

情報その2 長野県教育委員会 屋代高校附属中学校に関する情報

長野県高校改革プラン 屋代中等学校 を見たい方は、ここをクリックしましょう→附属中学概要

はじめに・・

ブログ主は「笑顔で学校に通おう」をテーマの教育支援の会・信々会の主宰者です。屋代高校に中高一貫の中等学校ができることについて嬉しく思い、円満に運営されることを願ってさまざまな課題の解決に向けてできるだけ前向きな提案をしてゆきたいと考えています。

同時に、お子様が附属屋代中学を目指す、保護者の方の不安や疑問を取り上げて、その対処法を考えることによってスムースな受験と合否にかかわらず、笑顔での中学校生活がおくれるように祈っているものです。

いずれにしても、具体的にいろいろな課題の解決の道を探り、良い結果が出るようにしたいですね。

課題その1・・既存の屋代中学との関係について配慮されるべきこと
校名と愛称名について考える。SBCのニュースから・・


屋代高校に附属中学ができることは、とても素晴らしいことだと考えています。この新しい試みが、計画以上に成功することを強く願うものです。

一方で、すぐ近くにある、千曲市立屋代中学も伝統のある立派な中学校で良い教育環境の中学校です。ここがいわゆる やちゅう=屋代中学です。しっかりした礼儀正しい生徒が数多く巣立っています。

2010年10月8日金曜日夜の、信越放送のニュース特集で受験希望の小学5年生生が、インタビューに答えて「やちゅうにはいりたい」と笑顔で語っていました。


番組の中で県立屋代中学への受験競争が加熱しているとも報じられました。塾への取材もありました。問い合わせがどんどん増えているそうです。通学区の違う長野県庁の近くの予備校でも同じだそうです。長野県で初めての、公立の中高一貫学校の設置には、地域や距離を超えた保護者のみなさんの熱い期待が感じられました。

信々会では、今後、附属中学への正しい理解がどんどん上昇していくことは、長野県の教育の発展にとって、良い事だと考えます。それは、学力だけでなく、友達を大切に考える良きリーダーとしての資質を育成することに繋がると思うからです。(この学校が、いわゆるところの学力や知識の累積だけを求めていないからです。良いリーダーの育成という目標は附属中学に限らず、どの教育機関でもとても大事なことなのです。)

良いリーダーは、周囲に良い雰囲気を創ります、自分の欲望を抑えて、周囲に気配りをします。そういう子どもが数多く育つのなら、とてもよい教育企画のひとつだと思うのです。

信々会の主宰者は、アメリカの教育学者ニイル博士の教育学を学んで、長い間こどもの自主自律的なリーダーづくりに力を注いできました。お便所掃除のリーダー。灯油運びのリーダー。黒板消しのリーダー。あいさつ係のリーダー。生徒会の会長や、ルーム長だけがリーダーではないと考えるのです。集団の中で、自分はどんな役割ならば、3年間を通じて、実行出来るのか?友人たちの役に立つのか考えて、自分の得意な分野で一生懸命、音頭を執るリーダーとなればよいのです。こどもは、それぞれが、個性を尊重され、いずれの分野でリーダーとしての資質が開花できるものだと信じています。

番組の終りに保護者のお母様とお嬢様が言った言葉に、親の願いとご本人のやる気と県教委の真の意図が見られて、爽やかで良い締めくくりの番組になりました。

「早くから目標を決めて、しっかり勉強をしたい」「学習と心の準備をしっかりしておくことは、合否にかかわらずにやがては自分のためになる」大変、まっすぐな考え方のお子様とお母様で、番組としても良い仕上がりになりました。

もちろん、頑張る方向や方法が正しいことが大切で、十分に附属屋代中学の方針などを理解した上での受験と入学準備をしておく必要も感じました。そういう意味で、このブログが、新設中学の設立意図と学校生活を考える、ひとつのヒントになれば幸いです。


まず、新中学の名前は気をつけて取り扱わなくてはならないのも現実です。屋代高校の当事者も県教委も既存の屋代中学の存在にしっかり配慮をした、共存共栄のプランを第一番に考える必要があると思うのです。

