今朝の当地は・・・雨です。本日も気温があがる予報で、ここ”数日の暖かさ”で、当店周辺の積雪もイッキに溶けてきております。
最近、、、、夕方5時ごろになっても明るく・・・気がつけば、随分と「日が長くなりました」
自転車乗り全員が待ち遠しい「春」が 確実に近づいてきております事・・・実感します
。
さて、そんな春が待ち遠しい本日は、「違法改造話」を一つ
↑小生の愛車・・・クラインのハンドル廻りです。
フレームは、2002年モデル クアンタムProカーボンです。 カラーはカスタムペイント「インカミング タイド カラー（4万円up特注カラー）」
フレーム価格は、、、当時30万円ほどのアルミ・カーボンバックのフレームです。10年以上前のクラインロードフレームのフラッグシップモデルです。
フレーム単品で約30万円の価格！30万は、今でこそ珍しくありませんが当時は高嶺の花！最高級フレームの価格でした。
既に、その頃からカーボンフレームが台頭する予感がありましたが、正真正銘メイドインUSAのアルミフレームにほれ込んで購入したものです。
その乗り味は、10年以上経った今でも 小生は・・・大好きなフレームです。
クラインも晩年（現在は「クライン」ブランドは廃止）トレックフレームと同じジオメトリーとなり、クライン独自（専売特許）のアルミ素材がトレックへ流用される頃から、その”乗り味”は変わってしまったように感じておりました。（ハッキリ言って・・・レベルが落ちた）
10数年も前のフレームですが・・・その乗り味は、現在トップグレードのカーボンフレームに劣りません！
小生の持論ですが・・・「有能なビルダー（匠）が、精進したアルミフレームはカーボンに負けません」 アルミの弱点！振動吸収も、このフレームはマッタク別物です。
そんな”ほれ込む・入れ込むクライン”ですが、乗る回数が減ってきてしまいました。
理由は・・・9段なんです。
10段がいいのか！？ そんな事はないんです。「1枚のギヤが増える事」は、初老の小生にはそんなに大きなことではありません！
ただ・・・やっぱりコンポも進化しています。1枚増えたギヤが欲しいンじゃないんです。操作感を含め諸々は やはり今のコンポが数段上なんです。
あと、10段スポロケがセットされてるホイールが手元に数多く、、、その中で9段は使いまわしに気を遣います。
そんな理由で違法（？）改造に着手です！
↑9段 77系デュラエース
現在が(11段）9000系デュラですから、4世代前のコンポです。9000デュラに乗ってしまうと・・・
流石に77デュラは・・・10年以上の月日を如実に感じます。
で！一念発起
自ら実験台！そんな理由を大義名分と・・・自分に自分でいい訳し・・・用意したのは「スーパーレコード」（”おごって”しまいました）
このスーパーなレコードに違法改造パーツ（画像中の赤いプーリー）を組み込んでみました。
★この赤プーリのおかげで、11段スーパーレコードが⇒ 77デユラ１０段になります！
①名声高き「カンパの握り」で、シマノトレインを駆動
②9段Rメカをそのまま流用（節約）
③人様から”え！”（インパクト）を求め（カンパレバーでシマノコンポ！？？！）
メーカーからの保証が無くなる違法改造を承知で試してみました。
本来なら・・・エルゴレバー（シマノで言うデュアルコントロールレバー）がカンパなので・・・・ワイヤー類もカンパを使うと組み付けは手っ取り早いンですが・・・
これまた、ココだけの話 ワイヤーは某S社が優位なのは間違いなく・・・
どのみち・・・保証がないのなら！と、某S社ワイヤーを加工して今回組み付けてみました。（コレ（加工）が、結構手間取りました）
↑如何？
スパーレコードの奥には77デユラのフロントブレーキアーチ！違和感が・・・
↑そして！Rメカ（リヤディレーラ）は77デユラ＆10段スポロケ！ ありえない「絵」です。
本当は、９段用チェーンも流用できないか！？と、試してみましたが・・・駄目でした。チェーンは78デュラです。（ワイヤーの”デュラ” わかりますぅ？）
この違法（？）改造、、、、問題なく行けます。（少なくとも、この画像のフレームとの組み合わせは・・・）
スーパーレコード「エルゴパワーレバー」の恩恵で、77セットと比べ ハンドル廻りも、極端に重量がかるくなり快適そのもの！
小生お気に入りのフレームが、ますます「
なかなか」です。（古女房に、2度惚れで。。。ハートマーク2つ！です）