Prolonged Absence

　　　ずいぶん永い間、不在にしてしまいました。

　　　いえ、当然毎日毎日生活は普通に続き、
　　　会社行って帰って、
　　　餌をやって、
　　　フンの処理して、
　　　オリから室内散歩に出し、
　　　室内巡回におきまりの挨拶を受け、
　　　気が向いたら一緒に遊ぶ。

　　　まあ、先月末から今月のＧＷ連休前後の約半月留守にして、
　　　その後もしばらく週末の度に出かけて（泊りがけで）、
　　　その間ちょいとなおざりにしてたのも事実ですが。
　　　留守を守ってくれたみなさん、ありがとうございます。
　　　感謝です。

　　　とりあえずまたぼちぼち始めますか。
　　　またまた毎日更新を目指します。
　　　実はこのところの更新漏れ、遅れは
　　　写真が足らなくなってなんで、
　　　フォトブログの看板をそろそろはずして、
　　　だらだらコメントメインにしようかなとかも考えてます。

　　　本来の目的とちょっと外れるけど…

天空の城への旅

　　　
　　　マチュピチュに行く。
　　　それだけが当初の目的だった。
　　　方法は二つ。
　　　列車に揺られて。高原鉄道なる魅惑的な響きの旅。
　　　もう一つはトレッキング。トレッキング？山歩き？
　　　しかも距離にして40Km以上、最高4000ｍを超える？
　　　高地トレーニングじゃあるまいし。


　　　当然、選んだのは後者。
　　　そう、人生は苦しみが多いほど、楽しみが深いのだ。

　　　でも、この旅はGAPというアウトドアの専門会社のツアーだけあって、
　　　それだけでは済まなかった。
　　　大きく三つの旅を経験することとなった。

　　　一つは南米観光。
　　　チチカカ湖という、富士山より高いところにある、
　　　琵琶湖の12倍以上の大きさの湖（というより海だ）の遊覧。
　　　繊細な織物で有名なタキーレ島、葦だけで浮かんでるというウロス島観光。
　　　湖畔の都市プーノ、そして世界遺産都市クスコ。
　　　ここまでは普通。これだけでも充分楽しい。

　　　二つ目はホームスティ。
　　　チチカカ湖に浮かぶ、電気もガスもないアマンタニ島に住む
　　　現地の人たちの家に一泊させてもらうのだ。
　　　電灯はない。トイレは外。言葉は通じない。（ケチュア語）
　　　港から今晩お世話になるという家まで歩くだけで、
　　　息が切れ、足が上がらない。
　　　空気が薄いのだ。なんせ富士山より高い場所。

　　　三つ目がインカトレイル。
　　　決してマチュピチュ観光ではなく、「インカトレイル」である。
　　　３泊４日の過酷で楽しみに満ちた旅。

　　　私の大好きな「天空の城ラピュタ」にそっくりなマチュピチュへの旅を、
　　　それだけで終わらなかった旅を、ゆっくり振り返りたい。