現在は仮称です。はやく、正式名称を決めなくてはね。

では、附属中学をどう呼べばいいのか、ここからが提案です。
屋代高校の校章にある、鳩がキスをしている図案から、はとちゅう 鳩中 母体は従前から、鳩高 はとこうです)と呼ぶのが適当でしょう。

あとから、できるものが紛らわしい名付けで、先にある学校の名称や愛称を混乱いさせてはいけません。そこで、正式校名を定めたら、あわせて、愛称をはとちゅう(鳩中) と名乗ることを先ず最初に提案します。

県立屋代高校も、市立屋代中学も、県立屋代中学もそれぞれが、素晴らしい存在として、みなさんに愛される教育の場になるための配慮の第一歩として、こういう提案をいたしました。

附属屋代中学の利点は、先輩との縦の交流と支え合いにあります。欠点は、80人という小規模中学としての部分です。すぐ近くの屋代中学との心の通った交流ができてこそ、リーダー育成の目標に叶うものです。となりの公立中学とのお付き合いも大きな課題の一つになるでしょうから、橋渡し役(屋代中学と附属中学の兼務教諭の配置など)の人事も重要と考えます。とにかく、近所の中学校にも、十分の配慮と説明で、開かれた感じのする、明るい笑顔に満ちた県立中学校ができることを祈っています。


課題2  新設校に対する理解は本当に深まっているのか?現場の先生からは多くの不安の声が聞かれた説明会。

2010年9月15日水曜日のあんずホールでの開催の第一回の県教委主催の学校説明会に参加して会場の雰囲気と熱気を実感しました。そこで、出された質問や要望は、期待と危惧の入り交じったもので、本来の義務教育と違う新来のものに対する、不安が覗かれました。新聞社・放送局などのマスコミも大挙して取材をしていました。

受験生の報告書についての不安。卒業学年の先生が、今以上、さらに忙しくなるという見通しがあります。来年の小学6年担当の先生は、内申書・推薦書にあたる、報告書を書かねばなりません。これは、ただでさえ、行事等に追われている6年の担任の先生の手を煩わせます。本当に大変ですよね。勉強の進度に追われ、児童会の行事や、小学校の総仕上げをしなければならない大事なときに、更に余計な手間とストレスになります。なぜなら、報告書の書き方一つで、合格に影響がでるからです。

そうであれば、かつての高校入試の校長推薦のように、各小学校に合格人数を割り当てて、推薦制度を取る考え方もありますが、附属中学の設立目的は、真面目な子、賢い子だけを合格させて育てることとは意味合いが違うのだとおもいます。

今現在は、やんちゃな腕白小僧でも、粘り強い資質や、着目点のすばらしい、男の子の存在です。
しかしながら、説明会席上では、新設中等学校の教育目的に適性がありそうなこどもの選定基準が、いまひとつ、説明会の参加者には理解できていないようでした。

何を聞いても、学校当事者でなく、県教委からの担当者が答えざるを得なかったのも、参加者の歯がゆさを誘っていました。

適性検査の優秀グループは、報告書にかかわらず、合格することがあると思います。つまり、塾などで、点数が取れるように仕込まれた子供たちです。女子はたぶん、どんなに塾で鍛えても、学校生活がさほどでもないと、合格は難しいでしょうし、本当の意味の真面目さを、持ち合わせていないと、空回りするだけの結果になると思います。(保護者のほうが乗り気な場合)
一方、男子のほうは、事情が違ってくると思います。現場の先生たちに言わせますと、あるきっかけで、わずかな時間ででも、学問や研究に目覚めて、いろいろな意味での急成長が起きることが多いというのです。
そのきっかけは、学校の先生からだけではなくまさしく、塾の先生や家庭教師の先生かも知れませんし、友達からかもしれません。卑近に聞いた例では、かなりご高齢な数学の先生が、小学校に助っ人に見えて、瞬く間に算数が大好きという、こどもたちであふれかえったそうです。ただし、授業方法が変わっておられたので、両親が義務教育の現役の先生であるある女の子の保護者から、クレームが出て、別の学年に移されてしまったそうですが、その学年でも、算数好きのこどもたちが増えたそうです。なまじ、現場に詳しいと、せっかくの逸材のスーパー先生も、信頼や評価されないところが、長野県の義務教育界のひとつの限界でもあるのでしょう。こういう、先生こそ県立屋代中学にお迎えして、算数の根底にある不思議さを教えていただけたら、また、むかしばなしのひとつも、どんなにか、潤いのある中学生になるのだろうとおもうのですが・・・人材の発掘のすべがわからないと、新設中学の成長が頭打ちになる怖さもありますよね。

