ケアマネのひとりごと

日々の介護業務でのつれづれ日記

古だぬき

2008年09月07日 | Weblog
どこにでも古くから会社に居座って、口だけうるさいのがいると思う。うちにもいて、自分がいつも正しくて、周りが間違っている。あれって、自分を正当化する技術ってすごいね。別のことにまわしたら、もっといいことできるのに。
たぬき1の話し。
新しい事業所が、落ち着かないし、苦情も多いし、管理者も過労で辞めますっていうすげー混乱している時期に、私は上司命令で手伝いやら、苦情処理やらでもう毎日缶詰になっていた。自分の仕事もしながらだから、毎回大変なわけで、まあ一応頑張っていたわけよ。それをたぬき1が、「なんかあそこって、玄関からきたないんでしょ~?何やってんだろうねえ。見学行ったうちのスタッフから聞いて、一度怒りに行こうかと思ってんのよ。掃除もできないんじゃあねえ」などグズグズと社長の前でいうわけよ。あたしや、管理者への当てつけなのはわかってるんだけど、いい加減あたまにきて、社長、常務、専務などがいる前で、ぶちきれてしまったのさ。「手伝いにも一度も来ないで、スタッフの話だけ鵜呑みにして怒るなんておかしいだろう。仮にも部長なら、自分で見て手伝って、それでも改善しないならおこればいいさ。それで部長はないだろ」そしたらたぬきが逆切れして、「あたし、始業前から来て、畑(施設前で皆でしているやつ)の草むしりしてるんだ!夕方も遅くまで畑仕事してるんだ!!」あんたはケアマネと管理者じゃなくて、畑の管理者でやとわれてんのか?そのとたん、はっと我に返った。ああそうだった。畑が命の人だったんだ。忘れてた。平和だねえ。

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