唄う住職!

歌で仏の教えを説く

歳の瀬いろいろ、コマーシャル撮影、忘年会など・・・

2012-12-24 23:55:20 | 日記
報恩講の行事の後、12月12日にはいつもお付き合いしている石屋 石匠株式会社のコマーシャルの撮影がありました!
二年ほど前から、石匠のコマーシャルに出演させていただいており、長崎NIBとNBCとで善福寺の山門、石碑などを放送されていました。
今回また新たにコマーシャルを作り直すということで、撮影の依頼を受けました!
ものすごく緊張いたしました!



今回は、本堂での撮影でした。
社長と住職が会話をしている設定です

森社長『私はお墓というところは、感謝の心を伝える場所、自分が生かされていることに気付く場所だと思うのです』

住職『私たちは仏や先祖のような見えないおかげさまで生きています。 
   「お」おおらかに、「か」感謝の心で、「げ」元気に過ごし、「さ」ささげる仏に、「ま」まもられてゆく そんな生き方が大切ですね』
といった感じで会話しています。放送は平成25年1月中旬あたりだと言っておられました。




その後は、お葬式が続いたり、他寺院の報恩講や仏教連合会の『花まつり実行委員会』、西福寺でのギター説教、お寺の忘年会などありました!

12月17日 西福寺でのギター弾き語り法話 皆さん大変喜んでいただきなした!



12月17日 夕方より善福寺役員の忘年会 何人か欠席者がいましたけども、カラオケで賑わいました! 
皆さん一年間お寺への御奉仕ありがとうございました!





12月26日はお寺のもちつきをしました!










報恩講H24.12.9

2012-12-24 23:23:01 | 日記


 開山忌報恩講は、興教大師(こうぎょうだいし)、覚鑁上人(かくばんしょうにん)のお命日の法要です。覚鑁上人は嘉保二年 (1059)六月十七日、肥前国藤津荘(現在の佐賀県鹿島市)に誕生されました。八歳の時この世で「仏」が一番尊いことを知り、仏道に入る。十六歳で得度、二十歳の時、高野山に上られた。真言密教の秘奥を極め、高野山を復興し、永治元年(1141)、根来寺を開山し康治二年(1143)の十二月十二日、四十九歳で入滅された。
 懺悔の聖者、密厳尊者と拝され、真言宗中興の祖、興教大師と仰がれています。



 開山忌報恩講では、いつもと違うお経をお唱え致します。経典は『寿量品(じゅりょうぼん)』といい、この経典はお釈迦さまが永遠の仏であることを説き、その経を唱えることで仏をたたえ、仏の教えが深遠広大であることを説いてあります。
 真言宗智山派でのお経の読み方は非常に特殊で、冬の寒さを吹き飛ばすような甲高い声で張り上げて唱えます。


法要後は、佐賀県武雄市高野寺の副住職 江頭紫晄僧正の法話でした


 高野寺副住職の江頭紫晄僧正は尼僧さんです。これまでいろんな布教師さんが来られましたけども、尼僧さんが来たのは初めてのことです。お檀家の皆さんも興味津々で、聞いておられました。お話の内容は、自分が僧の道に入ったきっかけや、修行での苦労話、そんな中で、がまんをし過ぎることで起こる『ストレス』などの話、その時に無理をしないで、呼吸を整えることで心を落ち着かせる、何でも早めに取り組むことなどを教えられました。
 そして、私たちにとって『いのち』が一番大事というとを言われました。
 最後にお大師さまの言葉を紹介いたします。

 『心暗き時すなわち遇(あ)うところことごとく禍(か)なり 眼(まなこ)明(あき)らかなる時 これ途(みち)に触(ふ)れて皆宝なり』

 
 私たちが今を生きる中で、心が不安定の状態、イライラしている時は何をやっても過ちにしかならない、しかし、心の眼がしっかりしている時は物事を正しく判断できるとお大師さまは言われています。私がこうして話していることも、皆さん方の眼がしっかりと私に向いていなければ宝にはならないということです。今日の皆さんの目、白内障、緑内障ありますでしょうが、どうか心の眼だけはしっかりとみ開いて下さい。
 でも皆さんこうして聞いていてもすぐ忘れると思います。それでもいいのです。「忘れる」と言うことも人間の能力の一つです。人間のいやみごとや苦しみ悲しみ、腹が立ったことなどずっと覚えていたら私たちは生きてはおられません。「忘れる」と言うことも仏さまからいただいた智慧ではないでしょうか。




ご奉仕ありがとうございました!2

2012-12-12 22:38:12 | 日記
12月7日 報恩講(寺行事)大掃除をしました! 
いつも奉仕作業の時は、多くの方に集まって作業や大掃除をして頂き、皆様方のそのお心に感謝いたします。



作業の終わった後は、みんなで善福寺お手製のぜんざいをおいしく食べました。
お陰さまできれいな状態で報恩講の行事を迎えることが出来ました。
皆さん本当にお疲れ様でした。



善福寺紅葉

2012-12-03 12:30:34 | 日記
遅ればせながら、当山のもみじと銀杏が色づきました





当山のもみじちょっと色づきが悪く、えんじ色、赤、オレンジ、黄緑とまばらです・・・でもそれはそれでそれなりにきれいでした!



当山の大銀杏・・・もうかなり散り始めています



一枚の葉に、まばらにいろんな色がついている不思議な色つき・・・・