そういうわけで、適性検査の最上位は男の子だろうと思っています。子供でも、天才的に頭の切れる男の子は存在しますから。
ただし、塾や予備校が血道を上げる、いわゆる訓練された結果での偏差値の高いこどもや保護者は、とかく気が多く移り気です。もっと条件の良い、学校があれば、合格しても、平気で辞退をして、現場を混乱させるだけの恐れが出てきます。
ロイヤリティの欠如は、信頼感への欠如ですから、入学辞退者が無いことを祈るしかありませんが、女子は大丈夫だと思います。問題は、男子の一部に、そういう、不心得もの(試験を受けさせた側と、受け入れる側の実感・本音)が、でないことを祈るばかりです。そういう意志薄弱な子供は、幸せな未来をつかむのに苦労するだろうと思うからです。面接では、入学後の抱負を語りながらの、心変わりは、決して本人のためにならないと思うからです。ほしい物は、純粋な憧れや希望、それを実現しようとする意志の強さと継続力を身につけるために学校があると思うからです。

その中で、男女40名づつの入学予定者という説明は、納得のできるものでした。
なにしろ、小6女子といえばかなり価値観の完成されたお姉さんですし、小6男子といえば、やんちゃなあばれん坊やが普通です。女子のほうが、色々な事柄においてに男子に優っている場合が多いものです。ですから、定員を男女40名づつの性別で分けたのは、県教委の立派な見識です。


さらには、中学からの応援の先生の交代の任期が現在3年であることが心配です。6年間の卒業までを見守れる、人的配置の必要性を感じました。できれば、職員定数の先生に加えて小学校から高校までを経験した、ベテランの先生が、複数人必要ではないのかという提案です。この場合常勤でなくても良いので、組織思考にとらわれない柔軟な考え方のできる人にお願いしたら良いと思います。それには、多少予算がかかりますが、教育の質の高さは、人財次第だと思いますので、たくさんの笑顔のスタッフでスタートすることを期待しています。

一方、当該と周辺の市立中学の先生は、80人というリーダー候補の抜けた中学の、荒れを危惧します。職員組合からもその不安が、レポートとして出されていました。同じ同級生が、違った校門をくぐることについてでした。そこにあるものは、教育行政への現場からの説明不足による、不安と不信です。さらには、エリート作るための中学校が本当に必要なのか?というものです。

(信々会では、80名のリーダー候補が抜けることについては、さほど心配をしていません。周囲の期待に答えることのできる必ずよきリーダーが育つものだからです。逆にいうと、そこが教育力の醍醐味ダイナミズムなのです。いなければ、こさえるだけさぁ・・そんな気概と楽天さも必要と思います。逆に、附属屋代中学で学校嫌いの子が生まれないような対策をして置かなければなりませんね。)


課題3・現状の公立中学の長野県の先生とその教育の質は高いのか、低いのか?・・・非常に高いのだけれど、とにかく忙しすぎて疲れている。仕組みや、きまりや世の中の声がその実力を無駄に損耗させている。もっと先生を自由に研修させてあげましょうという提案


長野県では、長い間私立中学の存在がなく、質の高い教育を公立小中学で施行できたことへのプライドがあります。長野県は、教育県だよという、誇りだったのです。

最近、小中学校の不登校率が全国5位6位という、悲しい報告がなされています。教育県長野は、どうしたのでしょうという疑問と不安が生まれています。県立屋代中学は、教育県長野を復活させる、ひとつの方法として提案されたものと考えます。

