お客様26名の方にご参加いただき、初秋の湯檜曽川沿い渓畔林の自然観察会を行いました。
出発前の集合写真です。
天候はくもり。川の徒渉や水の流れをすぐそばに感じながら湯檜曽川沿いを歩きます。
サワグルミ、キハダ、ヤナギなどを観察しながら、少し早い秋の気配を感じる渓畔林を歩きます。
トチノキがたくさん実を落としています。
ホオノキの種も観察しましたね。
湯檜曽川から対岸の白毛門に突き上げるゼニイレ沢などアバランチ・シュートと呼ばれる雪崩跡を見えました。
新道は、湯檜曽川沿いの道です。何度か徒渉を繰り返します。
鉄の階段をのぼり旧道まで少しずつ高度があがります。今日一番の難所でした。息を整えながら歩きました。
一ノ倉沢出合は、標高差1,000メートル以上。大迫力の一ノ倉沢の大岸壁を正面に望める
最高のロケーションの場所で昼食休憩。今日の一ノ倉沢。残念ながら、全部眺めることはできませんでした。
午後は、旧道(一ノ倉沢道路)をみんなで観察しながら歩きます。
何か説明しているようですね。
近くに秋の花、ヨツバヒヨドリが咲いています。
ヨツバヒヨドリといえばアサギマダラかな。
今回は、水の豊富な谷川岳の自然、明治の遺構である石垣など歴史も堪能しつつ、キノコやミズナラ、トチノキ、ブナ、サルナシやヤマブドウなど豊かな奥利根の自然と植物など、クマの爪痕やサルも近くで見ることができました。みなさん楽しく実りの秋を探すひとときを過ごしました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
湯檜曽以南では、ナラ枯れが深刻な状況です。
次回は、10月12日の伊香保森林公園から雄岳自然観察会でお会いしましょう。