では、一般の小中学校になぜ、不適応な子どもが増えてしまったのか?それは、先生が行事や、報告書、学年だより、目新しい企画に振り回されて、心身ともに疲れはててしまっていることも原因の一つと考えます。先生に、もっと自主研修の落ち着いた時間をあげることと、会議や出張を出来る限り減らして、放課後も、子供と楽しく遊べるような学校づくりが必要と考えます。世論のいう服務規律厳守で、先生を厳しく管理すればするほど、先生から笑顔が消え、その結果、子供たちからも笑顔が消えていしまってはいないか?もういちど、笑顔で過ごす学校の時間について、県立屋代中学も、既存の中学も目標にするときが来たように思います。

個人的な思い入れになりますが、長野県の教育の水準は決して、低いとは思っていません。知識量だけでいうと、都会の生徒に負けると思いますが、それ以外の見えない部分に、信州教育の質の高さや、先生の教育観の純粋さを実感しています。信々会の主宰者は、信州生まれの、東京育ちで、小学校5年の時に長野県に転校してきたときに、身を持っていわゆる信州教育の持つ、全人的な教育観の確かさを実感しました。

東京都の先生より遥かに長野県の先生のほうが、暖かく丁寧で、おおらかで知識や見識人間としても尊敬できる方が多かったのです。だから、教育という道を進むことへのあこがれを抱いたのです。

それは、現在でも変わらないと考えています。長野県の先生方は、いろいろな個性を持ちつつも、教育に対する根本的な教育へのモチベーションの位置エネルギーが凄く高いのです。

元気な先生から、元気な子どもが育つのは当然なのです。県立屋代中学に限らず、長野県中の先生方に、笑顔と元気をプレゼントしてあげられたら、どんなにかこどもたちの笑顔が増えるのだろと考えています。
元気であれば、長野県の先生は、素晴らしい方が多いということをお伝えしたいだけです。


課題4・公立の中高一貫性教育への期待

今から、数十年前、都会ではすでに、私立小中学と公立小中学でおおきな差異が見られました。公立学校で良い教育を受けられるのは、長野や富山などのいわゆる教育熱心県。公立大学尊重の気風の地域です。屋代高校から、東大、東京教育大、そして地元の信州大学へ進むことが、今でも長野県の高校の一つのものさしになっています。

ですから、SSHの指定や附属中学の設置は、ある意味地域高校の瀬戸際の生命維持対策でもあるのです。附属屋代中学に向ける、関係者の注目は平成30年に初の卒業生が、大学受験を迎える時まで続くのです。

多分、良い成果が挙げられるだろうと、信々会は考えています。それは、屋代高校の伝統に基づく、多くの先輩達のサポートや助言を望めるからです。

犀川以南から千曲市、上田市の一部にいたるまで、旧制屋代中学から屋代高校に繋がる伝統と教育の確かさに裏打ちされた信頼は揺るぎがありません。
けっして、最良の教育環境ではないと考えますが、やる気まんまんの生徒が集まってきて、自分たちでいろいろな計画や企画を立てて、実行できる雰囲気があるのです。多くの保護者の方は、そういう、見えないけれども、確からしいものに自分の子供や孫を、託したいのだと思います。

その中で、船出する県立屋代中学を失敗させるわけにはいきません。

さっそく、今年の冬には、模擬試験がありますが、原案では、抽選で280名しか受験できません。(おおざっぱな計画だとおもいます。)それも、6年生まで応募できるのです。少なくても、小5の希望者全員を、何人であろうが受験させるだけの配慮が必要です。6年生の力を見たいというなら、試験会場を分けて、受験させることも大切ではないでしょうか?

来年の本番では、多ければ2000人近くがチャレンジすることもありえます。先行した他の県の様子を調べますと、適性試験を2回施行せざるを得ないケースも想定されます。

一次試験は適性試験のみで3倍の240名程度(同点は合格)にしぼり、二次試験で2回目の適性試験(マグレ防止)と面接を丁寧に行う。くらいの準備が必要だと考えるのは、考えすぎでしょうか?
それだけ、気をつけて、入学審査を行っても、入ってから苦労する子供(学校の方針を理解できないこども)が、でた場合に、どう対応するかまで、考えなければならないことです。

うまく、附属中学に適応できないからと言って、地元の中学に戻らざるをえない場合のケアをどうするか?(そのためにも、屋代附属中学と裏表のシェルターの役割を持つ、県立の笑顔の学校の存在が必要だと考えるのです。笑顔の学校については、あとで説明します。)


屋代高校の校訓は「質実剛健」です。附属中学も、それに準じた考え方で教育されます。

高校の時間割に合わせますから、1校時55分の授業なので、お昼は1時頃になります。中学1年生が、朝ごはんをキチンと食べて登校しないと、お腹が減って大変なことになります。

県立屋代中学の、教育目標は「科学的リテラシー」を身につけることによって、人の心の痛みのわかるリーダーの育成です。自分の得意な分野をどんどん伸ばすことで、自信をつけやがては、社会貢献できる生徒を育てたいという、気持ちが設立の根本にあります。

母体の屋代高校からは、地域のリーダーの役割を任されている人や、専門分野で活躍していらっしゃる先輩がたくさんいます。学校の先生も、県庁の職員も屋代高校出身の方が多く、かつても、これからもそういう部門でも期待されています。

また、諏訪清陵高校と屋代高校は、科学的リテラシーの涵養という意味合いでは、今年話題になったノーベル賞の受賞にかなり近い独特な教育機関かもしれません。

総合的、多角的な物の見方、多様で柔軟な物の捉え方、自分を鍛え、親に感謝して、友達を思いやる心と、ライバルに負けないぞという闘争心。
こういう、まっすぐな気持ちを育ててくれるのが屋代高校なのです。

どうか、小学校での毎日の授業や、早寝早起き朝ごはんと家でのお手伝い、きちんとした生活習慣をしっかり身につけて、県立屋代中学の合格を目指してください。

早いうちから、本当の勉強のしかた(まなびかた)を身につけておくことが、大切なのです。


仮に、屋代中学に合格しなくても、構わないと想います。正しい方法で身につけた学力や思考力、表現力、環境への適応力は、必ずあとから大きく育って自分を助けてくれます。地元の中学で、クラスの先頭に立って活躍できるような、素晴らしいスーパー13歳が、たくさん生まれるのです。

長野県教委のひとつのもくろみでもあるのが、そこです。県立屋代中学の存在に刺激されて、勉強にもその他のことにもプラスのやる気が生まれてくれることを願っているのです。

「正しい学び方」や「豊かな感性を育てること」や「規則正しい生活習慣」や、「親への感謝の気持ち」が生まれるなどの、一家の一体感が持てるようになるには、今回の中学受験は良いチャンスです。


課題5・笑顔で学校に通えるための、大人の仕事は環境づくりという提案


信々会では県立屋代中学が成功して欲しいと願う一方で、不登校の子どもが笑顔で学校に通えるようになる方法を考えています。題して、「笑顔で学校プロジェクトin信州」という活動を月刊誌KURAと教育機関関係者の協力のもとでおこなっています。

力を伸ばす教育計画実施の一方で、学校に笑顔で通えない、不登校などのみなさんも、数多くいます。学校が楽しくないのは、学校の仕組みや成り立ちと地域の支援の方法と保護者のかたのものの考え方や価値観に大きな課題があるのです。

信々会では、長野県教育委委員会がかかげた、不登校を減らすキャンペーン「笑顔で通学」を一歩進めた、「笑顔の学校」設置のプランを持っています。不登校気味の子供たちのシェルターや一時避難所になって、やがては普通の学校に通える力をつけるための学校「長野県立笑顔学校」の設置推進も阿部新知事などに働きかけてゆく予定です。

リーダーをめざすこどもを大切にすることと同様に、学校が楽しくないこどもが学校が楽しくて仕方がないような場所になるような、こどもに自信と適応力をつけるための「笑顔の学校も」必要と考えています。

こういう、二面性の表だけでなく、陽のあたりのよくない部分にも、ゆきとどく教育支援も現在、教育委員会のこども支援課などで、検討されていますから、近い将来「笑顔の学校」が誕生することを願うものです。

笑顔の学校の教育目標は、こどもと先生の笑顔です。県立屋代中学のような「欲張りな目標(笑)=質実剛健文武両道」は立てません。附属屋代中学と正反対のゆったりとした、「笑顔で過ごす学校」というシンプルな県立学校の設置を求める提案です。

毎日決まった時間に笑顔で登校して、基礎的な勉強(教科書)を計画通りに学ぶだけです。(忙しい学校行事とか、先生の出張は、あまりありません)
毎日が決まった時間割で、年間を通すこと。(プールなどでの授業もありません。たとえば体育はラジオ体操とおにごっこだけとか・・教育施設の簡素化の特例も認めていただくことが必要ですが・・)
生活習慣の改善とあいさつの徹底。
お昼寝付きで、気力・体力の回復時間を十分にとったりする配慮。
自分の考えをきちんと表現できること。
親が責任を持って学校に送迎すること。
学校行事の圧縮(給食・運動会・音楽会・全校発表会などの簡素化または、廃止)による、学習時間の確保。
身の回りの片付けとおべんじょ掃除などが当たり前に好きになること。

自分の親やご先祖様、地域の人達や、学校の先生に感謝できるようになること。

そして、学力と表現力をしっかり身につけて、元の学校に戻る、気力、適応力と学力をつけることです。(余計な行事に時間を取られなければ、基礎学力や体力はつけられるはずです。)
もちろん笑顔学校で卒業することも可能です。

先生も、アシスタントティーチャー=若いおにいさんおねえさんや、おぢちゃんおばちゃんが、笑顔で子供たちの話を聞いてくれます。(雇用の促進になります。)もちろん、教員免許を持った専門の先生の指導と監督のもとにです。

学校のテーマは、生きる力の涵養と笑顔で過ごす毎日です。いじめなどは、けっしてゆるされません。わがままでも、いいけれど最低限のマナーは守ってもらいます。

いわゆる読み書き算盤・・大昔の寺子屋のような学校・・人の話をキチンと聞いて、自分の考えを、言葉にしたり文章にできるちから自分のことを認めてもらいながら、人の立場や考えも大切にしてゆく力をつける場所があって良いと思うのです。

現在、各自の小中学校でも支援の先生がいますが、独立した県立笑顔の小中学校が、長野県に12校(地域ごと)くらいできたら、いいなあと考えています。

みなさんは、どう思われますか?今の、学校ってよくばりすぎ・・頑張りすぎていると思われませんか?だったら、単純な考え方のシンプルな公立学校があってもよいはずです。

促進学級だけでなく、先生も生徒も、環境を変えてリフレッシュできるような、統合廃止後の旧校舎の活用も兼ねて、「毎日が楽しく通うことのできる」県立学校の設置計画を、私たちと一緒に、県に働きかけることも、長野県教育の底上げに通じる提案だと思っています。


おわりに

信々会では、こういった会の考え方に賛同して活動を共にしてくださる賛助会員さんを大募集しています。メールでお問い合わせ下さい。

おまけの取って置きの情報

今回の入試ですが、教育委員会の人たちが、いわゆる、私立中学入学試験問題型の適性試験ではなく、判断力、理解力、表現力を見る試験と言っています。(もちろん基礎的な学力は必須です。)模擬試験がありますので、そこではっきりしますが、本番での変更も考えられます。

信々会が各関係方面の適性試験情報を収集したところでは、先行の県にならって、PISA型の適性試験相当の出題が予想されています。(PISA=プログラムフォーインターナショナルスチューデントアセスメント)

会では、PISA型だけでなく、知能検査にあたる田中ビネー式、その他多くの発達検査などの研究も長年にわたりしていますので、お役に立てればさいわいです。

多くの方に、ご賛同を得て、賛助会員になっていただき、お子様の伸びる力をご一緒に伸ばして差し上げられるといいなと考えています。

連絡用メールアドレス  hatogakui@live.jp

お問い合わせご相談などは、メールでお願いします。


その際には必ず、お名前とご連絡先をお願いします。携帯には届かない場合がありますのでドメイン指定か、PCからのメールでお願いします。